中城(なかじょう)は、千葉県香取郡多古町南中にあった日本の城

logo
logo
中城
千葉県
中城
中城
城郭構造 平山城
天守構造 なし
築城主 不明
築城年 不明
主な城主 中村氏、千葉胤貞
遺構 土塁、堀
指定文化財 なし
位置 北緯35度44分24.0秒 東経140度29分34.4秒 / 北緯35.740000度 東経140.492889度 / 35.740000; 140.492889座標: 北緯35度44分24.0秒 東経140度29分34.4秒 / 北緯35.740000度 東経140.492889度 / 35.740000; 140.492889
地図
中城の位置(千葉県内)
中城
中城
テンプレートを表示

歴史 編集

永昌年間(1046-52年)に中村常方がこの城を築いて子孫に伝えたが、享徳康正年間(1452-56年)に中村但馬守がここに居城していて、馬加氏に滅ぼされたという。谷を隔てた東方に監物山というところがあり、中村氏の家臣の属城があったと伝わっている[1]

一方、昭和3年(1928年)の「区長報告書」諏訪神社の項には、「往古千葉胤貞公が中村南中高台の一角へ城を構え中城と称す」と記されている[2]

構造 編集

中村小学校の東方、借当川に開けた谷津に突き出た舌状台地に築かれている。台地頂部には平場が設けられ、主郭と考えられている。西側には土塁があり、東側の先端部を除き、周囲に腰曲輪が残っている。

アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ 府馬清 『房総の古城址めぐり』 有峰書店 P77
  2. ^ 『多古町ぶらり散歩』 多古町教育委員会 P14