ワールド・グランプリ (ダーツ)

ワールド・グランプリ (BoyleSports World Grand Prix) は、プロフェッショナル・ダーツ・コーポレイション (PDC) が開催するダーツのトーナメントである。

World Grand Prix
概要
開催国 イングランドの旗 イングランド
開催地 レスター
会場 モーニングサイド・アリーナ
初開催 1998年
主催団体 PDC
大会種別 Premier (Sky Sports)
テレビ イギリスの旗 Sky Sports
インターネット DAZN
使用ボード unicorn ECLIPSE PRO
形式 セット,
"ダブルイン、ダブルアウト"
賞金総額 £600,000 (2023)
開催月 10月
ナイン・ダート・フィニッシュ
有-TV放送 北アイルランドの旗 ブレンダン・ドーラン (2011)
イングランドの旗 ジェームズ・ウェイド (2014)
スコットランドの旗 ロバート・ソーントン (2014)
現在のチャンピオン
イングランドの旗 ルーク・ハンフリーズ (2023)

ダーツの全メジャー・トーナメントの中で、唯一ダブル・イン (double in) をルールとして採用しているイヴェントであり、2001年から、このルールと同じ発音[dʌblɪn]となるアイルランドの首都ダブリン (Dublin) で開催されていたが、2021年からレスターモーニングサイド・アリーナで開催されている。

PDC オーダー・オヴ・メリットと賞金 編集

このトーナメントは、獲得した賞金額に基づくPDCのワールド・ランキング・システムであるPDC オーダー・オヴ・メリットに反映されるSky Sportsのプレミア・イヴェントである。

現在、賞金総額は、全てのダーツ・イヴェント中、5番目であるが、プレミア・リーグ・ダーツはPDC オーダー・オヴ・メリットに反映されないため、PDC オーダー・オヴ・メリットへの寄与は、単独で4番目に大きい。 また、Sky Sportsのプレミア・イヴェントには、全て個々にナイン・ダート・フィニッシュの賞金£5,000が設定されている。 達成したプレイヤーがいなければ、次に行われるSky Sportsのプレミア・イヴェントに加えられ、達成されるまで消失することなく積み立て続けられる[1]

このトーナメントの賞金は、以下の通りとなっている[2][3]

優勝 準優勝 準決勝 準々決勝 ラスト
12
ラスト
16
ラスト
32 (*24)
ハイエスト・
チェクアウト
9ダーター 実総額[4] 公称総額
1998 £9,000 £5,000 £3,000 £2,000 - £1,250 - 不明 - £38,000 -
1999 £9,000 £5,000 £3,000 £2,000 £1,500 £1,000 - 不明 - £38,000 -
2000 IEP15,000 IEP7,500 IEP4,350 IEP3,000 - IEP1,850 *IEP1,500 不明 - IEP70,000 -
2001 IEP15,000 IEP7,500 IEP4,350 IEP3,000 - IEP1,850 IEP1,250 不明 - IEP78,000 -
2002 £14,000 £7,000 £4,000 £2,250 - £1,500 £1,250 不明 - £70,000 -
2003 £15,000 £7,500 £4,750 £2,500 - £1,750 £1,250 不明 - £76,000 -
2004 £20,000 £10,000 £6,000 £4,000 - £2,250 £1,500 £3,000 - £103,000 -
2005 £20,000 £10,000 £6,000 £4,000 - £2,250 £1,500 不明 - £100,000 -
2006 £25,000 £12,500 £8,250 £6,000 - £3,000 £1,750 不明 - £130,000 -
2007 £50,000 £20,000 £10,000 £7,500 - £5,000 £2,500 不明 - £200,000 [5]£200,000
2008 £50,000 £25,000 £14,500 £10,000 - £6,750 £3,250 不明 - £250,000 [6]£250,000
2009 £100,000 £40,000 £20,000 £12,500 - £7,000 £4,000 不明 - £350,000 [7]£350,000
2010 £100,000 £40,000 £20,000 £12,500 - £7,000 £4,000 不明 - £350,000 [8]£350,000
2011 £100,000 £40,000 £20,000 £12,500 - £7,000 £4,000 不明 £5,000 £355,000 [9]£350,000
2012 £100,000 £40,000 £20,000 £12,500 - £7,000 £4,000 不明 - £350,000 £350,000
2013 £100,000 £40,000 £20,000 £12,500 - £7,000 £4,000 不明 - £350,000 £350,000
2014 £100,000 £45,000 £23,500 £15,000 - £8,500 £5,000 不明 £5,000 x 2 £410,000 £400,000
2015 £100,000 £45,000 £23,500 £15,000 - £8,500 £5,000 不明 - £400,000 £400,000
2016 £100,000 £45,000 £23,500 £15,000 - £8,500 £5,000 不明 - £400,000 £400,000
2017 £100,000 £45,000 £23,500 £15,000 - £8,500 £5,000 不明 - £400,000 £400,000
2018 £100,000 £45,000 £23,500 £15,000 - £8,500 £5,000 不明 - £400,000 £400,000
2019 £110,000 £50,000 £25,000 £16,000 - £10,000 £6,000 不明 - £450,000 £450,000
2020 £110,000 £50,000 £25,000 £16,000 - £10,000 £6,000 不明 - £450,000 £450,000
2021 £110,000 £50,000 £25,000 £16,000 - £10,000 £6,000 不明 - £450,000 £450,000
2022 £120,000 £60,000 £40,000 £25,000 - £15,000 £7,500 不明 - £600,000 £600,000
2023 £120,000 £60,000 £40,000 £25,000 - £15,000 £7,500 不明 - £600,000 £600,000

なお、この賞金額は、WDF/BDOの賞金額が最も多いイヴェントであるBDO ワールド・プロフェッショナル・ダーツ・チャンピオンシップス (レイクサイド) の実際に払われた賞金額も、BDOによる公称額[10]も、超えている。

2020年における他のトーナメントとの賞金額の比較は、次の通りである[11][12][1]

団体 大会 公称総額 実総額[13] 優勝 準優勝 準決勝 準々決勝 ラスト
16
ラスト
32
9ダーター ハイエスト・
チェクアウト
2020 PDC ワールド・グランプリ £450,000 未定  £110,000 £50,000 £25,000 £16,000 £10,000 £6,000 未定  未定
2020 PDC ワールド・マッチプレイ £700,000 未定  £150,000 £70,000 £25,000 £15,000 £7,500 £5,000 未定  未定
2020 WDF
(BDO)
レイクサイド (メンズ) £153,500 £127,000 £100,000 £30,000 £11,000 £6,000 £4,250 £3,000 - 不明  
レイクサイド (ウィメンズ) £26,500 £10,000 £2,000 £1,000 £500 - -

日程・会場・放送など 編集

日程、会場、タイトル・スポンサー、テレビ放送などの情報は、以下の通りである[2][3]

開始日 終了日 開催日数 会場 スポンサー 使用ボード テレビ放送
1998 10/14 (水) 10/18 (日) 5 ザ・カジノ・ルームズ (ケント州ロチェスター) Paddy Power 不明 Sky Sports
1999 10/20 (水) 10/14 (日) 5 ザ・カジノ・ルームズ (ケント州ロチェスター) Paddy Power 不明 Sky Sports
2000 10/25 (水) 10/29 (日) 5 クロースビー・シーダーズ・ホテル (ウェックスフォード県ラスレア) Paddy Power 不明 Sky Sports
2001 10/24 (水) 10/28 (日) 5 シティウェスト・ホテル (ダブリン) Paddy Power unicorn DIAMOND Sky Sports
2002 10/22 (火) 10/27 (日) 6 シティウェスト・ホテル (ダブリン) Paddy Power 不明 Sky Sports
2003 10/20 (月) 10/26 (日) 7 シティウェスト・ホテル (ダブリン) Paddy Power 不明 Sky Sports
2004 10/18 (月) 10/24 (日) 7 シティウェスト・ホテル (ダブリン) Skybet 不明 Sky Sports
2005 10/24 (月) 10/30 (日) 7 シティウェスト・ホテル (ダブリン) Skybet 不明 Sky Sports
2006 10/23 (月) 10/29 (日) 7 シティウェスト・ホテル (ダブリン) Skybet 不明 Sky Sports
2007 10/08 (月) 10/14 (日) 7 シティウェスト・ホテル (ダブリン) Skybet unicorn ECLIPSE PRO Sky Sports
2008 10/06 (月) 10/12 (日) 7 シティウェスト・ホテル (ダブリン) SkyPoker unicorn ECLIPSE PRO Sky Sports
2009 10/05 (月) 10/11 (日) 7 シティウェスト・ホテル (ダブリン) SkyPoker unicorn ECLIPSE PRO Sky Sports HD
2010 10/04 (月) 10/10 (日) 7 シティウェスト・ホテル (ダブリン) bodog.com unicorn ECLIPSE PRO Sky Sports HD
2011 10/03 (月) 10/09 (日) 7 シティウェスト・ホテル (ダブリン) PartyPoker.com unicorn ECLIPSE PRO Sky Sports HD

テレビ放送 編集

ワールド・グランプリは、初回からSky Sportsで全試合生放送されている。

このトーナメントには、ルールにダブル・インがあるため、カメラ・ワークやグラフィックスについて、他のトーナメントと異なる部分がある。 なお、試合前のプレイヤー紹介のグラフィックスにスターティング・ダブルの項目が表示されるが、プレイヤーは必ずしもこのダブルでレッグを始めようとするとは限らず、第1セット第1レッグから異なるダブルを狙うことすらある。

形式 編集

ワールド・グランプリは、ラスト32からのシングル・エリミネイション・トーナメントであり、これを特徴付ける形式は、次の4つである。

  • ダブル・イン
  • セット形式
  • 第1ラウンドの短さ
  • タイブレイク無し

試合形式が短いと、実力が反映されにくくなり、意外な結果に繋がりやすい。 その最も顕著な例が、フィル・テイラーであり、2009年までのこのトーナメントにおいて、彼は第1ラウンド敗退か優勝かという両極端な結果しかなかった。

出場者の決定 編集

2023年は、出場プレイヤー32名を以下の2つから選抜した。

まず、PDC オーダー・オヴ・メリットより、上位16名が選抜され、このプレイヤー達はシードとなる。 次に、上記の16名を除いたPDCプロツアー・オーダー・オヴ・メリットより、上位16名が選抜される。

本戦 編集

本戦の形式は以下の通りである。 全レッグ、ブルを含めたダブルに入れるまで、得点とならないダブル・イン・ルールで行われる。 また、全試合タイブレイクはない[9]

ラウンド プレイヤー セッツ
(ベスト・オヴ)
レッグズ / セット
(ベスト・オヴ)
1 ラスト32 3 5
2 ラスト16 5 5
準々決勝 ラスト8 5 5
準決勝 ラスト4 7 5
決勝 ラスト2 9 5

形式の変遷 編集

このトーナメントの形式は、いくつかの変化をたどってきた。 1998年大会は、セット形式ではなくレッグ形式の勝ち抜きトーナメントであった。 そして、翌年の1999年大会より、セット形式となり、また、非常に独自性の高いグループ・セクションが導入された[14]。 このグループ・セクションは、翌年の2000年に廃止され、最初から勝ち抜きトーナメントとなっている。

セット数 編集

各年の各ラウンドにおけるセット数は、以下の通りである (1998年のみレッグ数)。

グループ戦 ラスト
32
ラスト
16
準々決勝 準決勝 決勝
1998 - - 21 legs 21 legs 21 legs 25 legs
1999 5 - - 5 9 11
2000 - - 5 11 11 11
2001 - 3 5 11 13 15
2002 - 3 3 7 11 13
2003 - 3 5 7 11 13
2004 - 3 5 7 11 13
2005 - 3 5 7 11 13
2006 - 3 5 7 11 13
2007 - 3 5 7 9 11
2008 - 3 5 7 9 11
2009 - 3 5 7 9 11
2010 - 3 5 7 9 11
2011 - 3 5 7 9 11
2012 - 3 5 5 9 11
2013 - 3 5 5 9 11
2014 - 3 5 5 7 9
2015 - 3 5 5 7 9
2016 - 3 5 5 7 9
2017 - 3 5 5 7 9
2018 - 3 5 5 7 9
2019 - 3 5 5 7 9
2020 - 3 5 5 7 9
2021 - 3 5 5 7 9
2022 - 3 5 5 7 9
2023 - 3 5 5 7 9

結果 編集

このトーナメントの結果は、以下の通りである[2][3]

決勝戦 編集

初開催の1998年のみ、レッグ形式である。

優勝 (決勝平均) スコア 準優勝 (決勝平均) 賞金 スポンサー 会場
総額 優勝 準優勝
1998   フィル・テイラー (94.61) 13–8   ロッド・ハリントン (86.64) £38,000 £9,000 £5,000 PDC Casino Rooms, Rochester, Kent
1999   フィル・テイラー (92.59) 6–1   シェイン・バージェス (81.26)
2000   フィル・テイラー (91.32) 6–1   シェイン・バージェス (81.48) £70,000 £15,000 £7,500 Crosbie Cedars Hotel, Rosslare
2001   アラン・ウォリナー=リトル (83.52) 8–2   ローランド・ショルテン (81.84) £78,000 Paddy Power Citywest Hotel, Dublin
Reception Hall
(2001–2008, 2012)
Citywest Hotel, ダブリン
Convention Centre
(2009–2011, 2013–present)
2002   フィル・テイラー (100.17) 7–3   ジョン・パート (88.62) £70,000 £14,000 £7,000
2003   フィル・テイラー (94.80) 7–2   ジョン・パート (83.25) £76,000 £15,000 £7,500
2004   コリン・ロイド (85.29) 7–3   アラン・ウォリナー=リトル (77.91) £100,000 £20,000 £10,000 Sky Bet
2005   フィル・テイラー (90.74) 7–1   コリン・ロイド (82.05)
2006   フィル・テイラー (88.24) 7–4   テリー・ジェンキンス (82.51) £130,000 £25,000 £12,500
2007   ジェームズ・ウェイド (86.03) 6–3   テリー・ジェンキンス (84.58) £200,000 £50,000 £20,000
2008   フィル・テイラー (97.81) 6–2   レイモンド・ファン・バルネフェルト (90.42) £250,000 £25,000 Sky Poker
2009   フィル・テイラー (97.07) 6–3   レイモンド・ファン・バルネフェルト (86.62) £350,000 £100,000 £40,000 Sky Bet
2010   ジェームズ・ウェイド (88.92) 6–3   エイドリアン・ルイス (89.33) Bodog
2011   フィル・テイラー (90.29) 6–3   ブレンダン・ドーラン (84.68) PartyPoker.com
2012   マイケル・ヴァン・ガーウェン (87.53) 6–4   マーヴィン・キング (81.96)
2013   フィル・テイラー (97.67) 6–0   デイブ・チズナル (81.29)
2014   マイケル・ヴァン・ガーウェン (90.81) 5–3   ジェームズ・ウェイド (89.26) £400,000 £45,000
2015   ロバート・ソーントン (90.79) 5–4   マイケル・ヴァン・ガーウェン (96.79)
2016   マイケル・ヴァン・ガーウェン (100.29) 5–2   ゲイリー・アンダーソン (92.73) Unibet
2017   ダリル・ガーニー (88.50) 5–4   サイモン・ウィットロック (83.53)
2018   マイケル・ヴァン・ガーウェン (88.85) 5–2   ピーター・ライト (91.61)
2019   マイケル・ヴァン・ガーウェン (94.74) 5–2   デイブ・チズナル (93.32) £450,000 £110,000 £50,000 BoyleSports
2020   ガーウィン・プライス (88.19) 5–2   ダーク・バン・デュイベンボーデ (87.07) リコー・アリーナ
2021   ジョニー・クレイトン (94.44) 5–1   ガーウィン・プライス (92.47) Morningside Arena, レスター
2022   マイケル・ヴァン・ガーウェン (91.07) 5–3   ネーザン・アスピナル (91.88) £600,000 £120,000 £60,000
2023   ルーク・ハンフリーズ (93.30) 5–2   ガーウィン・プライス (91.00)

ナイン・ダート・フィニッシュ 編集

このトーナメントには、ダブル・イン・ルールが存在するため、ナイン・ダート・フィニッシュの難易度も他のトーナメントより高い。

ナイン・ダート・フィニッシュを達成できるスターティング・ダブルは、D20、D17、ブルしかなく、他のダブルでは、不可能である。 また、スタートとフィニッシュのどちらか1回は、ブルに入れなければならないことも、ダブル・インからのナイン・ダート・フィニッシュが、難しいことの一因となっている。

2010年までは、フィル・テイラージェームズ・ウェイドなどの8投目までの成功例はあった[15][16]ものの、成功例はなかった。

しかし、2011年に北アイルランドのブレンダン・ドーランが、ついにこの歴史的快挙を達成した。また、2014年にはジェームズ・ウェイドとロバート・ソーントンが同一試合で達成した。

選手 ラウンド 内約 (ダブルイン・ダブルアウト) 相手 結果
  ブレンダン・ドーラン 2011 準決勝 D20, 2 x T20; 3 x T20; T20, T17, bullseye   ジェームズ・ウェイド 勝利
  ジェームズ・ウェイド 2014 ラスト16 D20, 2 x T20; 3 x T20; T20, T17, bullseye   ロバート・ソーントン 勝利
  ロバート・ソーントン 2014 ラスト16 D20, 2 x T20; 3 x T20; T20, T17, bullseye   ジェームズ・ウェイド 敗戦


ハイエスト・チェクアウト 編集

プレイヤー 数字 賞金
1998 不明 不明 不明
1999 不明 不明 不明
2000   スティーブ・ブラウン 170 不明
2001   ローランド・ショルテン 164 不明
2002   フィル・テイラー 153 不明
2003   アラン・ウォリナー=リトル 170 不明
2004   クリス・メイソン 164 £3,000
2005   デイブ・アスキュー 170 不明
2006   ロニー・バクスター 160 不明
2007   アンディ・ハミルトン 156 不明
2008   レイモンド・ファン・バルネフェルト 170 不明
2009   エイドリアン・ルイス 167 不明
2010   サイモン・ウィットロック
  レイモンド・ファン・バルネフェルト
  フィル・テイラー
170 不明
2011   ジェイミー・ケーブン
  ブレンダン・ドーラン
170 不明
2012   エイドリアン・ルイス
  ブレンダン・ドーラン
170 不明
2013   フィル・テイラー 164 不明
2014   キム・ハイブレクト 170 不明
2015   メンサー・スルホビック 170 不明
2016   レイモンド・ファン・バルネフェルト 164 不明
2017   ジャスティン・パイプ 170 不明
2018   レイモンド・ファン・バルネフェルト 164 不明
2019   マイケル・ヴァン・ガーウェン
  マーヴィン・キング
  デイブ・チズナル
170 不明
2020   ガーウィン・プライス 164 不明
2021   ジョニー・クレイトン x 2
  デイブ・チズナル
170 不明
2022   マイケル・ヴァン・ガーウェン 167 不明
2023   ルーク・ハンフリーズ 170 不明


記録 編集

このイヴェントの歴代の記録は、以下の通りである[2][3]

回数 編集

ここでは、回数に関する記録を紹介する。 ただし、100以上の平均値となった対戦記録の回数は、#100以上の平均値の項で紹介する。

最多優勝 編集

最多決勝出場 編集

最多出場 編集

最多勝利 編集

不敗記録 編集

180 編集

180の記録は、2008年以降のものに限定する。

最多の大会 編集
1大会中の最多 編集

100以上の平均値 編集

ダブル・インというルールがあるため、他のトーナメントより100以上の平均値を達成するのは、困難である。 それでも、何度か100以上の平均値を達成された試合は、存在する。

回数 編集

2023年までの最多は、フィル・テイラーの9回である。

1大会中の平均 編集

未だ達成されたという記録はない。 100に近い記録として、フィル・テイラーの99.23 (2010)、マイケル・ヴァン・ガーウェンの99.46 (2016) がある。

最高対戦平均値 編集

2023年までの最高は、アラン・ウォリナー=リトルの106.45である。

記録 プレイヤー 対戦相手 ラウンド
106.45   アラン・ウォリナー=リトル   アンディ・ジェンキンス 2001 ラスト32
104.86   ゲイリー・アンダーソン   イェレ・クラーセン 2013 ラスト32
104.47   マイケル・ヴァン・ガーウェン   ジョン・パート 2013 ラスト32
103.09   マイケル・ヴァン・ガーウェン   サイモン・ウィットロック 2016 準々決勝
103.02   フィル・テイラー   リッチー・バーネット 2011 準決勝
102.85   デイブ・チズナル   グレン・デュラント 2020 ラスト32
102.48   フィル・テイラー   ブレンダン・ドーラン 2010 ラスト32
102.26   フィル・テイラー   ピーター・ライト 2011 ラスト32
101.75   フィル・テイラー   アンディ・スミス 2010 ラスト16
101.71   フィル・テイラー   ピーター・エヴィソン 1999 準々決勝

最高大会平均値 編集

ここでは2試合以上を戦った場合のみの記録とする。2023年開催までの最高は、マイケル・ヴァン・ガーウェンの99.46である。

記録 プレイヤー 結果
99.46   マイケル・ヴァン・ガーウェン 2016 チャンピオン
99.23   フィル・テイラー 2010 チャンピオン
98.62   フィル・テイラー 2009 チャンピオン
98.50   フィル・テイラー 2008 チャンピオン
98.22   フィル・テイラー 2012 ラスト16

年齢 編集

ここでは、年齢に関する記録を紹介する。

最年長優勝 編集

最年少優勝 編集

最年長出場 編集

最年少出場 編集


脚注・参照 編集

  1. ^ a b Revised PDC ProTour Rules Archived 2012年9月28日, at the Wayback Machine. PDC
  2. ^ a b c d World Grand Prix Darts Database
  3. ^ a b c d World Grand Prix Mastercaller
  4. ^ 実際に支払われた賞金の合計。ただし、不明の項目を£0としている。
  5. ^ SkyBet World Grand Prix NetZone PDC
  6. ^ Sky Poker World Grand Prix PDC
  7. ^ Skybet World Grand Prix NetZone PDC
  8. ^ Bodog.com WGP NetZone PDC
  9. ^ a b PartyPoker.com World Grand Prix NetZone Archived 2011年10月4日, at the Wayback Machine. PDC
  10. ^ 男女各部門で実際に払われた合計額と、達成されたら支払われ、達成されなければ積み立てられることなく消失するナイン・ダート・フィニッシュの賞金の合計額。
  11. ^ Lakeside World Professional Darts Championships (Men's) Darts Database
  12. ^ Lakeside World Professional Darts Championships (Women's) Darts Database
  13. ^ PDCが2011年に開催するトーナメントにおけるハイエスト・チェクアウトの賞金額は不明なため、それ以外の実際に支払われた額の合計。
  14. ^ 形式的に説明すると、4つのグループ (各4人) に分かれて、3位決定戦有りの勝ち抜きトーナメントを行い、順位が決定したら、2位と3位が対戦し、勝利した方と1位のプレイヤーが、プレイオフの勝ち抜きトーナメントに出場できる。
  15. ^ Bodog.com WGP - Quarter-Finals PDC
  16. ^ SkyBet World Grand Prix Semi-Finals PDC

外部リンク 編集