下立駅

日本の富山県黒部市にある富山地方鉄道の駅

下立駅(おりたてえき)は、富山県黒部市宇奈月町下立にある富山地方鉄道本線である。駅番号はT37

下立駅
駅全景(2018年11月)
おりたて
Oritate
T36 下立口 (0.7 km)
(1.3 km) 愛本 T38
地図
所在地 富山県黒部市宇奈月町下立3195-2
北緯36度51分28.44秒 東経137度32分27.90秒 / 北緯36.8579000度 東経137.5410833度 / 36.8579000; 137.5410833座標: 北緯36度51分28.44秒 東経137度32分27.90秒 / 北緯36.8579000度 東経137.5410833度 / 36.8579000; 137.5410833
駅番号 T37
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 本線
キロ程 46.3 km(電鉄富山起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
89人/日
-2019年-
開業年月日 1922年大正11年)11月5日
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歴史 編集

 
鉄道の変遷跡を示すホーム(2010年11月)

駅構造 編集

単式ホーム1面1線を持つ地上駅無人駅である。

利用状況 編集

「統計黒部」によると、2019年度の一日平均乗降人員は89人であった。なお、2003〜2019年度の乗降人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗降人員
2003年 93
2004年 91
2005年 94
2006年 90
2007年 88
2008年 88
2009年 87
2010年 89
2011年 89
2012年 91
2013年 93
2014年 87
2015年 93
2016年 89
2017年 93
2018年 93
2019年 89

駅周辺 編集

その他 編集

  • 駅のある下立地区では、古くからえびす講が行われている。毎年11月20日の夕方には「沢山金を儲けたえびす様が電車に乗って帰ってくる」という設定になっており、家々から提灯を掲げて下立駅で神様を出迎える行事が行われていた[4]
  • ホームのレンガ部分が黒部鉄道当時の物でその後、富山電気鉄道と接続統合後に嵩上げされた。階段部分は後に拡幅され、ホームが延長された箇所もある。

隣の駅 編集

富山地方鉄道
本線
急行(上りのみ運転)・普通
下立口駅(T36) - 下立駅(T37) - 愛本駅(T38)

脚注 編集

  1. ^ a b c d 黒部市歴史民俗資料館 第5回特別展 黒部の鉄道史
  2. ^ 和久田康雄『私鉄史ハンドブック』(電気車研究会、1993年)p.90によると1923年の下立 - 桃原(現在の宇奈月温泉)間の開業時の距離は4マイル24チェーン≒6.92kmで、当時の下立駅は現在の下立駅とほぼ同位置
  3. ^ a b 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳 6号 北信越』新潮社、2008年、p.37
  4. ^ 宇奈月町史編纂委員会編「宇奈月町史」p867 宇奈月町 1969年

関連項目 編集

外部リンク 編集