二鬼子(アーグイズ、: èr guǐzi: 얼구이쯔)とは、中国大陸日本支配下に置かれていた時期に、満州に住んでいた中国人が朝鮮人に対して用いた中国語蔑称[1]。『朝鮮日報』によると、日本が満州国において、朝鮮人を「2等公民」、中国人を「3等公民」として認識させる政策を取った結果、中国人は朝鮮人に敵意を抱くようになったという[2]

二鬼子
各種表記
繁体字 二鬼子(二本鬼子)
拼音 èr guǐzi
発音: アーグイズ
テンプレートを表示

当時、中国人は日本人日本鬼子と呼び、その手先と見做した朝鮮人を二鬼子と呼んだ[1][3]。似た意味の呼称に高麗棒子がある[3]

脚注・出典 編集

参考文献 編集

  • 岩間弘『大東亜解放戦争』創栄出版、2012年、9頁。ISBN 9784434164453 
  • 陳野守正『歴史からかくされた朝鮮人満州開拓団と義勇軍』梨の木舎、1998年。ISBN 4816698027 

関連項目 編集