伊達村成
伊達 村成（だて むらしげ）は、江戸時代中期の仙台藩一門第二席・亘理伊達家第6代当主。
| 時代 | 江戸時代 |
|---|---|
| 生誕 | 貞享3年（1686年） |
| 死没 | 享保11年7月21日（1726年8月18日） |
| 改名 | 兵力（幼名）→伊達村成 |
| 別名 | 兵力、藤五郎、安房 |
| 戒名 | 真解院殿覚山性天大居士 |
| 墓所 | 大雄寺（宮城県亘理郡亘理町） |
| 主君 | 伊達綱村→吉村 |
| 藩 | 仙台藩 |
| 氏族 | 伊達氏 |
| 父母 | 父：伊達実氏、母：虎乙（伊達宗成の娘） |
| 兄弟 | 村成、大條道頼室、伊達村常室 |
| 妻 | 正室：白河宗広の娘 |
| 子 | 伊達村胤室、村実 |
生涯 編集
貞享3年（1686年）、亘理伊達家第5代当主・伊達実氏の長男として生まれる。幼名は兵力。
元禄4年（1691年）4月、6歳のとき、狩猟のために、亘理を訪れた藩主伊達綱村に初めて拝謁する。元禄11年（1698年）9月、仙台城で、藩主綱村の加冠により元服し、偏諱を受けて村成と名乗る。宝永4年（1707年）、父・実氏の隠居により、家督を相続し亘理邑主となる。
家臣荒川方秀に天流刀術を、家臣半沢幸高に一宮流居台術を学び、その伝を極めた。
宝永2年（1705年）藩主吉村に長女英姫が誕生した際、蟇目役を務める。正徳2年（1712年）2月、幕府より日光東照宮修復の命が下り総奉行を務める。
享保11年（1726年）1月21日、疱瘡で死去した。享年41。臨終前に、庶長子の初太郎（村実）を嗣子とすることを願出て許された。
参考文献 編集
- 『伊達世臣家譜』
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