佐々木 涼子(ささき りょうこ、1944年7月8日 - )は、日本の文学研究者、フランス文学者、舞踊評論家。

東京女子大学名誉教授[1]。専門はマルセル・プルースト、舞踊論[1]

来歴 編集

石川県金沢市生まれ。作家・杉森久英の長女。子ども時代にバレエを習い始め、のち日本舞踊を修める。1967年東京大学仏文科卒、1970年同大学院修士課程修了、博士課程中退。77年には東京女子大学助教授、のち教授。

2007年まで数年間、NHK経営委員を務めた(任期満了で退任)。

著書 編集

  • 『ロマネスク誕生 プルーストの文学をめぐる七章』芸立出版 1991
  • 『これだけは見ておきたいバレエ』新潮社 (とんぼの本) (瀬戸秀美写真) 1996
  • 『世界のバレエを見てまわる』新書館(エトワールブックス) 2000 
  • 『魅惑のとき Ballet dancers』あんず堂 2000
  • 『バレエの宇宙』文春新書、2001
  • 『バレエの歴史 フランス・バレエ史 宮廷バレエから20世紀まで』学習研究社 2008

翻訳 編集

  • ジャンヌ・シャンピヨン『シュザンヌ・ヴァラドン その愛と芸術』中條屋進共訳 西村書店 1998.12

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  1. ^ a b 『バレエの宇宙』著者紹介、『文藝年鑑』