ルネ・ファゼル(René Fasel 1950年2月6日 - )は、スイスフリブール出身のアイスホッケー選手。1994年から国際アイスホッケー連盟会長を務めている。

メドヴェージェフロシア大統領(左)とルネ・ファゼル(右)

選手として、1960年にスイスリーグでキャリアを開始、1972年にレフェリーとなった[1]。1982年までに国際レフェリーとして37試合の審判も行った[2]。1985年にスイスアイスホッケー連盟会長、1994年に国際アイスホッケー連盟会長に就任した。1995年からは国際オリンピック委員会委員も務めている[1]。彼は国際アイスホッケー連盟とNHLとの関係強化を図り、1995年3月、1998年の長野オリンピックNHL選手を出場させることに成功した[2][3]。2008年に4選を果たしており[4]現在の任期は2012年までとなっている[2]

フリブール大学ベルン大学で学び1977年に博士号を取得している。1997年にはIOCより、オリンピック選手へ歯の治療についての学習を委託された[2]

脚注 編集

  1. ^ a b Mr René FASEL”. 国際オリンピック委員会. 2011年8月20日閲覧。
  2. ^ a b c d IIHF Council”. 国際アイスホッケー連盟. 2011年8月20日閲覧。
  3. ^ HOCKEY: The N.H.L.'s Olympic Gamble; Stars' Participation in Nagano Could Raise Sport's Profile”. ニューヨーク・タイムズ (1997年9月16日). 2011年8月20日閲覧。
  4. ^ FASEL UNOPPOSED FOR RE-ELECTION AS IIHF PRESIDENT”. tsn.ca (2008年4月30日). 2011年8月20日閲覧。

関連項目 編集

  • 冨田正一 - 彼のもとで国際アイスホッケー連盟副会長を1994年から務めている。

外部リンク 編集