ヴィトリド・ツェラスキー

ヴィトリド・カルロヴィチ・ツェラスキー(Витольд Карлович Цераский、英語転記:Vitol'd Karlovich Tseraskiy、1849年5月9日 - 1925年5月29日)は、ロシア天文学者

ヴィトリド・カルロヴィチ・ツェラスキー
生誕 (1849-05-09) 1849年5月9日
ロシアの旗 ロシア
死没 (1925-05-29) 1925年5月29日(76歳没)
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
居住 ロシアの旗 ロシア
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
研究分野 天文学
研究機関 モスクワ大学
シュテルンベルク天文研究所
出身校 モスクワ大学
主な業績 写真観測・天体測光の先駆者
夜光雲の平均高度の測定
おうし座TX星の変光の発見
プロジェクト:人物伝
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1871年にモスクワ大学を卒業すると1916年までモスクワ大学天文台で働いた。1882年からモスクワ大学講師、1889年から教授となり1890年には天文台長になった。天文写真による天体観測、天体測光のパイオニアの一人である。太陽光度の正確な測定を行い太陽表面の下限温度を決定した。シュテルンベルク天文研究所 (Sternberg Astronomical Institute) を組織し天体写真による変光星の系統的な観測を行った。1885年に夜光雲の平均高度を測定した。1911年にはおうし座TX星の変光を発見している[1]

月のクレーター小惑星(807)にツェラスキーの名が与えられた[2]

関連項目 編集

脚注・出典 編集