三国が丘駅

福岡県小郡市にある西日本鉄道の駅

三国が丘駅(みくにがおかえき)は、福岡県小郡市三国が丘一丁目にある西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線。駅番号はT19[3]。東口に小さいロータリーがある。

三国が丘駅
駅西側
みくにがおか
Mikunigaoka
T18 津古 (1.1 km)
(1.5 km) 三沢 T20
地図
所在地 福岡県小郡市三国が丘1丁目
北緯33度26分11.76秒 東経130度33分47.35秒 / 北緯33.4366000度 東経130.5631528度 / 33.4366000; 130.5631528座標: 北緯33度26分11.76秒 東経130度33分47.35秒 / 北緯33.4366000度 東経130.5631528度 / 33.4366000; 130.5631528
駅番号  19 
所属事業者 西日本鉄道
所属路線 天神大牟田線
キロ程 24.1 km(西鉄福岡(天神)起点)
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[西鉄 1]5,454人/日
-2022年-
開業年月日 1992年平成4年)3月25日[1]
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配線図[2]
駅東側

歴史 編集

1939年発行の九州鉄道沿線案内図には、津古三沢の間に駅名の記載されていない空白があり、戦前から駅設置の計画があったようである[4]

年表 編集

駅構造 編集

 
ホーム(2016年5月)

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅橋上駅舎を有する。ホーム有効長は8両分ある。

のりば
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 天神大牟田線 下り 久留米柳川大牟田方面  
2 上り 二日市福岡(天神)方面  

利用状況 編集

2022年度の1日平均乗降人員5,454人である[西鉄 1]。駅前周辺の開発がされたこと、急行停車駅に昇格されたことにより、利用客数は年々増加傾向にある。

各年度の1日平均乗降人員は下表のとおり[6]

年度 1日平均
乗降人員
2000年 4,295
2001年 4,201
2002年 4,091
2003年 4,035
2004年 4,004
2005年 4,057
2006年 4,124
2007年 4,236
2008年 4,323
2009年 4,221
2010年 4,392
2011年 4,542
2012年 5,043
2013年 5,286
2014年 5,321
2015年 5,555
2016年 5,645
2017年 5,916
2018年 5,980
2019年 5,845
2020年 4,904
2021年 [西鉄 2]5,038
2022年 [西鉄 1]5,454

駅周辺 編集

小郡市の北部に位置し、周辺は小郡・筑紫野ニュータウンとして西鉄と東京急行電鉄(東急)が開発した分譲住宅地が広がっている。

東口 編集

駅の東側には西鉄の開発した分譲住宅地「三国が丘」がある。

  • 小郡三国が丘郵便局

西口 編集

駅の西口から南側へ約500mの場所に西鉄の開発した住宅地「美鈴の杜」があり、その約1km西側に同じく西鉄の開発した「美鈴が丘」がある。その西隣には東急の開発した「希みが丘」があり、希みが丘から市境を挟んで北側の筑紫野市域には同じく東急の「美しが丘」「光が丘」がある。都心回帰現象にもかかわらず人気は高く、すでに東急開発部分はほぼ完売している。

  • 福岡県立小郡高等学校 - 駅西側徒歩1分。小郡市内に2つある県立高校のうちの一つ。久留米地区の他、筑紫野市側からも通学可能。
  • 小郡市立三国中学校 - 駅西側、美鈴が丘方面へ徒歩10分。
  • 小郡市立のぞみが丘小学校 - 駅西側、希みが丘方面へ徒歩20分。
  • 麻生学園小学校 - 駅西側。希みが丘方面へ自動車で5分。私立。
  • アスター幼稚園 - 駅西側。希みが丘方面へ徒歩20分。私立幼稚園。上記東明館と同じく麻生グループ。
  • 埋蔵文化財調査センター - 駅西側、美鈴が丘方面徒歩7分。近隣に古墳が多く調査にあたっている。見学も可能。
  • 九州歴史資料館 - 駅西側、徒歩10分。埋蔵文化財調査センターに隣接。
  • 筑後小郡簡易保険レクセンター - かつて近くに存在したが閉鎖されている。敷地は駅前駐車場と九州歴史資料館に転用された。
    • 「美鈴の杜」に隣接してスーパー「レガネット」などの商業施設が存在する。
  • セブン-イレブン小郡美鈴が丘店 - 三国中学校の隣
  • しまむら小郡店 - レガネットの隣
  • ざぶざぶランド - 三国中学校の近く
  • 佐賀銀行津古支店
  • 福岡志恩病院

バス路線 編集

民間のバス路線は全て撤退した。現在は自治会や行政が主体となって運行するコミュニティバスが残るのみである。

  • 自治会バス「ベレッサ号」
    • 2011年4月から運行開始。毎週水曜日と金曜日に美鈴が丘地区方面へ、毎週火曜日と木曜日に希みが丘地区方面へ運行。いずれも9時から13時まで1時間おきに運行する。
  • 小郡市コミュニティバス
    • 3:横隈・津古ルート(三国が丘駅東口バス停) - 津古・光が丘方面 / ふれあい館三国・大保・文化会館・小郡市役所・あすてらす方面
      • 両方面1日4便運行
    • 4:下岩田・乙隈ルート(三国が丘駅東口バス停) - 乙隈公民館・立石・松崎・文化会館・小郡市役所・あすてらす方面
      • 三国が丘駅東口発、あすてらす方面からの到着ともに1日2便ずつ運行。
    • 5:東野・美鈴が丘ルート(三国が丘駅西口バス停) - 美鈴が丘・希みが丘・小郡市役所・文化会館・あすてらす方面
      • 三国が丘駅西口バス停発が1日5便、あすてらす方面から到着するバスが1日4便となっている。
      • 朝の到着1便目と最終発便は美鈴が丘・希みが丘地区内(三国が丘駅西口 - 上田町堤)のみ運行。

隣の駅 編集

西日本鉄道
天神大牟田線
特急
通過
急行
筑紫駅(T17) - 三国が丘駅(T19) - 西鉄小郡駅(T22)
普通
津古駅(T18) - 三国が丘駅(T19) - 三沢駅(T20)

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ a b “大牟田線ダイヤ改正 西鉄・25日 新駅も設置”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年3月9日) 
  2. ^ 川島令三『【図説】日本の鉄道 四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』講談社、2013年8月19日、25頁。
  3. ^ a b 〜訪日外国人旅行者にも分かりやすい電車へ〜 西鉄電車の全駅に駅ナンバリングを導入します!』(PDF)(プレスリリース)西日本鉄道、2017年1月24日。 オリジナルの2020年7月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200728005205/http://www.nishitetsu.co.jp/release/2017/16_097.pdf2020年11月11日閲覧 
  4. ^ 思い出写真館第22回「なつかしの鉄道沿線の旅〜西日本鉄道・旧5社の沿線鳥瞰図」”. にしてつWebミュージアム. 西日本鉄道 (2011年6月). 2023年11月2日閲覧。
  5. ^ 平成24年3月24日(土)西鉄天神大牟田線ダイヤ改正 「三国が丘駅」が急行停車駅になります』(PDF)(プレスリリース)西日本鉄道、2012年2月15日。 オリジナルの2015年6月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150621080854/http://www.nishitetsu.co.jp/release/2011/11_171.pdf2020年11月11日閲覧 
  6. ^ 小郡市データボックス (交通・通信) 西日本鉄道各駅の乗降人員数の推移
西日本鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2022年度1日平均、単位:人)”. 2023年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月20日閲覧。
  2. ^ 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2021年度1日平均、単位:人)”. 2022年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月20日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集