倉本 裕基(くらもと ゆうき、本名:北野 實、1951年9月10日 - )は、日本の作曲家ピアニスト

倉本 裕基
生誕 (1951-09-10) 1951年9月10日(72歳)
埼玉県浦和市(現・さいたま市
出身地 日本の旗 日本栃木県宇都宮市
学歴 経歴・人物 参照
ジャンル クラシック
職業 ピアニスト
担当楽器 ピアノ
レーベル 日本クラウン
公式サイト 日本クラウン

経歴・人物 編集

埼玉県浦和市(現・さいたま市)生まれ。12歳より栃木県宇都宮市に移る。宇都宮市立陽北中学校栃木県立宇都宮高等学校東京工業大学理学部応用物理学科卒業。同大学院理工学研究科応用物理学専攻修士課程修了。

ピアノ演奏と作曲を中田喜直に師事。東京工業大学理学修士という異色の経歴を持つが、在学中から大学オーケストラピアノ協奏曲エドヴァルド・グリーグなど)のソリストを担当するなど、演奏家としての力量も発揮し始めていた。

多くのピアノソロおよび小編成の管弦楽との共演形式の楽曲、管弦楽曲がある。テレビドラマの付随音楽も多数手がける。作風は概してロマン派的であり、和声の色彩豊かな音楽である。また複合三部形式ロンド形式など、クラシック音楽の形式で書かれた曲が非常に多い。

作品が韓国のドラマや映画で使用され非常に人気が高く、その甲斐もあり、2005年NHK外国語講座『アンニョンハシムニカ・ハングル講座』で最年長の生徒役に選ばれた。そこでは、お得意のダジャレも披露していた。そのため韓国において、若い女性を中心に知名度が圧倒的であり、CDの売上は韓国で多く、コンサートチケットも10分で完売する状況である。また、サイン会には3,000人が押し寄せることもある。

代表曲は「霧のレイクルイーズ」、「パリ冬物語」、「ロマンス」、「希望の明日へ」(NHKニュース解説番組『あすを読む』テーマ曲)など。これらは繰り返し録音され、様々な編成・編曲、演奏解釈のものを聴くことができる。数学者黒川信重とは栃木県立宇都宮高等学校時代からの親友。

テレビ音楽 編集

映画音楽 編集

舞台音楽 編集

外部リンク 編集