ロボショット (ROBOSHOT) は、ファナックが製造・販売する、電動射出成形機である[1]。最新機種はα-SiAシリーズである。

主にレンズや医療品の精密成形に用いられている。

特徴 編集

  • 基幹部品であるCNCサーボモータ、アンプが内製化されており、ファナックの最先端のサーボ技術が応用されている。
  • 型締力15トンから300トンまでの7機種をラインナップしている[2]。型締力450トンのα-S450iAも発表されている[3]
  • 精密成形を得意としている。
  • 同社製の産業用ロボットとの連携機能により、成形品の自動検査・自動整列を比較的容易に行える。
  • 同社の第二射出装置を搭載することで、多材成形にも対応可能[4]
  • Preferred Networksと共同開発した「AIバックフローモニタ」機能により、逆流防止弁の予防保全が可能としている[5]

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ "FANUC ROBOSHOT α-SiA series - ファナック株式会社". 2018年3月4日閲覧。
  2. ^ "ロボショット α-SiAシリーズ - ファナック", 2018年3月4日
  3. ^ "IPF Japan 2017開催、電動射出成形機を支える機械要素・潤滑・表面改質技術 - mst", 2018年3月6日閲覧
  4. ^ "進化するファナック―FA絶対王者へ(下)システム・機械両面から革新 - 日刊工業新聞", 2018年3月4日閲覧
  5. ^ "射出成形機にAI搭載、ファナックが深層学習技術で予防保全 - MONOist", 2018年3月4日閲覧

関連項目 編集