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佐久間寛志

日本の騎手、調教助手

佐久間 寛志（さくま ひろし、1984年5月26日 - ）は、日本中央競馬会（JRA）に所属する元騎手で現在は調教助手。 騎手時代は平地競走と障害競走の免許を持ち、両方の競走に騎乗していた。

佐久間寛志
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都足立区
生年月日 (1984-05-26) 1984年5月26日（39歳）
身長 162.0cm（2021年）
体重 52.0kg（〃）
血液型 AB型
騎手情報
所属団体 JRA
所属厩舎 フリー
初免許年 2003年
免許区分 平地・障害[1]
騎手引退日 2021年2月28日
重賞勝利 中央3勝
通算勝利 1998戦65勝
経歴
所属 栗東・鹿戸明（2003.3.1 - 2007.3.20）
栗東・フリー（2007.3.21 - 2020.9.7）
栗東・渡辺薫彦（2020.9.8 - 引退）
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人物 編集

競馬学校を19期生として卒業。同期には石橋脩、長谷川浩大、松岡正海、南田雅昭らがいる。

初騎乗は2003年3月1日、阪神第4競走でケイアイブルボンに騎乗し、15頭立ての8着。3月15日の中京第1競走でマコトカイウンに騎乗し、初勝利を上げる。デビュー年から障害競走にも騎乗しており、障害初騎乗は7月20日、小倉第5競走の障害3歳上未勝利戦で、デルマギャンブラーに騎乗し12頭立ての6着。この年は6勝を収める。2005年4月30日には京都第4競走の障害4歳上未勝利戦でリバルドムスメに騎乗し、障害競走初勝利を挙げた。

平地重賞初騎乗は2006年2月5日、京都のシルクロードステークスで、ゲイリーファントムに騎乗し16頭立ての16着。障害重賞初騎乗は同年9月8日の阪神ジャンプステークスで、テイエムキャットに騎乗し13頭立ての最下位。

2008年の京都ジャンプステークス（J・GII）でテイエムトッパズレに騎乗。逃げ切りを決めて重賞初勝利を挙げた[2]。

2011年10月23日京都第1競走でテイエムダリアに騎乗し落馬、腰椎骨折の重傷を負った[3]。

デビューから2007年3月20日までは鹿戸明厩舎に所属し、同年3月21日からフリーとなっていたが[4]、2020年9月8日より渡辺薫彦厩舎に所属となる[5]。

2021年2月28日をもって騎手を引退し、渡辺薫彦厩舎で調教助手に転業することが発表された[6][7]。

不祥事 編集

2013年11月21日、原動機付自転車を運転中に道路交通法違反（酒気帯び運転）で滋賀県警察に検挙され罰金刑に処され、3か月の騎乗停止処分を受けた[8]。

おもな騎乗馬 編集

騎乗成績 編集

日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
平
地		 初騎乗 2003年3月1日 1回阪神1日4R 3歳未勝利 ケイアイブルボン 14頭 11 8着
初勝利 2003年3月15日 1回中京3日1R 3歳未勝利 マコトカイウン 11頭 6 1着
重賞初騎乗 2006年2月5日 2回京都4日11R シルクロードステークス ゲイリーファントム 16頭 16 16着
障
害		 初騎乗 2003年7月20日 2回小倉2日5R 障害3歳上未勝利 デルマギャンブラー 12頭 3 6着
初勝利 2005年4月30日 3回京都3日4R 障害4歳上未勝利 リバルドムスメ 14頭 7 1着
重賞初騎乗 2006年9月18日 3回中京4日9R 阪神ジャンプステークス テイエムキャット 13頭 13 13着
重賞初勝利 2008年5月17日 3回京都7日9R 京都ジャンプステークス テイエムトッパズレ 11頭 5 1着
J・GI初騎乗 2007年12月22日 5回中山7日10R 中山大障害 テイエムトッパズレ 16頭 10 7着
年度 平地競走 障害競走
1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率 複勝率 1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率 複勝率
2003年 6 10 4 215 .028 .074 .093 0 0 0 6 .000 .000 .000
2004年 5 6 9 253 .020 .043 .079 0 1 3 15 .000 .067 .267
2005年 5 8 6 213 .023 .061 .089 1 0 0 5 .200 .200 .200
2006年 3 8 4 146 .021 .075 .103 0 1 1 17 .000 .059 .118
2007年 1 0 2 60 .017 .017 .050 1 6 4 36 .028 .194 .306
2008年 2 2 1 76 .026 .053 .066 3 3 2 45 .067 .133 .178
2009年 1 5 3 105 .010 .057 .086 5 4 6 44 .114 .205 .341
2010年 0 1 2 68 .000 .015 .044 5 3 3 55 .091 .145 .200
2011年 2 2 1 50 .040 .080 .100 3 4 9 46 .065 .152 .348
2012年 0 0 0 0 0 0 0 0
2013年 2 1 1 121 .017 .025 .033 0 0 0 0
2014年 0 1 3 30 .000 .033 .133 2 2 3 28 .071 .143 .250
2015年 0 0 1 23 .000 .000 .043 2 2 5 46 .043 .087 .196
2016年 0 0 0 10 .000 .000 .000 4 4 7 56 .071 .143 .268
2017年 0 0 0 4 .000 .000 .000 4 1 2 43 .103 .128 .179
2018年 0 0 0 3 .000 .000 .000 2 7 5 55 .036 .164 .255
2019年 0 0 0 1 .000 .000 .000 4 8 9 57 .070 .211 .368
2020年 0 0 0 1 .000 .000 .000 2 2 3 32 .063 .125 .219
2021年 0 0 0 2 .000 .000 .000 0 0 0 4 .000 .000 .000
中央 27 44 37 1381 .020 .051 .078 38 48 62 573 .066 .150 .258
地方 0 2 5 44 .000 .045 .159  

脚注 編集

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出典 編集

  1. ^ “平成28年度 騎手免許試験合格者” (PDF). 日本中央競馬会 (2016年2月11日). 2016年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月6日閲覧。
  2. ^ “京都JS、テイエムトッパズレが重賞初制覇”. netkeiba.com. 2022年4月29日閲覧。
  3. ^ “佐久間騎手が落馬、腰椎骨折の重傷”. ウマニティ. 2022年4月29日閲覧。
  4. ^ “佐久間寛志騎手、フリーに”. ラジオNIKKEI. 2022年4月29日閲覧。
  5. ^ “佐久間寛志騎手、渡辺薫彦厩舎所属に”. ラジオNIKKEI. 2022年4月29日閲覧。
  6. ^ 佐久間　寛志騎手が引退 - 日本中央競馬会（JRAニュース）2021年2月24日
  7. ^ 佐久間寛志騎手が今月末で引退「調教師の道を目指したいです」 - スポーツ報知 2021年2月24日
  8. ^ “佐久間寛志騎手は３カ月の騎乗停止”. サンケイスポーツ. 2022年4月29日閲覧。

関連項目 編集

 
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