ヴィラ・レアル

ポルトガルの都市
ヴィラ・レアル
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所属する県 ヴィラ・レアル県
面積 378.8 km²
人口 49,571(2021年)[1]
人口密度132人/km²
所属する教区数 30
自治体首長 ルイ・サントス
住民呼称 ビラレアレンセ
都市の休日 6月13日

ヴィラ・レアルVila Real [ˈvilɐ ʁiˈal] ( 音声ファイル))は、ポルトガルヴィラ・レアル県の都市。30の教区を持つ基礎自治体でもある。コルゴ川とカブリル川の合流地点を見下ろす高台の上にある。

気候 編集

ヴィラ・レアルはマラン山地とアルヴァン山地に囲まれているため、気候は両極端である。冬は長く寒く、気温が0℃以下になることがある。冬に少なくとも一度は降雪が見られる。夏は非常に暑い。このような気候のため『冬が9ヶ月あり、地獄が3ヶ月ある。』とも言われている。

歴史 編集

旧石器時代より人の定住があった。ローマ時代には定住地に礼拝堂があったことがわかっているが、ローマ衰退後の蛮族の侵入、ムーア人の半島征服で人口は激減した。

1096年、ポルトゥカーレ伯エンリケは、この地域への再移住を促進するためコンスタンティン・デ・パノイアスに憲章を授けた。アフォンソ3世が新たな憲章を授けた際にはヴィラ・レアル・デ・パノイアス(Vila Real de Panóias)が建設されていたとみなされているが、正式な発祥はディニス1世が憲章を授けた1289年となっている。

ヴィラ・レアルはポルトブラガンサ間、シャーヴェス=ヴィゼウ間の交通路上の好適地であった。19世紀には町の地位を獲得し、20世紀には県都となった。1922年には司教座が開設され、1925年には都市に昇格した。1986年、トラス=オス=モンテス・エ・アルト・ドウロ大学が開校した。

姉妹都市 編集

出身の著名人 編集

出典 編集

  1. ^ INE. “Population and Housing Census - 2021 Census”. tabulador.ine.pt. National Institute of Statistics. 2023年1月19日閲覧。

外部リンク 編集