ロビンソン R66

ロビンソン R66

ロビンソン R66

ロビンソン R66英語: Robinson R66)とは、アメリカ合衆国ロビンソン・ヘリコプターが開発したヘリコプター。初飛行は2007年11月7日。FAAの型式証明は2010年に取得した[1]。2012年までに300機以上が生産されている[2]

概要 編集

ロビンソン・ヘリコプターが開発したR22及びR44に続くヘリコプターであり、シリーズとしてこれまでのレシプロエンジンと異なり、初めてターボシャフトエンジンを搭載した機体である。一見するとR44と大きな差は無いが、キャビンは5人乗りと拡大され、貨物スペースも有している。ローターシステムなどは基本的に他のロビンソン機と同様で、ロールス・ロイス製のターボシャフトエンジンは胴体後部に取り付けられている。このRR300エンジンは、R66で初めて採用された。

R66の生産開始後もR22及びR44の生産は継続される[3]

要目 編集

  • 全高:3.48m
  • 全長:11.66 m
  • ローター直径:10.06 m
  • 自重:581 kg
  • エンジン:ロールス・ロイス RR300 ターボシャフトエンジン(300軸馬力)
  • 最大速度:259 km/h
  • 航続距離:601 km

脚注 編集

  1. ^ AIN Online
  2. ^ Huber, Mark (2013年1月10日). “Robinson Helicopter Excels in 2012, Sees Bright 2013”. Aviation International News. http://www.ainonline.com/aviation-news/ainalerts/2013-01-10/robinson-helicopter-excels-2012-sees-bright-2013 2013年4月13日閲覧。. 
  3. ^ Goyer, Robert (2009年6月7日). “R66 Robinson Approaches | Flying Magazine”. Flyingmag.com. 2013年2月7日閲覧。

外部リンク 編集