先進党(せんしんとう、Advanced Party)はかつて存在した日本政治団体。「ITで”みらい"を創り出す。」を党是とする、日本で唯一のIT政策に特化した政治団体であった。

日本の政党で初めてGitHub政策を公開する[1]などの積極的な活動を行っていた。

なお、韓国の先進統一党及びNHKから国民を守る党とは無関係である。

概要 編集

2019年9月に第4次安倍内閣が誕生した際にIT担当大臣として竹本直一が任命された。

彼は日本の印章制度・文化を守る議員連盟(はんこ議連)に所属しており、会見にて「ベクトルが反対方向では」と記者から質問された。竹本氏は「印鑑とデジタル社会を対立するものととらえるのではない。工夫はいろいろできる」と反論[1]IT担当大臣という役職にもかかわらず、印鑑デジタルの共存を目指すと表明した。

これに対してTwitterなどで大変話題になり、反対する動きが強まった。そこでTwitterにて集まった有志によって印鑑から国民を守る党が結党され、印鑑からの脱却を唯一の公約として活動を開始した。

その後「あらゆる行政手続きのデジタル化による効率化」などを公約とした、先進党としての再結成へと舵を切った。

2020年6月3日、先進党は事実上崩壊し[2]、解散に至った[3]

歴史 編集

脚注 編集

  1. ^ IT相ははんこ議連会長 「印鑑とデジタル、対立せず」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2020年3月21日閲覧。
  2. ^ 先進党、崩壊の真実|Hiroaki Joya|note”. note(ノート). 2021年9月20日閲覧。
  3. ^ GitHub - senshintou/web-site: 先進党のホームページ” (英語). GitHub. 2021年9月20日閲覧。

外部リンク 編集