ヨーロッパオープン・プラハ

ヨーロッパオープン・プラハ(Europian Open Prague)チェコの国際柔道大会

来歴 編集

2009年よりIJFワールド柔道ツアーの一環として、グランドスラムグランプリなどに次ぐ位置付けとなったワールドカップのうちの1大会。なお、今大会は世界ランキング対象大会であるが、国際柔道連盟主催ではなく大陸連盟主催の大会であるため、ワールド柔道ツアーには含まれない[1]。年度によって男女交互に開催される[2]。以前は「チェコ国際柔道大会」と呼ばれていた。2009年から「ワールドカップ・プラハ」という名称になったが、2013年には「ヨーロッパオープン・プラハ」という名称に変更された[3]

名称の変遷 編集

チェコ国際柔道大会( -2008)
ワールドカップ・プラハ World Cup Prague(2009-2012)
ヨーロッパオープン・プラハ Europian Open Prague(2013- )

優勝者 編集

男子 編集

60 kg級 66 kg級 73 kg級 81 kg級 90 kg級 100 kg級 100 kg超級
2010年  エリオ・ヴェルデ  アルメン・ナザリアン  方貴満  金宰範  ヴァルラーム・リパルテリアニ  ヤウヘン・ビアドリン  スタニスラフ・ボンダレンコ
2012年  崔光賢  ラシャ・シャフダトゥアシビリ  フローレン・ウラニ  ヤヒョー・イマモフ  西山大希  ルカシュ・クルパレク  オル・サッソーン
2014年  アイベク・イマシェフ  エリオ・ヴェルデ  ソシン・カツミ  スルジャン・ムルバリエビッチ  ムラート・ガシエフ  トマ・ニキフォロフ  ルカシュ・クルパレク
2016年  パベル・ペトリコフ  アンドラジ・エレブ  ゲオルギオス・アゾイディス  マッテオ・マルコンチーニ  ママダリ・メフディエフ  ルカシュ・クルパレク  ダニエル・ナテア
2018年  ヴァンサン・リマール  高藤直寿  アウグスト・メローニ  ドリン・ゴトノアガ  ヤホール・バラパエウ  ミキータ・スビリド  ジャバド・マハジョーブ
2021年  エミエル・ヤリンフ  ルシアン・ボルス=ドゥミトレスク  アドリアン・スルカ  トート・ベネデク  サフラニ・ペーテル  オハト・ザラン  ルカシュ・クルパレク
2022年   リカルド・ベルヌ   ルダ・スドゥキ   マルク・フリストフ   モハブ・エルナハス   イバイロ・イバノフ   ジョルジ・フォンセカ   ウトキルベク・トゥロボエフ
2023年   ウェンド=ヤム・ブダ=ロマリク   サムエル・ホール   バイサングル・バガエフ   ジアコモ・ガンバ   スチュアート・マクワット   アレクサンドル・イディル   エフヘニー・バリエフスキー

女子 編集

48 kg級 52 kg級 57 kg級 63 kg級 70 kg級 78 kg級 78 kg超級
2009年  伊部尚子  ナタリア・クジュティナ  ヘドヴィグ・カラカス  谷本歩実  セシリア・ブランコ  エステール・サン・ミゲル  ルツィヤ・ポラウデル
2011年  アナ・オルミーゴ  何紅梅  サラ・ロコ  徐玉華  マリー・パスケ  プレブジャルガル・ルハムデグド  秦茜
2013年  ヴァレンティーナ・モスカット  ギリ・コーヘン  シンディ・ユベル  マエル・ディシンティオ  マリア・ベルナベウ=アボモ  キャサリン・ロベルジ  エミリ・アンデオル
2015年  鄭普涇  馬英楠  連珍羚  マルタ・ラバジナ  ファニー=エステル・ポスビト  ジェマ・ギボンズ  カタジナ・フルマネク
2017年  ダリア・ビロディド  ジェシカ・ペレイラ  アナ・ボロウスカ  サンネ・フェルメール  ナターシャ・アウスマ  サマンタ・ソアレス  マリナ・スルツカヤ
2019年  ブランディーヌ・ポン  ルハグバスレン・ソソルバラム  アルレタ・ポドラク  楊俊霞  ジェマ・ハウエル  ナターシャ・アウスマ  王彦
2021年  モニカ・ウングレアヌ  アンバー・リュール  プレウニ・コルネリセ  ヘケ・ファンデンバーグ  ララ・ツヴェトコ  レネー・ファンハルセラール  ヘレナ・ブクビッチ
2022年   ミレイア・ラプエルタ・コマス   アニカ・ヴェルフェル   パウリネ・シュタルケ   カタリナ・ヘッカー   アンア・ポガツニク   アンナ・モンタ・オレク   レネー・ルヒト
2023年   ラクエル・ブリト   アニャ・シュタンガル   オペリ・ベッロッツィ   テア・ティントル   マルゴー・ピノ   ファニー=エステル・ポスビト   レア・フォンテーヌ

脚注 編集

外部リンク 編集