ルヒ・サルアルプ(Ruhi Sarıalp、1924年12月15日 - 2001年3月3日)は、トルコの陸上競技選手。1940年代から1950年代にかけて活躍した三段跳の選手。1948年ロンドンオリンピックの銅メダリストである。トルコ西部エーゲ海地方マニサ県出身。

獲得メダル
トルコの旗 トルコ
陸上競技
オリンピック
1948 ロンドン 男子 三段跳
ヨーロッパ陸上選手権
1950 ブリュッセル 男子 三段跳

経歴 編集

サルアルプは、コンヤにあった兵学校在学中から陸上競技をはじめ、1945年には、三段跳のトルコ記録を更新した。1948年のロンドンオリンピックでは、15m02で、スウェーデンアルネ・オーマンオーストラリアジョージ・アベリーに次いで銅メダルを獲得。トルコにオリンピックの陸上競技で初めてのメダルをもたらした。さらに2年後には、ヨーロッパ選手権でも銅メダルを獲得している。また、1951年と、1952年には軍人世界陸上選手権連覇も果たしている。

サルアルプは、現役引退後、イスタンブール工科大学商船学部で体育の講師となる。同大学にある体育館には、サルアルプの名が冠せられている。

主な実績 編集

大会 場所 種目 結果 記録
1948 オリンピック ロンドン(イギリス) 三段跳 3位 15m02
1950 ヨーロッパ陸上選手権 ブリュッセル(ベルギー) 三段跳 3位 14m53

外部リンク 編集