レノヴァ・グループロシア語: Ренова、英語:Renova Group)はロシアの新興財閥(オリガルヒ)ヴィクトル・ヴェクセリベルクが所有するロシアの複合企業(コングロマリット)である。1990年、ヴェクセリベルクとアメリカの実業家レオナルド・ブラヴァトニクによって設立された。(現在は、ヴェクセリベルクが単独で所有していると見られている。)

1996年、傘下のイルクーツク・アルミニウム工場とウラル・アルミニウム工場を合併させ、シベリア・ウラル・アルミニウム(SUAL)を設立した。その後も、買収を進めロシアで二番目のアルミニウム会社となった。2006年、SUALは、オレグ・デリパスカルサールとスイスの商社グレンコアのアルミニウム部門と経営統合した。新会社の持ち株比率はルサールが66%、SUALが22%、グレンコアが12%。

レノヴァ・グループは、英露の合弁石油企業TNK-BPの株式12.5%を所有している(残りはアクセス・インダストリーズが12.5%、アルファ・グループが25%、BPが50%)。

またレノヴァ・グループは、金融、建設、インフラ、通信、小売など多数の企業を傘下に収めている。

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