七光台駅

千葉県野田市光葉町にある東武鉄道の駅

七光台駅(ななこうだいえき)は、千葉県野田市光葉町一丁目にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)のである。駅番号TD 14

七光台駅
西口(2009年12月)
ななこうだい
Nanakodai
TD 13 川間 (2.2 km)
(1.5 km) 清水公園 TD 15
地図
所在地 千葉県野田市光葉町一丁目52番地1
北緯35度58分15.1秒 東経139度51分10秒 / 北緯35.970861度 東経139.85278度 / 35.970861; 139.85278座標: 北緯35度58分15.1秒 東経139度51分10秒 / 北緯35.970861度 東経139.85278度 / 35.970861; 139.85278
駅番号 TD14
所属事業者 東武鉄道
所属路線 野田線
(東武アーバンパークライン)
キロ程 25.1 km(大宮起点)
電報略号 ナコ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[東武 1]6,616人/日
-2022年-
開業年月日 1968年昭和43年)7月1日
備考 業務委託駅
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東口(2013年4月12日)

歴史 編集

 
旧駅舎(2005年9月24日)

駅構造 編集

島式ホーム1面2線を有する地上駅。将来は島式2面4線に拡張する計画もある。駅業務は東武ステーションサービスに委託している[2]川間寄りに南栗橋車両管区七光台支所(旧・七光台検修区)・七光台乗務管区(七光台電車乗務区と野田車掌区を統合して改称)があるため、当駅を発着する区間列車が設定されている。運転士車掌は当駅で交代する。

現行駅舎は2005年度から2006年度にかけて建設された。橋上駅舎を東武鉄道、駅の東西を連絡する自由通路を野田市で費用分担し、2007年2月28日に供用を開始した。バリアフリーに重点を置き、オストメイトなどに対応した多機能トイレエレベーターを新たに新設。西口駅前広場にはロータリーが設置され、バス停留所タクシー乗り場なども設けられた。

旧駅舎だったころは駅舎とホームは地下通路(開業当時は構内踏切)で連絡しており、トイレは男女共用の汲み取り式で、駅舎から地上の細い通路を抜けた奥に設置されていた。また、旧駅舎と旧トイレの間には倉庫や詰所等と思われる建物が存在していたが、いずれも新駅舎完成後に撤去されたため現存しない。

のりば 編集

  • 主本線のみの配線であるが、上下線双方に出発可能。上下本線共に南栗橋車両管区七光台支所との入換可能。
番線 路線 方向 行先[3]
1   東武アーバンパークライン 上り 大宮方面
2 下り 方面

利用状況 編集

2022年度の一日平均乗降人員6,616人である[東武 1]。2000年度当時は野田線の駅で最も乗降人員が少なかったが、2003年度から駅周辺の開発が進み、2006年度に清水公園駅、2012年度には北大宮駅を上回った。その後も増加傾向が続いていたが、新型コロナウイルス感染拡大による自粛要請により2020年度は約1,500人程減少した。しかし、2021年度には藤の牛島駅を上回り、現在は野田線全35駅中32位。

近年の一日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。

年度別一日平均乗降・乗車人員
年度 一日平均
乗降人員[4]
一日平均
乗車人員[5]
1980年(昭和55年) 1,206
1985年(昭和60年) 1,859
1990年(平成02年) 2,548
1991年(平成03年) 2,667
1992年(平成04年) 2,831
1993年(平成05年) 2,032
1994年(平成06年) 1,817
1995年(平成07年) 1,832
1996年(平成08年) 1,864
1997年(平成09年) 1,840
1998年(平成10年) 3,454 1,756
1999年(平成11年) 3,297 1,676
2000年(平成12年) 3,292 1,683
2001年(平成13年) 3,320 1,674
2002年(平成14年) 3,192 1,610
2003年(平成15年) 3,115 1,574
2004年(平成16年) 3,153 1,611
2005年(平成17年) 3,353 1,707
2006年(平成18年) 3,923 1,999
2007年(平成19年) 4,233 2,159
2008年(平成20年) 4,488 2,287
2009年(平成21年) 4,611 2,347
2010年(平成22年) 4,802 2,439
2011年(平成23年) 5,301 2,681
2012年(平成24年) 5,811 2,958
2013年(平成25年) 6,253 3,185
2014年(平成26年) 6,387 3,233
2015年(平成27年) 6,689 3,382
2016年(平成28年) 7,086 3,572
2017年(平成29年) 7,204 3,631
2018年(平成30年) 7,119 3,581
2019年(令和元年) 7,128
2020年(令和02年) [東武 2]5,629
2021年(令和03年) [東武 3]6,224
2022年(令和04年) [東武 1]6,616

駅周辺 編集

駅東側には国道16号千葉県道17号結城野田線千葉県道142号岩井野田線が走る。かつての駅周辺は雑木林や荒地が目立っていたが、2005年(平成17年)に首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが開通したことにより、東京都心方面へ流山おおたかの森駅乗換で通勤1時間圏内になったことから、大規模な宅地造成が行われている。西口側は「パレットコート」の名称で分譲されている。

東口 編集

 
千葉県立野田中央高等学校
 
千葉カントリークラブ本部

西口 編集

 
清水公園(フィールド・アスレチック)

バス路線 編集

西口ロータリーに野田市コミュニティバスまめバス」の路線が発着する。

のりば 系統 主要経由地 行先 運行会社
七光台駅(西口) 6 北ルート堤台 川間駅南口 まめバス(茨城急行自動車松伏営業所)
桜の里2丁目・堤台向山・欅のホール愛宕駅 野田市役所
企業バス・スクールバス 野田自動車教習所
キッコーマン総合病院
野田病院

隣の駅 編集

東武鉄道
  東武アーバンパークライン
急行・区間急行・普通
川間駅 (TD 13) - 七光台駅 (TD 14) - 清水公園駅 (TD 15)

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 2月28日(水)より七光台駅橋上駅舎の使用を開始します』(PFD)(プレスリリース)東武鉄道、2007年1月30日。 オリジナルの2007年2月10日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20070210110018/http://www.tobu.co.jp/news/2007/1/070130.pdf2023年6月16日閲覧 
  2. ^ 駅業務受託路線図” (PFD). 東武ステーションサービス. 2021年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月16日閲覧。
  3. ^ 七光台駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
  4. ^ 各種報告書”. 関東交通広告協議会. 2023年6月16日閲覧。
  5. ^ 千葉県統計年鑑”. 千葉県. 2023年6月16日閲覧。
東武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 東武会社要覧2023 (PDF) (Report). 東武鉄道. p. 69. 2023年11月5日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月19日閲覧
  2. ^ 東武会社要覧2021 (PDF) (Report). 東武鉄道. p. 69. 2022年4月19日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月19日閲覧
  3. ^ 東武会社要覧2022 (PDF) (Report). 東武鉄道. p. 69. 2023年6月12日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月19日閲覧

関連項目 編集

外部リンク 編集