ロンドン・カウンティ・ホール

ロンドン・カウンティ・ホール(London County Hall)は、ロンドンランベスにある建築物。単にカウンティ・ホール(County Hall)とも。

グレーター・ロンドン・カウンシル(大ロンドン議会)庁舎であったが、現在は日本の白山殖産が所有し商業利用されている。

概要 編集

ウェストミンスター橋東詰のテムズ川南岸に位置しており、ロンドン・アイウォータールー駅に隣接している。

1922年にロンドン・カウンティ・カウンシル庁舎として建設された。その後もグレーター・ロンドン・カウンシル(大ロンドン議会)の庁舎として使われていたが、1986年に同議会は廃止され、1993年にはリバーサイド・ビルディングは白山殖産に売却され、現在はシー・ライフ・ロンドン・アクアリウム(ロンドン水族館)などの商業施設として利用されている。サーチ・ギャラリー(2003年-2005年)、ダリ・ユニバース(2000年-2010年)も一時期入居していた。

建物の構成 編集

川岸に建つリバーサイド・ビルディングに加えて、4つの別棟により構成されている[1]

  • リバーサイド・ビルディング
1913年建設開始、1939年竣工。1993年に白山殖産に売却。
  • サウス・ブロック(南館)
  • ノース・ブロック(北館)
1936~1939年に建設。1950年代と1960年代に拡張。
  • アイランド・ブロック(別館)
1970~1974年に建設。
  • アディントン・ストリート・アネックス(アディントン通り別館)
1960年に建設。

出典等 編集

  1. ^ http://www.official-documents.gov.uk/document/hc9495/hc03/0314/0314.pdf

外部リンク 編集

座標: 北緯51度30分7秒 西経0度7分8秒 / 北緯51.50194度 西経0.11889度 / 51.50194; -0.11889