佐藤真有

日本の短距離走者

佐藤 真有(さとう まゆ、1982年9月14日 - )は、日本の元陸上競技選手。北海道帯広市出身。4×400mR元日本記録保持者。サトウスポーツプラザ、北海道ハイテクアスリートクラブ、ナチュリルアスリートクラブを経て東邦銀行陸上競技部に所属。現在は同陸上競技部コーチ。帯広市立緑園中学校、北海道帯広南商業高等学校福島大学卒業。旧姓は木田。

佐藤真有 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム 佐藤真有
国籍 日本の旗 日本
種目 短距離走
所属 東邦銀行
生年月日 (1982-09-14) 1982年9月14日(41歳)
生誕地 北海道帯広市
身長 163cm
体重 53kg
自己ベスト
400m 53秒05 (2008年)
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来歴 編集

2001年400mで54秒69の北海道新記録を樹立した。

2002年南部忠平記念陸上の400mで53秒47の日本学生新記録(当時)を樹立、コロンボアジア選手権では400mで5位に入賞、釜山アジア大会では400mで6位に入賞、4×400mRで3分37秒66の日本学生新記録を樹立した。

2006年ドーハアジア大会でも日本代表に選ばれた。

2007年IAAFグランプリ大阪大会では4×400mR日本チーム(木田丹野麻美久保倉里美吉田真希子)の1走を務め、3分30秒53の日本新記録(当時)を樹立。日本選手権の400mで準優勝。世界陸上大阪大会では4×400mR日本チーム(青木沙弥佳・丹野・久保倉・木田)の4走を務め、3分30秒17の日本新記録を樹立した。

2008年北京オリンピック陸上競技4×400mリレーの代表選手に選出された。日本チームは、青木沙弥佳・丹野麻美・久保倉里美・木田真有である。北京オリンピック後に結婚した。

2011年世界陸上大邱出場も期待されていたが、同年3月11日の東北地方太平洋沖地震に伴う福島第一原子力発電所事故で福島大学の現役、OB、OGが沖縄合宿に出発した中、夫が仙台市消防士で、毎日遺体処理をしている時だから残るように恩師の川本和久から言われ、3月中は仙台に残った[1]

2012年の6月に日本選手権女子400メートルで初優勝。10月の日本選手権リレー4×100mリレー、4×400mリレーで優勝し現役引退を表明した[2]

記録 編集

  • 300m - 38秒12 (2009年4月19日、アジア歴代3位)
  • 400m - 53秒05 (2008年5月3日、日本歴代4位)

脚注 編集

  1. ^ 週刊プレイボーイ 2012年6月18日号 49頁 目指せ、ロンドン五輪! 名門・福島大陸上部復興への疾走
  2. ^ 福島民友スポーツ (2012年10月29日). “東邦銀行、1600制し2冠 佐藤が現役引退を表明”. 2012年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月17日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集