俊野 達彦(としの たつひこ、1988年1月18日 - )は、日本のプロバスケットボール選手。愛媛県松山市出身。ポジションはシューティングガード。B3リーグの横浜エクセレンス所属。弟もプロバスケ選手の俊野佳彦

俊野達彦
Tatsuhiko Toshino
横浜エクセレンス  No.33
ポジション SG
基本情報
愛称 とし
日本語 俊野達彦
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1988-01-18) 1988年1月18日(36歳)[1]
出身地 愛媛県松山市[1][2]
身長 185cm (6 ft 1 in)
体重 80kg (176 lb)
キャリア情報
中学校 松山市立雄新中学校
高校 新田高等学校
大学 大阪商業大学
ドラフト 2012年 ドラフト2巡目
経歴
2011-2012千葉エクスドリームス
2012-2014群馬クレインサンダーズ
2014-2015信州ブレイブウォリアーズ
2015-2018大分・愛媛ヒートデビルズ
愛媛オレンジバイキングス
2018秋田ノーザンハピネッツ
2018-2019仙台89ERS
2019-2022愛媛オレンジバイキングス
2022-横浜エクセレンス
受賞歴
  • bjリーグシーズンMIP (2015-16)
  • bjリーグオールスター (2016)
  • B2アシスト1位(2021-22)
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

来歴 編集

小3でバスケを始め、雄新中を経て、新田高校ではインターハイには2,3年生時の2年連続、全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会には3年連続で出場。2年生時からは国民体育大会愛媛県選抜チームに選出[2]

2010年3月に大阪商業大を卒業した後は埼玉県の米菓メーカーに就職、営業をしていた[要出典]が、半年後にクラブチームの草加クラブでバスケを再開。2011年1月にbjリーグ合同トライアウトを受験後、9月に退職して千葉ジェッツ傘下の千葉エクスドリームスに所属[2]

2012年6月、bjリーグ最終トライアウトに合格後、ドラフト会議の2巡目で新規参入チームの群馬クレインサンダーズより指名を受けて入団[1]。2シーズン所属したのち、2014年6月に信州ブレイブウォリアーズに移籍。

2015-16シーズンは、なかなかチームも決まらず「この1年やってダメだったら引退しよう」と思って臨んだ。2015年7月、大分・愛媛ヒートデビルズに移籍が決定。11月28日のバンビシャス奈良戦でbjリーグ日本人最多の41得点[要出典]翌日も16得点で連勝に貢献して週間MVPを初受賞。[要出典]2015-16シーズン通して主力として試合出場し、前シーズンから大幅にスタッツを伸ばしたことが評価され、bjリーグのMIP賞を受賞した。捨て身でやっていたので、転機になる一年となった[3]。Bリーグ初年度の2016-17シーズンからは大分・愛媛ヒートデビルズよりチーム名変更した愛媛オレンジバイキングスに引き続き所属。

2018年6月、秋田ノーザンハピネッツに移籍、日本人選手最年長であり、主将を任される。新入団会見では、「シーズンを通して、ミスが少ないプレーを意識したい。しんどい時こそ1つになれるような集団を作りたい」と意気込みを述べる[4]。ペップ式練習法については、「短時間で運動量を出し、どれだけ濃い内容のプレーができるかが求められる。みんなが練習をハードにやれている。」とコメントした[5]。ペップバスケにフィットせず、同年11月、仙台89ERSに期限付き移籍をしたが、右後十字靭帯断裂の負傷をした[いつ?]。シーズン終了後、古巣の愛媛に移籍[6]

2021-22シーズン、B2アシスト数ランキングで1位となった。[7]

2022年オフ、横浜エクセレンスに移籍[8]

経歴 編集

  • 大阪商業大 - 草加クラブ - 千葉エクスドリームス - 群馬(2012年〜2014年) - 信州(2014年〜2015年) - 大分・愛媛(2015年〜2018年)- 秋田(2018年)- 仙台(2018年〜2019年) - 愛媛(2019年~2022年) - 横浜EX(2022年 )

記録 編集

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2012-13 群馬 49 8 13.1 .290 .207 .655 2.3 0.9 0.6 0.0 1.1 4.2
2013-14 群馬 31 6 7.2 .286 .235 .731 0.9 0.4 0.4 0.0 0.5 2.4
2014-15 信州 50 10 11.5 .389 .224 .481 2.4 0.9 0.6 0.1 0.8 3.1
2015-16 大分・愛媛 50 50 33.1 .362 .308 .698 3.0 4.4 1.7 0.2 3.6 14.5
2016-17 愛媛 52 52 32.5 .374 .280 .775 3.6 3.5 1.6 0.3 2.6 13.5
2017-18 愛媛 53 53 33.1 .441 .350 .718 3.8 5.2 1.1 0.2 2.2 12.4
2018 秋田 10 1 9.6 .220 .100 .000 0.6 1.1 0.2 0.0 0.8 1.3

脚注 編集

  1. ^ a b c 群馬クレインサンダーズ. “選手紹介”. 2013年2月5日閲覧。
  2. ^ a b c 二宮清純. “FORZA SHIKOKU(月曜日更新) : 俊野達彦(群馬クレインサンダーズ/愛媛県松山市出身)第4回「ラストチャンスに懸けた夢」”. スポーツコミュニケーションズ. 2013年2月5日閲覧。
  3. ^ Basket Count (2018年10月1日). “B1で飛躍を狙う秋田ノーザンハピネッツのキーマン俊野達彦「ここを目指していた」”. 2018年10月1日閲覧。
  4. ^ サンスポ (2018年8月29日). “金農の次はB1返り咲きハピネッツが秋田を熱く!/東北スポーツ”. 2018年8月29日閲覧。
  5. ^ 日刊スポーツ (2018年8月29日). “秋田に7人新加入“カナノウ旋風”に続きCS進出だ”. 2018年8月29日閲覧。
  6. ^ 俊野達彦選手 契約合意(新規)のお知らせ” (2019年5月16日). 2019年5月16日閲覧。
  7. ^ 成績” (2023年4月21日). 2023年4月21日閲覧。
  8. ^ 俊野 達彦選手2022-23シーズン 契約合意のお知らせ横浜エクセレンス2022年6月15日

関連項目 編集

外部リンク 編集