ヱヴァンゲリヲンと日本刀展

ヱヴァンゲリヲンと日本刀展(エヴァンゲリオンとにほんとうてん)とは、2012年備前長船刀剣博物館より依頼を受けた一般社団法人全日本刀匠会事業部イベントプロデューサーの及川史朗氏が企画した、日本刀とアニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」のコラボレーション企画。日本刀とアニメファンの両方を集める盛況な開催状況により全国巡回の話が急浮上し、同年年末の三河武士のやかた家康館での開催を皮切りに日本全国の博物館で2017年までの長期に渡り巡回展示した。

日本刀の刀匠が作り上げたロンギヌスの槍プログレッシブナイフなどエヴァ仕様の刀18作品を展示する。「伝統的な技法にこだわりながらも試行錯誤を繰り返し、アニメーションの中で存在する新たな刀剣の世界を表現」し、エヴァンゲリオン関連だけでなく、古の名工の作品の展示や、フィギュアなどエヴァゲリオン関連の展示も行った。

地方博物館が企画したマニアックなテーマにもかかわらず、展示品の自由な撮影を許可したこともあり、当時はやり始めていたSNSで口コミが広まり人気が出た。

各地の展示記録 編集

脚注 編集

関連文献 編集

  • 全日本刀匠会事業部、角川書店 編『エヴァンゲリヲンと日本刀』角川書店、2012年7月。ISBN 978-4-04-110244-2