上野良丞

大日本帝国陸軍軍人

上野 良丞(上野 良焏、うえの りょうじょう、1884年明治17年)3月7日 - 1952年昭和27年)8月5日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将

上野 良丞
生誕 1884年3月7日
日本の旗 日本 福岡県
死没 1952年8月5日
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1905年 - 1937年
最終階級 陸軍中将
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経歴・人物 編集

福岡県出身[2]1905年(明治38年)陸軍士官学校第17期卒業、陸軍歩兵少尉に任官[2][3]。のち1910年(明治43年)陸軍大学校に入校し、1913年大正2年)同校第25期卒業[2]陸軍歩兵大佐歩兵第31連隊長を経て、(昭和6年)第2師団参謀長となり、満州事変に出征[2][4]。師団長の多門二郎中将を補佐する[2]1934年(昭和9年)3月5日に陸軍少将・歩兵第33旅団長に任官[2]。その後、1935年(昭和10年)第14師団司令部附を経て、1937年(昭和12年)8月2日、陸軍中将に昇進と同時に待命[2]。同月22日に予備役[2]

脚注 編集

  1. ^ 「上野 良丞氏(宗教法人捧誠会会長、元陸軍中将)」『読売新聞』、1952年8月8日、3面。
  2. ^ a b c d e f g h 『日本陸軍将官辞典』117頁。
  3. ^ 『官報』第6540号、明治38年4月22日。
  4. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』218頁。

参考文献 編集

  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。