住吉駅 (熊本県)

熊本県宇土市住吉町にある九州旅客鉄道の駅

住吉駅(すみよしえき)は、熊本県宇土市住吉町にある、九州旅客鉄道(JR九州)三角線(あまくさみすみ線)のである[1]

住吉駅
駅入口(2006年10月)
すみよし
Sumiyoshi
緑川 (3.2 km)
(4.2 km) 肥後長浜
地図
所在地 熊本県宇土市住吉町[1]
北緯32度42分7.22秒 東経130度35分53.80秒 / 北緯32.7020056度 東経130.5982778度 / 32.7020056; 130.5982778
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 三角線(あまくさみすみ線)
キロ程 7.2 km(宇土起点)
電報略号 スミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
開業年月日 1899年明治32年)12月25日[1][2]
備考 無人駅[1](自動券売機 有)
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歴史 編集

九州鉄道により現在の三角線が開通した当初から存在する駅である[3]

年表 編集

駅構造 編集

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。互いのホームは構内踏切で連絡している[1]。かつては、木造の駅舎があった[1]が、平成になり台風被災で倒壊し撤去された。

各ホームには待合所が設けられており、うち熊本方面ホーム上のものには自動券売機が1台設置されている。無人駅だが、繁忙期のみ社員が派遣され、特別改札を実施する事がある。

8両編成まで対応の長いホームや、駅前の旅館跡の民家などかつての繁栄をしのばせるものがある。

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先 備考
1 あまくさみすみ線 下り 三角方面[6] (駅舎跡側)
2 上り 宇土熊本方面[6] (国道口側)

駅周辺 編集

周辺には田圃が広がっているが、国道沿いなどには住宅が点在する。北側は干拓によって造成された土地である。
また、北側の国道上には産交バスの住吉駅前バス停があり、熊本市方面と天草方面を結ぶ快速バス「あまくさ号」が利用できるほか、三角駅方面と宇土駅方面を結ぶ路線(普通便)を利用できる。

バス路線 編集

住吉駅前(国道57号側)
産交バス
  • 快速バスあまくさ号(熊本 - 本渡)
  • 一般路線バス(宇土駅 - 三角産交)
宇土駅(西口)(駅舎跡側)
宇土市ミニバス・のんなっせ「網津・緑川線」(毎週木曜・金曜運行)
  • 宇土駅(西口) - 宇土市役所 - 住吉駅前 - 網津支所 - 赤木

その他 編集

  • 兵庫県神戸市のJR西日本東海道本線(JR神戸線)に同名の住吉駅があり、JRには住吉駅という駅が二つあることとなる。両駅を区別するため、一部の切符では、この駅を「(三)住吉」と表示する。

隣の駅 編集

九州旅客鉄道(JR九州)
あまくさみすみ線(三角線)
緑川駅 - 住吉駅 - 肥後長浜駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、25頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、700頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b c d 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「肥薩線・吉都線・三角線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第2号、朝日新聞出版、2009年7月19日、25頁。 
  4. ^ 「熊鉄、第四次“営近”を実施」『交通新聞』交通協力会、1973年9月22日、1面。
  5. ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
  6. ^ a b 住吉駅 時刻表(JR九州)”. 九州旅客鉄道. 2022年9月12日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集

  • 住吉駅(駅情報) - 九州旅客鉄道