井上 虎治(いのうえ とらじ、1876年6月29日[1] - 1929年12月29日[2])は、日本の政治家衆議院議員(1期)。

経歴 編集

兵庫県出身[2]逓信省通信書記、姫路郵便局電信課長となり、その後は大阪商船(株)助役、(資)台湾組支配人、(名)富島組総務理事、帝国サルベージ、阪堺電鉄各(株)取締役社長、木津川運河土地、木代発動機製造各(株)監査役、大阪商業会議所議員、大阪税関貨物取扱人連合会会長、港湾協会評議員となる[2]

1924年第15回衆議院議員総選挙において兵庫10区から政友本党公認で立候補して当選した[3]。のち立憲政友会に移り、衆議院議員を1期務めた。1928年第16回衆議院議員総選挙には立候補しなかった。1929年死去。

脚注 編集

  1. ^ 衆議院『第四十九回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1924年、7頁。
  2. ^ a b c 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』38頁。
  3. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』75頁。

参考文献 編集

  • 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。