下妻駅

茨城県下妻市下妻乙にある関東鉄道の駅

下妻駅(しもつまえき)は、茨城県下妻市下妻乙にある関東鉄道常総線である。

下妻駅
駅舎(2018年1月)
しもつま
Shimotsuma
宗道 (3.1 km)
(2.6 km) 大宝
地図
所在地 茨城県下妻市下妻乙363-2
北緯36度10分55.17秒 東経139度57分52.01秒 / 北緯36.1819917度 東経139.9644472度 / 36.1819917; 139.9644472 (下妻駅)座標: 北緯36度10分55.17秒 東経139度57分52.01秒 / 北緯36.1819917度 東経139.9644472度 / 36.1819917; 139.9644472 (下妻駅)
所属事業者 関東鉄道
所属路線 常総線
キロ程 36.1 km(取手起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
1,631人/日
-2022年-
開業年月日 1913年大正2年)11月1日[1]
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概要 編集

当駅は下妻市の代表駅であり、同市中心市街地、砂沼広域公園、小貝川ふれあい公園、やすらぎの里下妻の最寄り駅である[2]

歴史 編集

駅構造 編集

複合式2面3線を有する地上駅直営駅になっている。取手方に構内踏切がある。駅舎は西側のみであるが、駅の東西を結ぶ跨線橋がある。列車交換[1]夜間滞泊の設定がある。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先
1 常総線 下り 下館方面
2 上り 水海道守谷取手方面
3 - (臨時線)

当駅における運行形態 編集

  • 上り(石下水海道守谷取手方面)
    • 日中は概ね1時間に1-3本の普通列車(取手行、一部守谷行)と、一部時間帯に快速列車が停車する。一部列車は、当駅始発と水海道乗り換え取手行も設定されている[注釈 1][4]
  • 下り(下館方面)
    • 日中は概ね1時間に2本の普通列車(下館行)と、一部時間帯には快速列車が停車する[4]

利用状況 編集

2022年度の一日平均乗降人員は1,631人である[5]

近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。近年では2003年に最も落ち込んだが、2005年の首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス開業以降盛り返している。

推移
年度 乗車人員 乗降人員
1998 701
1999 658
2000 670
2001 619
2002 550
2003 536
2004 579
2005 617
2006 654
2007 773
2008 829
2009 775
2010 769
2011 752
2012 831
2013 827
2014 864
2015 830
2016 883
2017 916
2018
2019 1,509
2020
2021
2022 1,631

駅周辺 編集

下妻市街の東端に位置する当駅は、通称「栗山」と呼ばれる地区に接しており、同地区は旅館・カバン店・自転車店が並ぶ商店街となっている。下妻市街は全体として衰退傾向にあり、閉店・空き店舗も目立つ。その反面駅南側の国道125号沿いにはロードサイド店舗が集積している。駅裏に当たる駅東側は新市街的な存在であり、市役所、郵便局があり、銀行支店、学習塾などが点在する。駅周辺に高等学校が2校ある。「イオンモール下妻」は東へ2.6km離れているもののこの界隈では最も集客力のある商業施設となっている。

バス路線 編集

駅前広場に続いて関鉄パープルバス下妻本社営業所の敷地があり、ここに下妻駅停留所があって下記のバスが発着する。南北方向の鉄道に対して東西方向へ路線が伸びるものの西は市内のビアスパークまでで途切れており、古河市方面へは出られない。

  • 関鉄パープルバス
    • [71]田中・つくばセンター経由 学園並木行き
    • (直行)つくばセンター行き
    • 石下駅〜下妻駅線は石下駅発の片方向運転路線のため、下妻駅発の便は運行なし[6]
  • 筑西・下妻広域連携バス(関鉄パープルバスで受託運行)
  • 下妻市コミュニティバス「シモンちゃんバス」(関鉄パープルバスで受託運行)

廃止 編集

  • 関鉄パープルバスの運転免許センター方面(わかば号古河・下妻・下館ルート)は2020年2月1日をもって廃止された。
  • 過去には茨城急行自動車(茨急)の古河駅方面の路線が存在したが2003年に廃止された。また、1990年代初頭頃までは上岩井・野田市経由で北越谷駅まで運行していたこともあった。
  • かつては期間限定で茨城観光自動車(茨観)の路線もあった。

隣の駅 編集

関東鉄道
常総線
快速
石下駅 - 下妻駅 - 下館駅
普通
宗道駅 - 下妻駅 - 大宝駅

脚注 編集

記事本文 編集

注釈 編集

  1. ^ 水海道駅で同一ホーム対面乗り換えとなる

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g h 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、5-6,9-11頁。 
  2. ^ 下妻市公式ホームページ
  3. ^ 2009年3月14日、新たに3事業者でPASMOがご利用いただけるようになります。』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2008年12月22日。 オリジナルの2015年4月14日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150414235704/http://www.tokyu.co.jp/file/081222.pdf2021年9月4日閲覧 
  4. ^ a b 下妻駅時刻表(PDF)-関東鉄道公式ホームページ
  5. ^ 交通広告 | 関東鉄道 | 地域のふれあいパートナー”. 関東鉄道 | 地域のふれあいパートナー | 関東鉄道は鉄道事業・自動車(バス)事業・不動産事業を展開しています (2023年5月29日). 2024年2月28日閲覧。
  6. ^ ※冬休み期間中の平日のみ運行、但し1月2日・3日は運休

関連項目 編集

外部リンク 編集