ルイス・フォアルイス・ファウア、Louis Faurer、Louis Fourer、1916年8月28日-2001年3月2日)は、ポーランド系のアメリカ写真家。主としてファッション写真、ストリート写真の分野で活躍する。いわゆる「New York School」の代表的写真家とされている。[1]

フォアはフィラデルフィアでで生まれた。[2]

1930年代には写真を始め、FSAプロジェクトに影響を受ける。1947年にはニューヨーク、マンハッタンに移り、暗室スタジオを共有したロバート・フランクや、ウォーカー・エバンスに出会った[3]アレクセイ・ブロドヴィッチリリアン・バスマンのアシスタントも務めている(ハーパース・バザー)。

彼はその後、フリーの写真家となった。ハーパース・バザー、ライフ、ヴォーグ、フレア(Flair)などの多くの雑誌で活躍する。

1970年代末には再評価を受ける。晩年には、イエール大学などで写真を教えた。

フォアは、21世紀まで生き、2001年にニューヨークで死去した。


海外の展覧会 編集

  • 2002年の回顧展(Museum of Fine Arts, Houston, Texas)

参考文献 編集

  • Photographers A-Z, Hans-Michael Koetzle, Taschen, 2011, 978-3-865-1109-4(116ページ)

書籍/雑誌 編集

  • 雑誌『deja-vu (写真)』第16号・特集「ルイス・フォア/写真と猥褻」(1994年5月)
    • ルイス・フォア──黄昏の光とともに
      • 笠原美智子:再発見されたプライヴェート・ヴィジョン
      • ロバート・フランクからのメッセージ
      • ジェーン・リヴィングストン:ニューヨーク派の中のルイス・フォア
      • 中川政昭:写真術のためのテキストブック
      • ナン・ゴールディン:ストリート・シーンが語るもの

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集