レーン級給油艦Betriebsstofftransporter RHÖN-Klasse)もしくは704型給油艦Betriebsstofftransporter 704 Klasse)とは、西ドイツ海軍ならびに統一ドイツ海軍(以下ドイツ海軍)の給油艦。2隻が建造された。艦番号・就役日時が共に2番艦シュペッサルトの方が早いことからシュペッサルト級、給油艦ではなく補給艦とされることもあるが、公称はレーン級給油艦である。

レーン級給油艦
A1443 レーン
A1443 レーン
基本情報
種別 給油艦
次級 ベルリン級補給艦
要目
満載排水量 14,169 t
全長 130 m
最大幅 19 m
吃水 88 m
主機 ディーゼルエンジン×1基
推進器 スクリュープロペラ×1軸
電力 5,800 kW
速力 最大16ノット
乗員 42人(民間人)
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元は、デンマークの船会社がリベリア船籍として建造したタンカー「Okene(レーン)」と「Okapi(シュペッサルト)」であり、それをドイツ海軍が購入した物である。艦名はドイツの山地に由来する。

2009年3月29日アタランタ作戦に参加中の「シュペッサルト」が、商船と誤認したソマリア沖の海賊に襲撃されるという事件が発生している[1]

艦番号 艦名 コールサイン 就役 母港
A1443 レーン
Rhön
DRKM 1977年
9月23日
ヴィルヘルムスハーフェン
A1442 シュペッサルト
Spessart
DRKN 1977年
9月5日
キール

関連項目 編集

同時期の諸外国海軍の補給艦

外部リンク 編集