ヴィッテルVittel)は、フランスヴォージュ県コミューン。県都エピナルの西40kmにあり、小郡中心地である。地名の由来はローマ皇帝のヴィテリウスがこの地において泉の水を浴びたからとされる[1]

Vittel

行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) グラン・テスト地域圏
(département) ヴォージュ県
(arrondissement) ヌフシャトー郡
小郡 (canton) ヴィッテル小郡
INSEEコード 88516
郵便番号 88800
市長任期 ジャン=クロード・ミロ
2008年 - 2014年
人口動態
人口 市: 5 783人
2004年
人口密度 253人/km2
地理
座標 北緯48度12分09秒 東経5度57分01秒 / 北緯48.2025度 東経5.950278度 / 48.2025; 5.950278座標: 北緯48度12分09秒 東経5度57分01秒 / 北緯48.2025度 東経5.950278度 / 48.2025; 5.950278
標高 平均:335m
最低:322 m
最高:457m
面積 市: 24,13km2 (2 413ha)
Vittelの位置(フランス内)
Vittel
Vittel
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ローマ時代からの温泉地であるが、その名が有名になったのは19世紀半ばからである。1941年から1941年まで、ナチス・ドイツによって強制収容所が設置され、イギリス軍およびアメリカ軍の捕虜が収容された。1944年12月、ヴィッテルはフィリップ・ルクレール指揮の第2機甲師団によって解放された。

温泉と観光が経済の中心であり、この地でわき出るミネラルウォーターは、ヴィッテルのブランド名で1969年からネスレが世界で販売している。

姉妹都市 編集

脚注 編集

  1. ^ 加藤亨延. “ヴィッテルでヴィッテルを汲んでみた”. エキサイト. 2018年8月9日閲覧。

外部リンク 編集