備前西市駅

岡山県岡山市南区にある西日本旅客鉄道の駅

備前西市駅(びぜんにしいちえき)は、岡山県岡山市南区西市にある西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線である。宇野方面に向かう「宇野みなと線」と、本四備讃線に直通する「瀬戸大橋線」の、双方の愛称区間に含まれている。駅番号は宇野みなと線がJR-L03、瀬戸大橋線がJR-M03

備前西市駅
駅外観(2006年4月)
びぜんにしいち
Bizen-Nishiichi
JR-L02/M02 大元 (2.0 km)
(3.8 km) 妹尾 JR-L04/M04
地図
所在地 岡山市南区西市457番地4
北緯34度37分54.56秒 東経133度54分0.65秒 / 北緯34.6318222度 東経133.9001806度 / 34.6318222; 133.9001806座標: 北緯34度37分54.56秒 東経133度54分0.65秒 / 北緯34.6318222度 東経133.9001806度 / 34.6318222; 133.9001806
駅番号 JR-L03(宇野みなと線)
JR-M03(瀬戸大橋線)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 L 宇野線(宇野みなと線)
M 瀬戸大橋線含む)
キロ程 4.5 km(岡山起点)
電報略号 ニシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,605人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1939年昭和14年)1月1日
備考 無人駅(自動券売機 有)
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歴史 編集

駅構造 編集

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。上下ホームは陸橋で結ばれているが、一旦改札口を出て、踏切を渡っても反対方面行きホームに行くことができる。一線スルー型配線になっており、通過列車は直線側の1番のりば(上下本線)を通過するが、ダイヤによっては当駅に停車しない快速「マリンライナー」やその他の本四連絡特急などが対向列車の待ち合わせのため、分岐側の2番のりば(上下副本線)に進入して運転停車する。2014年平成26年)12月時点では、停車列車については方向別にホームを使い分けている。(ダイヤ乱れ時の臨時停車などは除く)。岡山駅 - 当駅間の区間列車は、2番のりばで折り返す。

岡山駅管理の無人駅だが、両ホーム岡山寄りに簡易駅舎が設けられ、そこに簡易式の自動改札機と、近距離切符の自動券売機ICOCAを挿入するホルダーあり)がある。トイレはない。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

「マリンライナー」は2019年3月時点で初発の2号と朝ラッシュ時の8号、10号の計3本のみが停車する。これまで当駅のホームが6両分しかなく、7両編成で運転される8号は通過していたが、上りホームの7両編成対応化工事が行われ、2018年3月ダイヤ改正より8号も停車するようになった[4]。またこれを機に5両で運転されていたために平日の混雑が著しかった10号が7両編成で運転されるようになった。

長年ホームのかさ上げは実施されておらず、列車とホーム間に段差があったが2014年11月からホームのかさ上げ工事が実施された。また、これと同時に2番のりばにもスロープが設置された。

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先 備考
1 M 瀬戸大橋線
L 宇野みなと線
上り 岡山方面[5] 折り返し列車は2番のりば
2 下り 児島宇野四国方面[5]  

※岡山駅 - 茶屋町駅間では、当駅折り返し・茶屋町・児島方面発着系統が「瀬戸大橋線」、宇野発着系統が「宇野みなと線」と案内される。

利用状況 編集

1日の平均乗車人員は以下の通りである[6]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 726
2000 722
2001 752
2002 770
2003 793
2004 802
2005 821
2006 855
2007 932
2008 981
2009 967
2010 973
2011 1,040
2012 1,169
2013 1,267
2014 1,334
2015 1,506
2016 1,581
2017 1,639
2018 1,703
2019 1,813
2020 1,580
2021 1,605

駅周辺 編集

かつて周辺は田園地帯であったが、現在は岡山市のベッドタウンとして宅地化が進み、国道2号を超えた駅の南側を中心に高層マンションが林立している。近年は下中野交差点を中心に家電量販店やパソコンのパーツショップが多く出店している。

その他 編集

  • ICOCAの使用履歴について、当駅は「備西市」と表記されている。

隣の駅 編集

西日本旅客鉄道(JR西日本)
L 宇野みなと線(宇野線)・M 瀬戸大橋線(本四備讃線直通)
快速(岡山 - 茶屋町)・普通
大元駅 (JR-L02/JR-M02) - 備前西市駅 (JR-L03/JR-M03) - 妹尾駅 (JR-L04/JR-M04)

脚注 編集

  1. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、258頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「日本国有鉄道公示第268号」『官報』1950年11月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ a b 「行違い線設備が完成 宇野線備前西市駅 28日には備前片岡駅も」『交通新聞』交通協力会、1968年9月26日、4面。
  4. ^ 2018年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道岡山支社、2017年12月15日、6頁。 オリジナルの2020年10月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201028022729/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/171215_00_okayama.pdf2021年2月17日閲覧 
  5. ^ a b 備前西市駅|時刻表:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年7月30日閲覧。
  6. ^ 岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集