元山 仁士郎(もとやま じんしろう、1991年 - )は、沖縄県宜野湾市出身の一橋大学大学院生[1]政治活動家法政大学沖縄文化研究所奨励研究員。

もとやま じんしろう

元山 仁士郎
2016年撮影
生誕 1991年(32 - 33歳)
日本の旗 日本 沖縄県宜野湾市
国籍 日本の旗 日本
団体 (SASPL→)
SEALDs
公式サイト 元山仁士郎 (@Jin46o) - X(旧Twitter)
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SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)や、SEALDs RYUKYUの設立に参画したのち、「辺野古」県民投票の会代表として条例制定を求める活動を行った。

人物・経歴 編集

沖縄県宜野湾市出身。琉球大学教育学部附属小学校琉球大学教育学部附属中学校沖縄県立普天間高等学校を卒業後、大学受験浪人生活を経て[2]国際基督教大学教養学部在学中、SASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会)、ゆんたくるー、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)や、SEALDs RYUKYUの設立に参画[3]

2016年度は大学を一年休学し、日本のシンクタンク新外交イニシアティブでスタッフとして働く[4]。大学卒業後は、一橋大学大学院社会学研究科修士課程に進学し、日米外交史の研究を行う[1]法政大学沖縄文化研究所奨励研究員。

2018年4月に大学院を休学。4月16日に「辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票」実施を求める『「辺野古」県民投票の会』を設立し、同会の代表に就任[5]署名活動等により条例制定を直接請求し、2月24日に行われた2019年沖縄県民投票の実現にあたった[6][7]

2019年2月25日、元山仁士郎、ロバート・カジワラ高野孟で対談を行った[8]

2019年7月26-28日に行われたフジロックフェスティバルに呼ばれ[9]玉城デニー沖縄県知事、ジャーナリスト津田大介早稲田大学教授、ORANGE RANGEのYOHとのトーク企画に出演した[10]

著書 編集

共著 編集

  • 小森陽一、黒澤いつき、西郷南海子『あきらめることをあきらめた 戦後71年目のデモクラシー』かもがわ出版、2016年4月11日。ISBN 978-4780308297 

論考 編集

出演 編集

ウェブ番組 編集

ドキュメンタリー 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 「県民投票の意義は 代表に聞く」 琉球朝日放送2018年9月21日
  2. ^ 「「辺野古」県民投票の会 代表 元山仁士郎さん」 ジュクタン
  3. ^ 元山仁士郎6月25日平和運動分科会(元山)沖縄の「日常」とその複雑さについて―基地と平和をめぐり交錯する思いと動き― 日本平和学会 2016年6月1日
  4. ^ 講師紹介No.5ワークショップ⑤「OKINAWAの未来を考える (外交・安保・地方自治・基地問題) 」で講師にお迎えするのは、布施裕仁さん(ジャーナリスト)と、元山仁士郎さん(現在・一橋大学院修士課程所属/元SEALDs・SEALDs RYUKYU)です🙌 ReDEMOS(リデモス)
  5. ^ 「辺野古」県民投票 元山氏に聞く 停滞打破、再論の新風を 撤回向け民意明確に 琉球新報 2018年4月18日
  6. ^ 「沖縄県民投票めざす署名、まだ目標の4割 辺野古移設」 朝日新聞デジタル 2018年6月28日
  7. ^ 「「沖縄県民のうむい受け止めて」 県民投票の会 元山仁士郎代表 「これで終わりではない」」 琉球新報 2019年2月25日
  8. ^ 「たった1人の反乱」元山仁士郎×ロバート梶原×高野孟 (2019/02/25)
  9. ^ “音楽で「基地」訴え 県民投票の元山仁士郎さんとカチンバがフジロックへ”. (2019年7月5日) 
  10. ^ 沖縄)玉城デニー知事、フジロック絶叫 基地問題も語る 朝日新聞デジタル2019年7月29日03時00分
  11. ^ 比嘉賢多 (2018-07-30), Reunite with My Past Self in Okinawa, https://www.youtube.com/watch?v=tjTFoEjNUxE&feature=youtu.be 2019年3月16日閲覧。 

外部リンク 編集