ヴェルターゼー・シュターディオン

ヴェルターゼー・シュターディオンWörthersee Stadion)は、オーストリアケルンテン州の州都クラーゲンフルトにある多目的スタジアム。SKアウストリア・クラーゲンフルトがホームスタジアムとして使用している。

ヴェルターゼー・シュターディオン
Wörthersee Stadion
28ブラック・アレーナ
28 Black Arena


2022年6月のスタジアム

地図
施設情報
所在地  オーストリア クラーゲンフルト
位置 北緯46度36分32秒 東経14度16分41秒 / 北緯46.60889度 東経14.27806度 / 46.60889; 14.27806座標: 北緯46度36分32秒 東経14度16分41秒 / 北緯46.60889度 東経14.27806度 / 46.60889; 14.27806
開場 1960年
修繕 2006年-2007年
取り壊し 2005年
所有者 クラーゲンフルト市
グラウンド 天然芝
ピッチサイズ 105m × 68m
建設費 6,600万ユーロ (2007年の再建)
ウェブサイト sportpark-kragenfurt.at
旧称
ヒポグループ・アレーナ (2007年-2010年)
使用チーム、大会
SKアウストリア・クラーゲンフルト (2007年-)
収容人員
29,863人

2022年7月、国内の飲料水メーカーであるSplendid Drinks社がスタジアムの命名権を購入し、同社のエナジードリンクから取られた28ブラック・アレーナ (28 Black Arena)と命名された[1]

概要 編集

2007年に完成したオーストリアで最もモダンなサッカー専用スタジアムの一つ。オーストリアサッカークラブのSKアウストリア・クラーゲンフルト (SK Austria Klagenfurt) の本拠地である。

UEFA EURO 2008のために新築されたスタジアムであり、現在は29,863人の収容人数を誇っている。

こけら落としは2007年9月7日オーストリア代表日本代表の親善試合(0‐0)。

2007年から2010年まではヒポ銀行グループがスタジアムのネーミングライツを獲得したことから、「ヒポグループ・アレーナ」と呼ばれていた。しかしこのスタジアム名はサポーターの間では「自らのアイデンティティーを売却した」と不評であり、未だ各地で伝統ある「ヴェルターゼー・シュターディオン」と、スポンサー名を入れないスタジアム名が利用されている。

2010年2014年から5年間、オーストリア・カップ決勝会場として使用されている。

2016年8月6日にはフランス・スーパーカップが開催され、パリ・サンジェルマンオリンピック・リヨンを相手に4-1で勝利を収めた。

開催された主な大会 編集

日付 ホームチーム 結果 アウェーチーム ラウンド
2008年6月8日   ドイツ 2-0   ポーランド グループB
2008年6月12日   クロアチア 2-1   ドイツ
2008年6月16日   クロアチア 1-0   ポーランド

ギャラリー 編集

2008年に撮影されたパノラマ

脚注 編集

  1. ^ Wörtherseestadion heißt für drei Jahre "28 Black Arena"” (ドイツ語). www.laola1.at. 2023年4月13日閲覧。

外部リンク 編集