レンジャー作戦

アメリカ合衆国が行った第4次の核実験シリーズ

レンジャー作戦アメリカ合衆国が行った第4次の核実験シリーズである。本実験は、ネバダ核実験場で初めての核実験シリーズとして1951年に実施された。全ての実験はB-50爆撃機から投下される形で空中で行われた。

レンジャー作戦フォックス核実験

本作戦の主な目的は、貴重な核物質の使用量を削減した"第2世代"の核兵器を実用化することにあった。なお本作戦は、”ファウスト作戦”の下に立案されたものである。

本作戦はサンドストーン作戦に続くものであり、本作戦の後にはグリーンハウス作戦が実施されている。

レンジャー作戦で行われた核実験
実験名 実施日(GMT 実施場所 核出力 備考
エーブル(Able) 1951年1月27日 13:45 ネバダ核実験場 0.5キロトン 臨界量の検証を行った実験
ベーカー1(Baker-1) 1951年1月28日 13:52 ネバダ核実験場 8キロトン
イージー(Easy) 1951年2月1日 13:47 ネバダ核実験場 1キロトン
ベーカー2(Baker-2) 1951年2月2日 13:49 ネバダ核実験場 8キロトン
フォックス(Fox) 1951年2月6日 13:47 ネバダ核実験場 22キロトン

関連項目 編集