交響曲第30番 (モーツァルト)

交響曲第30番 ニ長調 K. 202 (186b)は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した交響曲

概要 編集

音楽・音声外部リンク
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  第1楽章第2楽章第3楽章第4楽章
オトマール・スウィトナー指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる演奏。
  第1楽章第2楽章第3楽章第4楽章
チャールズ・マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団による演奏。
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以上の演奏は何れもYouTubeアートトラック公式収集による。

1773年から翌年にかけて24曲の交響曲を生み出したが、第30番は1774年の5月5日に完成され、その最後を飾る作品である。

伝統的なファンファーレ風な交響曲に戻ったが、退行を示した創作と指摘されるケースは少なく、祝典的な機会に演奏される目的で作曲されたといわれている。また、作品自体がセレナード風の明るい曲でもある。

楽器編成 編集

オーボエ2、ホルン2、トランペット2、弦楽器

構成 編集

全4楽章構成。演奏時間は約21分である。

 
  • 第2楽章 アンダンティーノ・コン・モート
    イ長調、4分の2拍子。
  • 第3楽章 メヌエット - トリオ
    ニ長調 - ト長調、4分の3拍子。
  • 第4楽章 プレスト
    ニ長調、4分の2拍子。

外部リンク 編集