ヴェラ・クルーゾーVéra Clouzot、本名:Véra Gibson-Amado 1913年12月30日 - 1960年12月15日)はフランス映画女優映画監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾーの妻でもあり、最も知られている出演作品は、夫が演出した『悪魔のような女』(1955)である。

ヴェラ・クルーゾー
Véra Clouzot
ヴェラ・クルーゾー Véra Clouzot
夫アンリ・ジョルジュと、1953年
生年月日 (1913-12-30) 1913年12月30日
没年月日 (1960-12-15) 1960年12月15日(46歳没)
出生地 リオデジャネイロ
死没地 パリ
国籍 フランスの旗 フランス
配偶者 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー (1950-1960)
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経歴 編集

ヴェラはブラジルリオデジャネイロに生まれ、第二次世界大戦前にフランスのパリに移住した。その後、アンリ=ジョルジュ・クルーゾーが監督する映画にスクリプターとして参加し、それがきっかけで1950年に結婚した。アンリ=ジョルジュは自分の映画製作会社を、彼女にちなんでヴェラ・フィルムと名付け、ヴェラを自分の監督作品『恐怖の報酬』(1952)、『悪魔のような女』(1955)、『スパイ』(1957)に出演させた。また、『真実』(1960)では、共同脚色者として参加している。

『真実』の撮影中、監督のアンリ=ジョルジュと主演のブリジット・バルドーの仲が取り沙汰され、ヴェラは神経衰弱に陥った。1960年12月、ヴェラはパリのホテルの浴室で心臓発作を起こして急死した。46歳。服毒自殺という説もある。遺体はモンマルトルの墓地に葬られた。

出演作 編集

外部リンク 編集