下放

ウィキメディアの曖昧さ回避ページ

下放(かほう)とはかつて中華民国中華人民共和国で行われた、国民を地方に送り出す政策のこと。下郷運動ともいう。思想的な政策の色が濃い。

以下3つを主に指す。

  1. 1936年五四運動後の中華民国において、抗日宣伝のために北京などの都市の知識人や学生を農村・地方に抗日宣伝隊として派遣した啓蒙運動。
  2. 1957年以降、建国後の中華人民共和国において、毛沢東共産主義に反発する政府や党の幹部や知識人を地方に送り失脚させた反右派闘争における政策の1つ。
  3. 1968年以降の中華人民共和国文化大革命期において、毛沢東の指導によって行われた徴農制度。→上山下郷運動