井上 礼之(いのうえ のりゆき、1935年3月17日 - )は、日本実業家ダイキン工業代表取締役会長兼社長を経て、同社取締役会長兼グローバルグループ代表執行役員、関西フィルハーモニー管弦楽団理事長。

人物・経歴 編集

京都市生まれ[1]同志社中学校・高等学校を経て、1957年同志社大学経済学部卒業[2]、大阪金属工業(現ダイキン工業)入社[3]、淀川製作所総務部配属。人事部長[2]等を経て、1979年取締役に昇格。1985年常務取締役。1989年専務取締役。1994年から代表取締役社長を務め[3]、経営危機にあったダイキン工業を世界トップクラスの空調機メーカーに成長させ、同社中興の祖とされる[4]。1995年代表取締役会長兼社長。1996年代表取締役社長。2002年代表取締役会長兼CEO。2014年取締役会長兼グローバルグループ代表執行役員。関西電力取締役、阪急阪神ホールディングス取締役、ダイキン工業現代美術振興財団理事長、関西フィルハーモニー管弦楽団理事長[3]日本産業機械工業会運営幹事なども歴任[5]。2019年、旭日重光章受章[6]

出典 編集


先代
山田稔
ダイキン工業社長
第4代:1994年 - 2002年
次代
北井啓之
先代
(新設)
ダイキン工業CEO
初代:2002年 - 2014年
次代
十河政則
先代
南谷昌二郎
関西経済同友会代表幹事
1999年度 - 2000年度
次代
浅田和男
先代
井植敏
大阪府工業協会会長
第10代:2008年 - 2020年
次代
黒田章裕
先代
秋田まち子
同志社校友会会長
第24代:2011年 - 2021年
次代
松岡敬