世界が燃えつきる日』(せかいがもえつきるひ、Damnation Alley)は、1977年アメリカ映画

世界が燃えつきる日
Damnation Alley
監督 ジャック・スマイト
脚本 アラン・シャープ
ルーカス・ヘラー
原作 ロジャー・ゼラズニイ
製作 ポール・マスランスキー
ジェローム・M・ザイトマン
製作総指揮 ハル・ランダーズ
ボビー・ロバーツ
出演者 ジャン・マイケル・ヴィンセント
ジョージ・ペパード
ドミニク・サンダ
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
撮影 ハリー・ストラドリング・ジュニア
編集 フランク・J・ユリオステ
配給 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 1977年10月21日
日本の旗 1977年9月10日
上映時間 91分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $17,000,000 (概算)
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ロジャー・ゼラズニイの小説『地獄のハイウェイ』の映画化作品であり、核戦争後の荒廃した世界を舞台に生き残りにかける人々の生き方を描くSF作品。荒野を探検する特殊車両「ランドマスター」が話題になった[1]

ストーリー 編集

アリゾナの空軍基地は、レーダーで、米本土に飛行物体が近づいているのを探知し、最初は人工衛星かと思ったが、核ミサイル(旧ソ連のものと思われる)で、迎撃ミサイルを発射するが、40%しか撃破できず、米主要都市が破壊されたのを知る。オールバニからの信号を受信し、生存者であるデントンは仲間探しを決意した。デントンはタナーと、キーガンはペリーと、それぞれ2台の特殊車両ランドマスターに乗って旅に出た。キーガンは嵐でランドマスターが大破したうえにペリーを失い、タナーと合流した。その道中、ラスベガスもデトロイトも破壊されたのを知る。ずっと何も放送していなかったラジオから、ニューヨークからの放送が鳴り出す。受信したタナーたちは、現在地から17マイルのところにユタ州で補給できるのを知る。全米が破壊されたわけではなかったのを知った。

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹替
TBS
タナ― ジャン=マイケル・ヴィンセント 柴田侊彦
デントン少佐 ジョージ・ペパード 小林昭二
ジャニス ドミニク・サンダ 沢田敏子
キーガン ポール・ウィンフィールド 飯塚昭三
ビリー ジャッキー・アール・ヘイリー 水島裕
ペリー キップ・ニーヴン英語版  糸博
ハスキンズ マーク・L・タイラー英語版 仲木隆司
ナレーション N/A 大木民夫
不明
その他
遠藤浩
牛山茂
尾崎桂子
演出 田島荘三
翻訳 進藤光太
効果 スリーサウンド
調整
制作 コスモプロモーション
解説 荻昌弘
初回放送 1978年10月9日
月曜ロードショー

スタッフ 編集

プロモーション 編集

  • 日本では、劇場公開当時にラジオ番組とのタイアップでトラックに板を貼り合わせて作ったランドマスターのレプリカが、徳島駅前に展示された[1]
  • 月刊プレイコミック』(秋田書店)1977年10月号に石川森彦著のコミカライズ版が掲載された。

脚注 編集

外部リンク 編集