ムアンローイエット郡

ローイエットから転送)

座標: 北緯16度3分12秒 東経103度39分12秒 / 北緯16.05333度 東経103.65333度 / 16.05333; 103.65333

ムアンローイエット郡(ムアンローイエットぐん)はタイ東北部・ローイエット県の郡(アムプー)。同県の県庁所在地(ムアン)でもある。

ムアンローイエット郡
位置画像
ムアンローイエット郡の位置
情報
タイ語名 อำเภอเมืองร้อยเอ็ด
ローイエット県
地理番号 4501
郵便番号 45000
統計
面積 493.6 km2
人口 153,567 人 (2005年)
人口密度 124.9 人/km2
行政
テンプレートを表示

名称 編集

ローイエットはかつて11の衛星都市(ムアン)とそれに続く11の門があった。このため、101(10と1という意味、じゅういち)の街と書かれた、これが元になってローイエット(101、ひゃくいち)の街と呼ばれるようになった。

歴史 編集

ローイエットは古くサケートナコーン王国が存在し、11の衛星都市を持った都市として機能した。しかし、その後衰退し、ローイエットは廃墟となった。

1713年、チャムパーサックの王、ソイシースントーンプッターンクーンは、チャオ・ケーオモンコンに移住者を引き連れさせバーントゥン(現在のスワンナプーム郡)に移住させた。その後、チャオ・ケーオモンコンは3人の子供を残すが、この息子、チャオ・ムートがバーントゥンの国主に、またその後、弟のチャオ・トンが国主になり、バーントゥンはアユタヤ王朝の属国となった。1772年トンブリー王朝タークシンの命でバーントゥンからムアン・シープーム(スワンナプーム郡)に街が移動、その後、1775年、タークシン王はチャオ・トンをプラヤー・カッティヤウォンサーの官位に昇格させローイエットの国主とし、その弟、ターオ・オをプラヤー・ラッタナウォンサーの官位につけた。

1908年、ローイエットは郡となった。1913年、それまで公的にはパチムローイエット郡と呼ばれていたが、ムアンローイエット郡と改称された[1]

地理 編集

チー川の支流の形成した平地にあり、郡内の主な水源も、同河川の水系の河川である。

国道23号線が東西に通っており、東にヤソートーン方面、西にマハーサーラカーム方面とつながっている。国道が北に向かって延びておりカーラシン方面とつながっている。国道2044号線が東北に延びておりポーントーン方面と、国道2043号線が東南に延びておりパノムプライ方面と、国道215号線が南南東に延びておりスワンナプーム方面と、国道214号線が南南西に延びておりカセートウィサイ方面と、国道2045号線が南西に延びておりパユッカプームピサイ方面に延びている。

経済 編集

郡の主な産業は農業で、コメ、タバコ、魚などが生産されている。

行政区分 編集

郡は15のタムボンに分かれ、さらにその下位に195の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。

また郡内には14のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。以下のリストで欠番のタムボンは市から分離してチャンハーン郡シーソムデット郡となった郡である。

  1. タムボン・ナイムアン・・・ตำบลในเมือง
  2. タムボン・ロープムアン・・・ตำบลรอบเมือง
  3. タムボン・ヌアムアン・・・ตำบลเหนือเมือง
  4. タムボン・コーンケン・・・ตำบลขอนแก่น
  5. タムボン・ナーポー・・・ตำบลนาโพธิ์
  6. タムボン・サアートソムブーン・・・ตำบลสะอาดสมบูรณ์
  1. タムボン・シーケーオ・・・ตำบลสีแก้ว
  2. タムボン・ポーパーン・・・ตำบลปอภาร
  3. タムボン・ノーンラン・・・ตำบลโนนรัง
  1. タムボン・ノーンケーオ・・・ตำบลหนองแก้ว
  2. タムボン・ノーンウェーン・・・ตำบลหนองแวง
  1. タムボン・ドンラーン・・・ตำบลดงลาน
  1. タムボン・ケーンヤイ・・・ตำบลแคนใหญ่
  2. タムボン・ノーンターン・・・ตำบลโนนตาล
  3. タムボン・ムアントーン・・・ตำบลเมืองทอง

脚注 編集

外部リンク 編集