中鉄北部バス株式会社(ちゅうてつほくぶバス)は、中鉄バスの子会社で、岡山県津山市を中心に路線を広げているバス事業者である。

中鉄北部バス株式会社
Chutetsu Hokubu Bus
津山駅前交差点に停車しているNo.9207とNo.9301
津山駅前交差点に停車しているNo.9207とNo.9301
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
708-0814
岡山県津山市東一宮1234-1
北緯35度6分7.8秒 東経133度59分42.4秒 / 北緯35.102167度 東経133.995111度 / 35.102167; 133.995111座標: 北緯35度6分7.8秒 東経133度59分42.4秒 / 北緯35.102167度 東経133.995111度 / 35.102167; 133.995111
設立 2008年5月2日
業種 陸運業
法人番号 2260001021042
事業内容
  • 一般乗合旅客自動車運送事業
  • 一般貸切旅客自動車運送事業
  • 特定旅客自動車運送事業
  • 旅行業
代表者 代表取締役 藤田 祥江
資本金 1,000万円
純利益 987万2000円
(2023年3月期)[1]
純資産 5811万円
(2023年3月期)[1]
総資産 2億7655万9000円
(2023年3月期)[1]
主要株主 中鉄バス中鉄美作バス など
特記事項:
  • 代表取締役の藤田祥江は、中鉄バス社長などを兼務。
  • 2008年11月1日に、中鉄バスから津山営業所の全路線を移管。
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概要 編集

2008年11月1日に中鉄バスから同社津山営業所の分離譲渡を受け、同日から中鉄バスから同営業所が担当する全路線の運行を引き継いで営業を開始した。車両・営業所の土地や建物は親会社が貸与し、管理部門の業務は新会社へは設置を行わず、親会社が担当する。先に分社化された中鉄美作バス総社バス(中鉄総社バス)とは異なり、同営業所が親会社からの分社後もサービスを維持させるため、岡山県共通バスカード(中鉄バス発行分/2008年9月30日販売終了)・中鉄バス専用バスカードが使用可能。

親会社の中鉄バスでは2021年12月31日をもってバスカードの利用を終了したが、中鉄北部バスでは引き続き利用可能。スルッとKANSAI協議会に加盟しているがHarecaPiTaPaは導入していない。

沿革 編集

営業所(車庫)の所在地 編集

主なターミナル 編集

 
津山駅前バスセンターにて撮影

高速バス 編集

現在運行中の路線 編集

岡山 - 勝山線(ロマンチックロード) 編集

  • 真庭市役所または勝山で、真庭市コミュニティバス「まにわくん」(蒜山・久世ルート、新庄・久世ルート)に接続。
  • 2023年10月1日から11月19日までの土日は蒜山高原まで延長運転された。

過去運行されていた路線 編集

湯原温泉・勝山・落合 - 大阪線 編集

岡山エクスプレス津山号 編集

路線バス 編集

 
路線バス

行方・小坂線 編集

  • 津山駅 - 伏見町 - 東津山 - (津山中央病院) - 津山IC - (イオン津山店前) - 押入中 - 高野農協前 - 高野駅前 - 成名(せいめい)小学校前 - 勝北支所前 - 日本原 - 自衛隊前 - 滝本局前 - ナギテラス - 行方(ぎょうほう) - 小坂(おさか)
    • 国道53号に沿う路線で、津山営業所の中では最も運行本数が多い。津山駅 - 行方間は1時間に1本程度運行される幹線である。また、行方 - 小坂間は朝の上り便と夕方の下り便のみの運行であるため、津山方面からその日のうちにバスで小坂まで往復することはできない。
  • 津山駅 - 大手町 - 市役所西 - 衆楽園市役所前 - やよい団地 - 志戸部 - 籾保 - 成名小学校前 - 勝北支所前 - 日本原 - 自衛隊前 - 滝本局前 - ナギテラス - 行方 - 小坂
  • 津山駅 - 大手町 - 市役所西 - 衆楽園市役所前 - やよい団地 - 志戸部 - マルイ高野店前 - 高野農協前 - 高野駅前 - 成名小学校前 - 勝北支所前 - 日本原 - 自衛隊前 - 滝本局前 - ナギテラス - 行方 - 小坂

奥津温泉・石越線 編集

  • 津山駅 - 大手町 - (市役所西 - 衆楽園市役所前) - 小田中 - 小田中局前 - 松原中 - グンゼ前 - 院庄駅前 - 芳野公民館前 - (プラント5) - 寺元 - 小座 - 奥津振興センター前 - 落合橋 - 阿曽 - 奥津温泉 - 上斎原 - 石越
    • 奥津振興センター前 - 小山口間、石割桜 - 奥津温泉 - 奥津公民館前間はフリー乗降区間。

高下・スポーツセンター線 編集

  • スポーツセンター - 住居跡入口 - グリーンヒルズ - 上河原 - 小原東 - 美作大学前 - 市役所西 - 大手町 - 津山駅 - 押淵下 - 大戸 - 柵原西小学校前 - 久木橋 - 柵原病院前 - 吉ヶ原 - 飯岡(ゆうか)中 - 王子(おうじ) - 高下(こうげ)
    • 羽仁橋 - 吉ヶ原間はフリー乗降区間。
  • 津山駅 - 大手町 - 市役所西 - 美作大学前 - 小原東 - 上河原 - グリーンヒルズ - 沼住居跡入口 - スポーツセンター

東一宮車庫線 編集

  • 津山駅 - 大手町 - 市役所西 - 美作大学前 - 小原東 - 上河原 - 北の街 - 東一宮車庫

榎線 編集

  • 津山駅 - 大手町 - 小田中 - 小田中局前 - 松原中 - グンゼ前 - 向陽小学校 - 田邑(たのむら)農協前 - 宿口 - 曲松→榎→榎口
    • 土日祝日・津山市立向陽小学校休校日は運休。

勝間田駅前線 編集

  • 津山駅 - 東津山 - (津山中央病院 - 津山IC - イオン津山店前 - 津山IC) - 河辺 - 大崎 - 黒坂 - 勝間田駅前

高田循環線 編集

  • 津山駅 - 大手町 - 市役所西 - 美作大学前 - 小原東 - 上河原 - 高田 - 籾保 - 志戸部 - やよい団地 - 衆楽園市役所前 - 市役所西 - 大手町 - 津山駅
    • 弥谷下 - 高田 - 下畝間はフリー乗降区間。

野介代線 編集

西田辺・上横野線 編集

  • 津山駅 - 大手町 - 総社 - 下小原中国道津山北BS最寄り) - 一宮局前 - 西山方 - 西田辺
    • 西山方 - 西田辺間はフリー乗降区間。
  • 津山駅 - 大手町 - 総社 - 下小原(中国道津山北BS最寄り) - 一宮局前 - 中山神社前 - 東山方 - 横野農協前 - (高田 - 横野農協前 - )上横野
    • 高田経由は土日祝日・津山市立高田小学校休校日は運休。東山方 - 上横野間はフリー乗降区間。

コミュニティバス 編集

中鉄北部バスでは、「ごんごバス」の全線を津山市より、「かがみのコミュニティバス」を鏡野町より委託され運行している。

ごんごバス 編集

かがみのコミュニティバス 編集

  • 上齋原振興センター - 下斎原 - 奥津温泉 - 小畑 - 奥津振興センター - 久田 - 塚谷口 - 小座 - 寺元 - プラント5【小座経由】
  • 上齋原振興センター - 下斎原 - 長藤コミュニティーハウス - 奥津温泉 - <踊堂(4月 - 11月)/小畑(12月 - 3月)> - 奥津振興センター - 久田 - さくらそう前 - 鏡野病院 - 寺元 - プラント5 - 芳野病院前 - マルナカ院庄店【鏡野病院経由】
    • 2019年10月1日より毎日運行開始。マルナカ院庄店またはプラント5で津山市コミュニティバス「ごんごバス西循環線」に接続。鏡野町からの補助金の交付を受けて運行され、運賃は全区間200円(小学生以下の子供と障がい者は100円)均一。

特定輸送バス 編集

  • 岡山県立誕生寺支援学校スクールバス

車両 編集

親会社中鉄バス同様に、自社導入車は日野自動車製をメインに導入しているが、中古導入により三菱ふそういすゞ自動車日産ディーゼル製も保有する。中鉄バスから転属してきた車両も多い。

また岡山では唯一のいすゞ・ジャーニーKといった珍しい車両も保有している

主力車両 編集

一般路線・コミュニティバス 編集

高速バス 編集

貸切バス 編集

移籍車の供給元 編集

過去の移籍車の供給元 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 中鉄北部バス株式会社 第15期決算公告
  2. ^ 津山 - 岡山間は、親会社の中鉄バスがかつて一般路線バス路線を開設していて、本路線は2003年8月1日に中鉄バスがこの路線を廃止して以来、約10年ぶりの路線復活であった。
  3. ^ 津山市の公式サイト:令和4年10月14日 市長定例記者会見
  4. ^ 中鉄バス公式サイト:令和5年7月20日 津山駅~馬桑(奈義町)線 路線一部廃止について
  5. ^ 中鉄バス公式サイト:令和5年9月22日 期間限定 岡山~勝山~蒜山 直行便の運行について
  6. ^ 中鉄北部バスでは初めてのリース移籍車で2008年式の三菱ふそうBKG-MS96JPを導入しました。
  7. ^ 2011年の1995年式の三菱ふそうU-MP618Mを導入して中鉄バス時代に導入した1988年式の日野P-HU276BAの代替として導入して関東バスからKK-LR233J1 (ノンステップ)に代替で除籍しました。

関連項目 編集

関連会社 編集

周辺事業者 編集

外部リンク 編集