株式会社三新軒(さんしんけん)は、新潟県新潟市秋葉区に本社を置き、新津駅等で販売する駅弁調製・店舗運営・不動産経営などを業務とする企業。途中で「三新軒」「新発田三新軒」「新潟三新軒」に分社しているが、本項では前二社について説明する。

株式会社三新軒
Sanshinken
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
956-0864
新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目2-43
設立 1948年昭和23年)4月
業種 小売業
法人番号 5110001007160 ウィキデータを編集
事業内容 駅弁製造及び販売、店舗運営、不動産業
代表者 遠藤龍司(代表取締役社長)
資本金 1000万円
決算期 3月31日
主要子会社 株式会社新発田三新軒
関係する人物 伊田研一(新発田三新軒代表取締役社長)
外部リンク http://www.sanshinken.co.jp/
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沿革 編集

  • 1928年 - 新津駅の構内営業業者として発足し営業を開始。
  • 1946年 - 新発田に支店をひらき、新発田駅での構内営業を開始。
  • 1948年 - 新潟に支店をひらき、新潟駅での構内営業を開始。同年、株式会社化し「株式会社三新軒」設立。
  • 1956年 - 新発田支店を「株式会社新発田三新軒」、新潟支店を「株式会社新潟三新軒」としてそれぞれ独立させ3社体制へ。
  • 1968年 - (新発田三新軒)新潟営業所を設置。
  • 1979年 - (三新軒)三新軒ビルを建設して不動産事業に進出。
  • 1982年 - (三新軒)新潟営業所を開設し、新潟駅・燕三条駅に売店をオープン。
  • 1984年 - (新発田三新軒)新発田駅構内に店舗開設(飲食店および書店)。
  • 1993年 - (新発田三新軒)新発田駅前再開発のため店舗閉店。
  • 1997年 - (新発田三新軒)本社機能を三新軒本社と同じ場所に移転。
  • 1999年 - 新津に三新軒・新発田三新軒共同の調理場を設置。

主な商品 編集

三新軒 編集

  • 雪だるま弁当
雪だるま型の容器が特徴で、この容器は食べ終わったあとは貯金箱として使うことができる。ごはんの上に鶏肉そぼろ・コンニャクや椎茸の煮物・うずら卵などのおかずを盛り付けたもの。
  • 鮭の焼漬弁当
焼いた鮭をタレにつけこんだおかずをメインとした幕の内弁当。この「焼漬」は新潟の郷土料理・保存食。発売も古く、三新軒の顔となっている。
  • 焼漬ぶりいくら弁当
焼いたぶりの切り身といくらをのせた弁当。
幕の内系は「デラックス弁当」「おなじみの幕の内」「幕の内弁当」と複数のグレードのものが用意されている。
  • SLキップ弁当
磐越西線方面の郷土色とされるかしわめし(鶏出汁で炊いたしょうゆ味の炊き込みご飯)におかずをつけたもの。

新発田三新軒 編集

  • 愛の朱鷺 I know Toki.
ごはんの上にイクラ・帆立煮物などを盛り付けたもの。
  • 佐渡・朱鷺めき弁当
佐渡産の食材という切り口でまとめた懐石弁当。
  • まさかいくらなんでも寿司
寿司飯の上に鱒・鮭・蟹・イクラなど海産物を盛ったちらし寿司

外部リンク 編集