乾貴士

日本のサッカー選手

乾 貴士(いぬい たかし、1988年6月2日 - )は、滋賀県近江八幡市出身のプロサッカー選手Jリーグ清水エスパルス所属。ポジションはミッドフィールダーフォワード。元日本代表

乾 貴士
日本代表での乾貴士(2018年)
名前
愛称 ぬいぬい、タカ、ぬいさん
カタカナ イヌイ タカシ
ラテン文字 INUI Takashi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1988-06-02) 1988年6月2日(35歳)
出身地 滋賀県近江八幡市
身長 169cm
体重 63kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 清水エスパルス
ポジション MF / FW
背番号 33
利き足 右足
ユース
1995-2004 大阪セゾンフットボールクラブ
2004-2006 野洲高等学校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007-2008 日本の旗 横浜F・マリノス 7 (0)
2008 日本の旗 セレッソ大阪 (loan) 20 (6)
2009-2011 日本の旗 セレッソ大阪 94 (29)
2011-2012 ドイツの旗 VfLボーフム 30 (7)
2012-2015 ドイツの旗 フランクフルト 75 (7)
2015-2018 スペインの旗 SDエイバル 89 (11)
2018-2019 スペインの旗 レアル・ベティス 8 (0)
2019 スペインの旗 デポルティーボ・アラベス (loan) 12 (2)
2019-2021 スペインの旗 SDエイバル 57 (3)
2021-2022 日本の旗 セレッソ大阪 13 (4)
2022- 日本の旗 清水エスパルス 44 (11)
代表歴2
2006  日本 U-21 2 (0)
2009-2019 日本の旗 日本 36 (6)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年1月12日現在。
2. 2019年3月26日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

2018 FIFAワールドカップ日本代表メンバー。 ラ・リーガで、日本人史上初の通算100試合出場、通算二桁得点、通算二桁アシスト達成者(通算成績16得点11アシスト)[1][2][3]であり、アジア国籍選手で通算最多出場記録保持者(166試合)[1][4]。公式戦でFCバルセロナから得点を記録した史上初の日本人選手[2]。スペインで初めて地位を確立した日本人選手である[5][6]

来歴 編集

プロ入り前 編集

小中学生時代に地元滋賀県のセゾンフットボールクラブに所属していた。2004年滋賀県立野洲高等学校に進学。2年生で左ウイングのレギュラーをつかみ、一学年上の楠神順平青木孝太や同級生の田中雄大らとともに、2005年度の第84回全国高等学校サッカー選手権大会に出場、大会優勝を経験した。チーム全体で高い技術力を誇ったことより、セクシーフットボールと呼ばれ、その中心を担った[7]。連覇を目指した選手権大会では、直前にスパイクを盗まれる事件に巻き込まれながらも[8] 2得点を挙げた。しかし、チームは3回戦敗退を喫した。

横浜F・マリノス 編集

2007年横浜F・マリノスへ入団。J1第2節・対横浜FC戦でプロデビューを果たしたものの、以降は横浜FMの厚い選手層に阻まれ、なかなか出場機会を得られなかった。当時は誰とも喋れず、一人で練習することが多かったが、当時の水沼貴史コーチには、シュート練習や苦手な左足の特訓にも付き合ってもらっていた[9]

セレッソ大阪 編集

2008年6月、セレッソ大阪へ期限付き移籍し、香川真司と息の合ったプレーを披露[10]。第25節でJリーグ初得点、アシストは香川だった[11]。チームはJ1昇格はならなかったが、シーズン終了後に活躍を認められセレッソ大阪に完全移籍。2009年5月23日のアビスパ福岡戦、11月8日のザスパ草津戦で、1試合4得点(ハットトリック)を決め、チームの4年ぶりのJ1昇格に貢献した。香川との連携が猛威を振るい47試合出場で20得点14アシストという記録を残した。2008年から2009年度まで乾が得点した試合は無敗だった[12][13]

2010年は、優秀選手賞を受賞。

VfLボーフム 編集

2011年8月1日、ドイツ2部VfLボーフムに完全移籍[14]。11年8月から14年6月末までの3年契約で、ボーフム側に1年の延長オプション付き。8月12日のFCザンクトパウリ戦にトップ下で先発出場。以後レギュラーに定着し、リーグ戦30試合に出場し、チームトップの7得点を記録するもチームは低迷し、1部昇格を逃した。

フランクフルト 編集

2012年6月25日、ドイツ1部に1年ぶりに昇格するアイントラハト・フランクフルトへの完全移籍の合意が、両チームから公式発表された。9月16日、ホームのハンブルガーSV戦でブンデスリーガ初ゴールを決めた[15]。その後2試合でもゴールを決め、3試合連続ゴールを達成した。最終的に2012-13シーズンのブンデスリーガ所属の日本人選手最多となる6ゴールを挙げる活躍を見せ、チームのUEFAヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献した。

2013-14シーズンは、序盤こそ出場機会があったが、徐々に出番が減り第28節以降は出場機会がなく、最終的にリーグ戦では無得点に終わった。

2014-15シーズンは、リーグ戦の得点は1点に留まったが、シーズン通して出場機会は確保した。

SDエイバル 編集

2015年8月27日、リーガ・エスパニョーラSDエイバルへ完全移籍。乾の念願だったというスペインでのプレーが実現することになった[16]。エイバルは大きなお金を動かしたことがなかったため。乾は移籍が厳しいとなったときに「給料いらない」「その分を移籍金に使ってください」と代理人に伝えた[9]。クラブ史上初のアジア人選手となった。 2015年9月23日、リーガ・エスパニョーラ第5節レバンテUD戦において、トップ下スタメンでリーガデビュー。2016年1月10日、リーガ・エスパニョーラ第19節のRCDエスパニョール戦でリーグ戦初得点。

2016-2017シーズンでは、2016年11月26日に行われた第13節のレアル・ベティス戦で今季初アシストを記録した。2017年1月8日、リーグ戦のアトレティコ・マドリード戦ではキレのあるプレーを見せて存在感を発揮するも敗戦した[17]。1月22日、第19節のFCバルセロナ戦では11試合連続でスタメン出場を果たし、大久保嘉人の記録を塗り替えるリーガ・エスパニョーラにおける日本人最多出場記録を更新した[18]。4月1日、ビジャレアルCF戦で今季初得点を決めた。5月21日、最終節のFCバルセロナ戦では2得点の活躍をし、日本人として初めてバルセロナから得点を奪った[19]。このバルセロナ戦での活躍は日本でも大きく報じられ、日本代表の岡崎慎司からは「サッカー小僧が伝説残した」と語られた[20]

2017-18シーズンでは、12月16日に行われた第16節のバレンシアCF戦で今季初得点を決めた[21]。 続く第17節のジローナFC戦では、今季リーガ最速41秒での先制点とリーガエスパニョーラ通算70000ゴール目となる追加点を決めた[22]。これらの活躍が評価され、12月の月間MVPの候補にFCバルセロナルイス・スアレスデポルティーボ・アラベスイバイ・ゴメスと共に選ばれた[23]。リーグ1部9位というクラブ史上最高成績に貢献した[24]

レアル・ベティス 編集

2018年6月1日、レアル・ベティスと2021年までの3年契約を締結したことが発表された[25]。入団会見やプレシーズンマッチでは、ロシアW杯と同じ背番号「14」を付けていたが、乾より後に移籍してきたウィリアム・カルヴァーリョが背番号14を希望し、乾はカルヴァーリョに「14」を譲りエイバル時代と同じ背番号「8」を付ける事となった[26]。8月17日、ラ・リーガ開幕節レバンテUD戦にて途中出場し、移籍後リーグ戦初出場となった。 その後は序盤こそ試合に出ていたものの、徐々に出場機会を失い定位置を確保できず、最終的にリーグ戦8試合の出場にとどまった。

アラベス 編集

2019年1月24日、出場機会を求めてデポルティーボ・アラベスとシーズン終了までの期限付き移籍が発表された[27]。背番号は「11」。2月23日、第25節のセルタ・デ・ビーゴ戦で日本人史上初となるリーガ・エスパニョーラ通算100試合を達成した[28]。3月2日のビジャレアルCF戦で、移籍後初ゴールを決め、2-1での勝利に導いた[29]。更に続く9日の古巣エイバル戦でもゴールを決めた[30]

SDエイバル復帰 編集

2019年7月24日、約1年ぶりにエイバルへ復帰することが発表された。契約期間は3年[31]。背番号は「22」。12月20日、第18節のグラナダCF戦で復帰後初得点を決めた[32]。このシーズン、リーグ戦29試合に出場し2得点を記録。チームの一部残留に貢献した。

2020-21シーズン、背番号を「14」に変更[33]。しかし、同シーズンはリーガ最下位におわり、セグンダ・ディビシオン降格が決定。2021年6月28日に退団が発表された[34][35]。過去に挑戦した日本人選手らが「アジア人は人として見下されてる」と評したスペイン1部リーグで、6シーズンに渡ってプレーし、成功を収めて、日本人選手のみならず、アジア人選手の価値を高めた[36][37][38]

10年振りのセレッソ大阪復帰 編集

2021年8月31日、セレッソ大阪復帰が正式に発表された。背番号は23番[39]。背番号に関して、クラブからは以前のセレッソ所属時の背番号であり、2019年シーズン終了後の水沼宏太の横浜F・マリノスへの移籍後、空き番号となっていた7番を用意されたが、乾がセレッソから海外移籍した際の年齢であった23で再スタートしたいという思いや、かつてセレッソに在籍していた山下達也が付けていたことから23番を選択した[39]

2022年1月17日、自らクラブに志願して、背番号を森島寛晃香川真司清武弘嗣柿谷曜一朗が付けたセレッソ大阪のエースナンバーである「8」番に変更した[40]。4月2日、アウェイで行われた川崎フロンターレ戦で、スペイン・エイバル時代に培った守備のポジショニングを表現し、相手のストロングポイントを消す仕事を請け負ったうえで、2ゴールを奪い勝利に貢献した[41]。また、フロンターレのホーム無敗記録をJ1記録タイの25でストップさせることになった[42]

左サイドハーフで主力として起用され、守備だけでなく、リーグ戦5試合出場3得点1アシスト(公式戦計6試合出場4得点1アシスト)と数字上でも活躍しており、「クラブを強くしたい」「背番号変更が無駄ではなかったことを必ずプレーで証明する」という思いを体現していたが[43]、後にクラブから練習参加を禁じられる重いペナルティーを受ける事態になった(詳細後述)。チームは乾の不在後、15試合でわずか3敗だった[44]。2022年6月9日、クラブとの契約を両者合意で解消し退団したことが発表された。「申し訳ありません。当初の自分の行動で、皆さんにご迷惑をおかけした点については反省してますし、関係する方々にも謝罪もさせていただきました。大好きなサッカーを続けていくために、今日の結論に至りました。ファン・サポーターの皆さん、これまでともに戦った選手・スタッフ、セレッソに関わる全ての人たちには感謝の思いでいっぱいです。僕はセレッソ大阪の選手ではなくなりますが、セレッソの選手としてこれまで全力でプレーしてきました。これからもセレッソ大阪を応援しています」などと謝罪と感謝の想いを示した[45]

その後、6月15日よりファジアーノ岡山の練習に当面の間、参加することが決まった[46]。なお、本練習参加は、契約前提ではなく、コンディション調整が目的であり、ファジアーノの木山監督と乾に親交があったことで練習参加が決まった[46][47]

清水エスパルス 編集

2022年7月22日、清水エスパルスへの完全移籍が発表された[48]。チームは最下位でJ2降格圏に沈んでいた。8月27日の京都サンガF.C.戦で加入後初ゴールを決めてチームの勝利に貢献した。

2023年よりチームはJ2に降格したが、契約を更新した[49]秋葉忠宏監督就任以降はトップ下で起用されて躍動、第14節のいわきFC戦では先制点と3アシストを決めて、9-1の勝利に貢献、9得点はクラブ史上最多得点記録となった[50]。他の選手とは1段、2段違った力を発揮し[51][52]、第25節ではフランクフルト在籍時以来の3試合連続得点を決めて、チームは3連勝となった[53]。7月のJ2月間ベストゴールを受賞した[54]。第38節の静岡ダービーのジュビロ磐田戦では決勝点を決めて1-0の勝利に貢献した。第41節の大宮アルディージャ戦では1ゴール1アシストの結果を残して4-0の勝利に貢献するうえに、個人記録として10ゴール10アシストも達成した。[55]。10アシストはJ2最多トップの記録、J2最優秀ゴール賞とベストイレブンを受賞した[56]

日本代表 編集

2006年、U-21日本代表に選出されて2試合に途中出場した。

2009年1月20日、アジアカップ・カタール大会の予選、イエメン戦で金崎夢生とともにA代表デビュー。

2014年11月14日、約1年ぶりの代表復帰となったキリンチャレンジカップホンジュラス戦で代表初得点を決めた。

2017年5月25日、日本代表のメンバーに選出され、6月7日に行われたキリンチャレンジカップ2017シリア戦にて途中出場し、2年ぶりの代表戦復帰を果たした。その後も度々召集され、香川真司不在の際は10番を背負う事もあった。

その後代表から遠ざかり、2018 FIFAワールドカップへのメンバー入りは難しいと思われたが、大会直前に監督が西野朗に交代した影響により、滑り込みでメンバー入りを果たした。当時の体重は59kgで大会最軽量プレーヤーの一人であった[57][58]。当初は宇佐美貴史の控えに構想されていたが、宇佐美が精彩を欠く中、サブメンバー中心で臨んだパラグアイとの調整試合で2得点し、本大会ではスタメンに起用される。グループリーグ第2戦のセネガル戦でワールドカップ自身初得点を決め決勝トーナメント進出に貢献。1回戦の ベルギー戦でも、ティボ・クルトゥワが守るゴールマウスから、チーム2点目となるミドルシュートを決めたが、チームは逆転で敗れベスト16で大会を去った。

大会終了後には、FIFA公式による驚きの活躍を見せた5人に選出されたほか[59]イギリスの『テレグラフ』選出のロシアワールドカップで活躍した50選手にも日本人で唯一選出された[60]

2019年1月5日、練習中に負傷離脱となった中島翔哉に代わり、AFCアジアカップ2019の日本代表メンバーに追加召集され、背番号10を背負うこととなった[61]

人物 編集

  • 日本代表では特に岡崎慎司と仲が良い。同じ日本代表の大迫勇也からは特別な距離感があると語られている[62]
  • 阪神タイガースのファンである[63][64]
  • 海外時代のオフには幾度となくセレッソ大阪の練習に参加しており、クラブ発信の公式情報では"練習生"として表記された[65]。また2018年7月23日、所属事務所が同じ内田篤人大迫勇也土居聖真が在籍していたこともあり鹿島アントラーズの練習にも練習生として参加した[66]
  • 負けず嫌いな性格で、ファールや負けている状況での交代などで怒りを見せるなど感情を露わにする事がある[67]。また、2008年途中から同学年の香川真司と共闘し始めた頃には「貴士は真司を相当意識していた」と小菊昭雄コーチ(当時)が語っている他、香川が試合でゴールを決めても喜ばず、逆に乾がゴールを決めても香川は喜ばなかった[68]。香川がボルシア・ドルトムントで主力として大きな活躍を見せていた頃には「俺は(ブンデスリーガ)2部で残留争いをしていた。正直『この移籍は正解だったのかな』と疑問に思ったこともあった。でも『早く真司がいる1部に行かないと』と思って、自分のパフォーマンス、モチベーションを落とさないで日々を過ごした」と語った[69]。後に「僕は味方の良い部分を引き出そうと思っていて“こうやったら味方がフリーになる”と考えながらプレーしていますが、真司もまったく同じことを思っているから、お互いの良さを引き出し合える」と話しており、香川は「特に会話をしているわけでもないのに、インスピレーションが一緒で、ゴールに対して、同じ絵を描いていることが多いんです」と話しており[70]、2018年、二人が初めてそろって出場したワールドカップではお互いのゴールを喜んでいた[68]
  • 感情を露わにする事については2022年時点においても「淡々とやれるなら、それはそれでいいと思いますよ。相手も分かりにくいし、メンタルによるプレーの波も出ない。自分はそういうのがコントロールできないから。自分はメンタルに左右される部分が大きいですし、それがかなりプレーに出やすい。分かりやすいタイプですよね。」と自身の不安定なメンタル面を話した他、「やってしまう可能性は昔からあった」と自制心が欠けている一面を話した[71][72]
  • こうしたふるまいが原因となる謹慎処分を、C大阪所属時に2度受けている。
    • 2011年5月24日、史上初めてACLで実現した大阪ダービーで乾は先発出場。しかし、前半のみで交代を命じられ、ハーフタイム中に自身のプレイの不甲斐なさに対してシャワー室のガラスを叩き割って怒りを露わにした。レヴィー・クルピ監督がこの行為を自らの采配に対する造反と看做し激怒、1週間の謹慎と公式戦4試合の出場停止の処分を受けた[73][74]
    • 2022年4月5日に行われた柏レイソル戦において、ゲーム主将として先発出場していた乾は途中交代を命じられ、ベンチに戻る際に労をねぎらった小菊昭雄監督らの手を払いのけ[75][76] スタッフに暴言を吐き、試合後にも控え室や風呂場にて「チーム規律・秩序を乱す行動」を取るなど収拾のつかない事態を引き起こした[74][77]。小菊は「負けず嫌いな性格で、責任感がああいった形になった」「セルフコントロールをしていかないといけない」[75] と反省は求めつつも乾の行為に一定の理解は示したが、クラブは交代後の行動を極めて問題視し、翌日以降の練習場への立ち入り禁止に加えて練習・試合への参加を禁じる暫定的な措置を下した[75][78]。練習や試合での味方への指示の仕方がリスペクトに欠ける内容であったり、選手起用に関して進言する“越権行為”など、チームを強くするという使命感の強さから、度を越えた振る舞いもあった[43]。最終的に「同じ方向を向いて戦わなければならないのに、規律を乱した」一致団結するチームの輪を乱す行為として[79] 処分開始から計8試合の公式戦出場停止及び1ヶ月間のチーム全体練習への参加禁止という1度目を上回る重い処分を下した[77]。一連の処分に小菊の意向は関わっていない[75]
    • 2022年5月14日の名古屋戦をもって全処分が解除されたが、5月16日に再開した全体練習に乾は参加しなかった。翌17日、クラブが乾の体調の問題として当面の全体練習不参加を公表。 5月中旬に森島社長らクラブ幹部が乾との面談を複数回実施。全体練習合流を促すも物別れに終わった。5月28日、森島社長が乾について「すっと(チームに戻るの)は、なかなか難しいものがある」と説明。6月9日、双方合意の下契約解除を発表[80]。クラブから許しを得て練習場を使わせてもらいながら、1人で練習していた時には、玉田圭司酒本憲幸やトレーナーが知り合いの学生を呼んで練習に付き合ってくれた[81]
  • 柴崎岳がスペイン2部へ移籍した際に批判したセルジオ越後と舌戦を繰り広げたことがあり、後に2018年7月20日放送の『ダウンタウンなう』に出演した際に松本人志から「セルジオ越後さんとかすごい辛口じゃないですか」と振られると、「めっちゃ嫌い」と即答し「あの人ダメなんですよね。なんなんすかね。いつか言いたいと思ってたんですよ」と述べた[82]
  • 平均身長約178cmのJリーグにおいては160cm台は小柄であり、本人曰く「子供の頃から小さかったし、フィジカルは海外でもJでも弱い方」「どれだけ相手に触れられないようプレーするか常に考えている。触れられても、最悪ファールを貰えれば良いという考え。」と答えた[83]
  • 2004年、高校1年の時に、セレッソ大阪の当時のスカウト担当であった小菊昭雄氏にリストアップされていたが、翌年に小菊氏が異動になったため、乾がそれを知ることはなかった。(乾は2008年の夏にセレッソに移籍したため結果的には入団が実現した)
  • セレッソ大阪復帰会見では、大好きなチームとしたうえで「元気な選手がいない、それは自分が担って行けたら。」「球際の弱さはちょっとずつでも改善しないといけない」と早速指摘した[84][85]
  • 2022年3月1日のインタビューで「昔のイメージで語らないでください。1対1の勝負で打開する力は落ちてきている。ボールを持った時に、周りを使って局面を打開するアイデアはいろいろ出てきますけど、長いドリブルはできなくなってきてますね。」「今年できるかはわかりませんが、ボランチをやってみたいんです」とポジション変更の将来像を述べた[86]
  • 2022年3月2日、日本代表への思いを聞かれて「今はあんまり考えてないですね。それに若いアタッカーが次々と出てきてますからね。三笘君は別格。ドリブルはレベルが違うかなと感じます。それだけじゃなくて、シュートもうまいし、パスもうまい。ベルギーからプレミアリーグみたいな高いレベルのリーグに早くステップアップしてほしいし、代表でもレギュラーに定着してもらいたいと思います。やっぱり先々を考えても三笘君がいると全然違うと思うんで、ホントに楽しみですね」[72] と語った。
  • 2023年12月2日、J1昇格プレーオフ東京ヴェルディ戦で、後半アディショナルタイムに、同僚の高橋祐治がペナルティーエリア内で相手FWの染野唯月をスライディングで倒してPKを与えた事について、「(高橋は)滑る必要はなかった。前の選手たちも、もっと点を取るチャンスがあったので、自分たちが点を取っていれば、ああいうのがあっても勝てた。無駄なファウルをしてしまうところは反省しないといけない。祐治自身もわかってると思うけど、水戸戦で失点に絡んだところもそうだし、もうちょっと賢くならないと」と述べた[87]。また勝負弱さが目立つチームの現状には「ここで勝てばという試合がシーズン通して何回もあったし、それを勝ちきれなかった。今回も1-0で終われれば上がれていた。ああいうミスをしてしまうというのはJ2のチームだということ」「一人一人のクオリティーはJ1のチームでもおかしくないけど、結局はJ2で4位。去年からずっとそうなので。結局勝ちきれない、ロスタイムに追いつかれるとかが続いているので何かを変えなければいけない。」とも述べている[88]

評価 編集

  • 水沼貴史は、「トラップで次のプレーにつながっていくような止め方をする。ボールを止めるだけで観客を魅了できる選手はとても貴重です。ドリブルも乾の魅力。本人は「シザースできないですから」と言っていますが、まさに特別な技をするわけではないんですよね。緩急だったり、ボールの止め方だったり、仕掛ける角度だったり。そういうプレーは子どもたちにとってもお手本になるので、たくさん目に焼き付けてほしい。サッカーを楽しむ乾の姿をこれからも見守っていきたいと思います。」と話した[81]
  • 2021年12月に中村俊輔は「スペイン・リーグが一番難しい」「日本人にはオススメできない」「アジリティ、戦術理解度、フィジカル能力が高い。ずる賢いし全部が備わっている」「上手くなるし、自信もなくなるよ」としながらも「乾君は凄いと思う。エイバルで左サイドのポジションを確立して、ずっとレギュラーを獲り続けたというのは、プレーもそうだけど、みんなから一目置かれる人間としての器も大きかったんだと思う」と話し「もちろん、乾君みたいにうまくいくこともあるし、久保君みたいに若くして行って、揉まれてという成功もあるけど、試合に出られなくても、2部であったとしても成功だと思う」という見解も示した[89]
  • スペインのエイバルでは、ゾーン・ディフェンスを徹底するホセ・ルイス・メンディリバル監督の下、ポジショニングでの守備を学んだ[83]。乾自身も守備のポジショニングが最も成長したと感じており「ワールドカップで結果を残したいと考えた時に、フィジカル勝負では勝てません。でも、全員で組織的な守備ができれば、チャンスがあると思っています。海外に出てから、強く思った部分です。」という話もしている[83]ホセ・ルイス・メンディリバル監督は「自分のサイドハーフに求める事は中盤から前線で良い守備を見せることだ。前へと走り、実際に相手を圧迫することなんだよ」と説明しており、乾について「怪物」「サイドハーフでは最高だ。守備的にもね 」などと評価した[90][91]

所属クラブ 編集

個人成績 編集

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2007 横浜FM 19 J1 7 0 3 0 0 0 10 0
2008 0 0 3 0 - 3 0
C大阪 31 J2 20 6 - 2 0 22 6
2009 7 47 20 - 1 1 48 21
2010 J1 33 4 6 0 2 1 41 5
2011 14 5 - - 14 5
ドイツ リーグ戦 リーグ杯DFBポカール 期間通算
2011-12 ボーフム 11 ブンデス2部 30 7 - 2 0 32 7
2012-13 フランクフルト 8 ブンデス1部 33 6 - 1 0 34 6
2013-14 14 0 - 2 1 16 1
2014-15 27 1 - 2 0 29 1
2015-16 1 0 - 1 0 2 0
スペイン リーグ戦 国王杯オープン杯 期間通算
2015-16 エイバル 8 プリメーラ 27 3 2 0 - 29 3
2016-17 28 3 2 0 - 30 3
2017-18 34 5 1 0 - 35 5
2018-19 ベティス 8 0 2 0 - 10 0
アラベス 11 12 2 0 0 - 12 2
2019-20 エイバル 22 29 2 0 0 - 29 2
2020-21 14 28 1 2 0 - 30 1
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2021 C大阪 23 J1 8 1 4 0 - 12 1
2022 8 5 3 1 1 0 0 6 4
清水 33 10 1 - - 10 1
2023 J2 32 10 3 0 0 0 35 10
通算 日本 J1 77 14 17 1 2 1 96 16
日本 J2 99 36 3 0 3 1 105 37
ドイツ ブンデス1部 75 7 - 6 1 81 8
ドイツ ブンデス2部 30 7 - 2 0 32 7
スペイン プリメーラ 166 16 9 0 - 175 16
総通算 447 80 29 1 13 3 489 84
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2011 C大阪 7 7 4
UEFAUEFA EL
2013-14 フランクフルト 8 6 1
2018-19 ベティス 4 0
2021 C大阪 23 1 0
通算 AFC 8 4
通算 UEFA 10 1

その他の国際公式戦

その他の公式戦

記録 編集

日本代表歴 編集

出場大会 編集

試合数 編集

  • 国際Aマッチ 36試合 6得点(2009年 - 2019年)


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2009 1 0
2010 2 0
2011 0 0
2012 3 0
2013 6 0
2014 2 2
2015 5 0
2016 0 0
2017 6 0
2018 6 4
2019 5 0
通算 36 6

出場 編集

No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 監督 大会
1. 2009年1月20日  熊本 熊本県民総合運動公園陸上競技場   イエメン ○2-1 岡田武史 AFCアジアカップカタール予選
2. 2010年1月5日  サナア アリー・ムフセン・スタジアム   イエメン ○3-2 AFCアジアカップ2011予選
3. 2010年9月7日  大阪 大阪長居スタジアム   グアテマラ ○2-1 原博実 キリンチャレンジカップ2010
4. 2012年2月29日  豊田 豊田スタジアム   ウズベキスタン ●0-1 ザッケローニ 2014 FIFAワールドカップ・アジア3次予選
5. 2012年10月12日  サン=ドニ スタッド・ド・フランス   フランス ○1-0 国際親善試合
6. 2012年10月16日  ヴロツワフ スタディオン・ヴロツワフ   ブラジル ●0-4
7. 2013年2月6日  神戸 ホームズスタジアム神戸   ラトビア ○3-0 キリンチャレンジカップ2013
8. 2013年3月22日  アル・アイン ハリファインターナショナルスタジアム   カナダ ○2-1 国際親善試合
9. 2013年3月26日  アンマン アンマン国際スタジアム   ヨルダン ●1-2 2014 FIFAワールドカップ・アジア最終予選
10. 2013年5月30日  豊田 豊田スタジアム   ブルガリア ●0-2 キリンチャレンジカップ2013
11. 2013年6月15日  ブラジリア エスタジオ・ナシオナル・デ・ブラジリア   ブラジル ●0-3 FIFAコンフェデレーションズカップ2013
12. 2013年10月11日  ノビサド スタディオン・カラジョルジェ   セルビア ●0-2 国際親善試合
13. 2014年11月14日  豊田 豊田スタジアム   ホンジュラス ○6-0 アギーレ キリンチャレンジカップ2014
14. 2014年11月18日  大阪 ヤンマースタジアム長居   オーストラリア ○2-1
15. 2015年1月12日  ニューカッスル ニューカッスル・スタジアム   パレスチナ ○4-0 AFCアジアカップ2015
16. 2015年1月16日  ブリスベン ブリスベン・スタジアム   イラク ○1-0
17. 2015年1月20日  メルボルン メルボルン・レクタンギュラー・スタジアム   ヨルダン ○2-0
18. 2015年1月23日  シドニー スタジアム・オーストラリア   アラブ首長国連邦 ●1-1

(PK4-5)

19. 2015年3月31日  東京 東京スタジアム   ウズベキスタン ○5-1 ハリルホジッチ JALチャレンジカップ2015
20. 2017年6月7日   シリア △1-1 キリンチャレンジカップ2017
21. 2017年8月31日  さいたま 埼玉スタジアム2002   オーストラリア ○2-0 2018 FIFAワールドカップ・アジア最終予選
22. 2017年10月6日  豊田 豊田スタジアム   ニュージーランド ○2-1 キリンチャレンジカップ2017
23. 2017年10月10日  横浜 日産スタジアム   ハイチ △3-3
24. 2017年11月10日  リール スタッド・ピエールモーロワ   ブラジル ●1-3 国際親善試合
25. 2017年11月14日  ブルッヘ ヤン・ブレイデルスタディオン   ベルギー ●0-1
26. 2018年6月8日  ルガーノ スタディオ・コルナレド  スイス ●0-2 西野朗
27. 2018年6月12日  インスブルック チボリ・シュタディオン   パラグアイ ○4-2
28. 2018年6月19日  サランスク モルドヴィア・アリーナ   コロンビア ○2-1 2018 FIFAワールドカップ
29. 2018年6月24日  エカテリンブルク エカテリンブルクアリーナ   セネガル △2-2
30. 2018年6月28日  ヴォルゴグラード ヴォルゴグラード・アリーナ   ポーランド ●0-1
31. 2018年7月2日  ロストフ ロストフ・アリーナ   ベルギー ●2-3
32. 2019年1月17日  アル・アイン ハリファインターナショナルスタジアム   ウズベキスタン ○2-1 森保一 AFCアジアカップ2019
33. 2019年1月24日  ドバイ アルマクトゥーム・スタジアム   ベトナム ○1-0
34. 2019年2月1日  アブダビ ザイード・スポーツシティ・スタジアム   カタール ●1-3
35. 2019年3月22日  横浜 日産スタジアム   コロンビア ●0-1 キリンチャレンジカップ2019
36. 2019年3月26日  神戸 ノエビアスタジアム神戸   ボリビア ○1-0

ゴール 編集

# 開催年月日 開催地 対戦国 勝敗 試合概要
1. 2014年11月14日 日本、豊田   ホンジュラス ○6-0 キリンチャレンジカップ2014
2.
3. 2018年6月12日 オーストリア、インスブルック   パラグアイ ○4-2 国際親善試合
4.
5. 2018年6月24日 ロシアエカテリンブルク   セネガル △2-2 2018 FIFAワールドカップ
6. 2018年7月2日 ロシア、ロストフ・ナ・ドヌ   ベルギー ●2-3

タイトル 編集

個人 編集

脚注 編集

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  83. ^ a b c 「小さいころから小さかった」乾貴士選手が教える、小柄な選手が活躍するために身につけておきたいこと”. 2022年4月6日閲覧。
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  88. ^ 土壇場PK被弾にベンチで怒りぶつけた清水MF乾貴士「まず滑る必要もなかった」”. ゲキサカ. KODANSHA. 2023年12月2日作成、2023年12月3日閲覧。
  89. ^ 「日本人にはオススメできない」中村俊輔がスペインで“自信を喪失”した理由を明かす!「久保君や乾君は本当に凄い」”. 2022年4月6日閲覧。
  90. ^ 「テクニック的には怪物」エイバル指揮官が乾に最高評価下すも唯一の改善点は…”. 2022年4月6日閲覧。
  91. ^ 「彼はフェノメノ(怪物)だよ」エイバル指揮官が乾貴士を絶賛! 元スペイン代表監督に「言葉も分からない日本人なのに」と問われ…”. 2024年1月19日閲覧。
  92. ^ a b J2受賞選手”. 2023 J.LEAGUE AWARDS. 2023年12月8日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集