一條神社

高知県四万十市中村本町にある神社

一條神社(いちじょうじんじゃ)は、高知県四万十市中村本町にある神社旧社格県社神紋は「下り藤」。

一條神社


天神社(左)・本社拝殿(右)

地図
所在地 高知県四万十市中村本町1-3
位置 北緯32度59分37.01秒 東経132度56分03.18秒 / 北緯32.9936139度 東経132.9342167度 / 32.9936139; 132.9342167 (一條神社)座標: 北緯32度59分37.01秒 東経132度56分03.18秒 / 北緯32.9936139度 東経132.9342167度 / 32.9936139; 132.9342167 (一條神社)
主祭神 若藤男命
若藤女命
一条教房土佐一条氏歴代当主及び連枝の霊
社格県社
創建 文久2年(1862年
別名 いちじょこさん
例祭 11月23日-11月25日(一條大祭)
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鳥居

旧中村市中心部、小森山の山上の一条氏御所跡に鎮座する、土佐一条氏の祖先神と一族を祀る神社である。

祭神 編集

  • 若藤男命
  • 若藤女命
  • 一条教房と土佐一条氏歴代当主及び連枝の霊

歴史 編集

現在の社殿地には、戦国時代に当地を支配し中村市街地の基礎を築いた土佐一条氏の中村御所があった。一条氏の滅亡後に御所は荒廃したが、その跡に1607年慶長12年)に一条氏遺臣により歴代当主の霊を祀る祠が建てられたのが当社の起源となる。

その後、1862年文久2年)になって土佐藩の幡多郡奉行らにより幡多郡総鎮守として社殿が造営され、一條神社として改めて建立された。

現在の本殿は1944年昭和19年)の建立である。

境内 編集

摂末社 編集

  • 天神社
    京都の五條天神社から中村の天神山に勧請されたと伝えられる。天神山を切り崩して中村市新庁舎を建設するにあたり、昭和28年、天神山から一條神社境内の現在地に移された。旧社格は村社
  • 愛宕神社

祭事 編集

文化財 編集

四万十市指定文化財 編集

  • 史跡
    • 中村御所跡 - 昭和41年(1966年)3月8日指定[2]

現地情報 編集

所在地

交通アクセス

周辺

脚注 編集

  1. ^ 全日本女郎ぐも相撲大会(しまんと市民祭)”. 四万十観光協会. 2017年10月6日閲覧。
  2. ^ 記念文化財の一覧(四万十市ホームページ)。

関連項目 編集

外部リンク 編集