伊藤 清三(いとう せいぞう、1927年1月30日[1] - 2011年11月26日)は、日本数学者。専門は関数解析学偏微分方程式論。東京大学名誉教授。元日本数学会理事長。

伊藤 清三
伊藤清と伊藤清三(左)(1937年)
人物情報
生誕 (1927-01-30) 1927年1月30日
日本の旗 日本 三重県
死没 2011年11月26日(2011-11-26)(84歳)
出身校 名古屋大学
学問
研究分野 数学
研究機関 名古屋大学東京大学東京商船大学杏林大学
学位 理学博士
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経歴 編集

1927年、三重県生まれ[2]。1950年に名古屋大学理学部数学科を卒業。

卒業後は名古屋大学理学部助手を経て[3]、1953年名古屋大学理学部講師。1957年、東京大学理学部講師に就いた。1958年、理学博士号を取得。1960年に同大学助教授、1965年に同大学教授に昇進。1987年に東京大学を定年退官し、名誉教授となった。その後は東京商船大学教授として教鞭をとった[2]。1988年からは杏林大学教授をつとめた[2]

学界では、日本数学会理事長をつとめた[4]2011年11月26日、肺炎のため死去。84歳没[3][1]

受賞・栄典 編集

家族・親族 編集

著書 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 『現代物故者事典2009~2011』(日外アソシエーツ、2012年)p.62
  2. ^ a b c 伊藤清三 プロフィールHMV&BOOKS online
  3. ^ a b 伊藤清三先生のご逝去を悼む 東京大学
  4. ^ 日本数学会のあゆみ日本数学会
  5. ^ 官報平成19年号外第254号 5頁
  6. ^ 官報平成23年本紙第5708号 9頁
  7. ^ 伊藤 清先生と学習院大学学習院