ワット・プラシン (Wat Phra Singh、ワット・プラシン=ウォーラマハーウィハーン、Wat Phra Singh Woramahaviharn) は、タイ王国チエンマイにある寺院である。1345年ないし1346年にラーンナーパーユーが、父の骨を埋葬するために建立したとされ、当初はワット・リーチエンプラ (タイ語: วัดลีเชียงพระ) と呼ばれたが、後にシヒン仏(獅子仏という意味)を祭るようになり、ワット・プラシン(獅子の寺)と呼ばれるようになった[1]

วัดพระสิงห์ วรมหาวิหาร
経蔵(ホートライ)
経蔵(ホートライ)
経蔵(ホートライ)
所在地 チエンマイ県
チエンマイ市
格付け 第一級ウォーラマハーウィハーン
宗旨 マハーニカーイ

この寺院で有名なものは、ケーオ王が建設したホートライ (Ho Trai) と呼ばれる半分がコンクリートで半分が木造の経蔵である。ただし、現存のホートライは1924年頃、時のチエンマイ王ケーオナワラットが再建させたものである[2]。ほかに、タイ芸術家のシン・ピーラシーをして感嘆せしめた壁画がある。

十二支仏塔 編集

プラタート・プラシンないしシヒン仏はプラタート・プラチャムピークートの1つであり、辰年生まれの人が巡礼に訪れるべき場所とされる。巡礼においては以下の経文を唱えることが推奨される。

タイ語: อิติปะวะระสิหิงโต อุตตะมะยะโสปิ เตโช ยัตถะ กัตถะ จิตโตโส สักกาโร อุปาโท สะกาละพุทธะ สาละธัง โชตะยันโตวะ ทีโป สุระนะเรหิ มะหิโต ธะระมาโนยะพุทโธติ นะมามิ สิหิงคะพิมพัง สุวัณณาภิรัมมัง ลังกาชาตัง โสภาภิโสภัง สะราภิกันตัง นะมามิหัง
イティパワラシヒントー・ウッタマヤソーピ・テーチョー・ヤッタ・カッタ・チットーソー・サッカロー・ウパートー・サカーラプッタ・サーラタン・チョータヤントーワ・ティーポー・スラナレーヒ・マヒトー・タラマノーヤプットーティ・ナマーミ・シヒンカピムパン・スワンナーピラムマン・ランカーチャータン・ソーパーピソーパン・サラーピカンタン・ナマーミハン

外部リンク 編集

脚注 編集

  1. ^ The Chiang Mai Chronicle 2nd Edition, trans. David K. Wyatt and Aroonrut Wichienkeeo, Chinag Mai: Silkworm Books, 1998, p.65 ISBN 9747100622
  2. ^ สุดารา สุจฉายา, บรรณาธิการ เชียงใหม่, กรุงเทพฯ: สารคดี, 2543, p.295 ISBN 9748211533

座標: 北緯18度47分19.5秒 東経98度58分52.37秒 / 北緯18.788750度 東経98.9812139度 / 18.788750; 98.9812139