全日本実業団対抗女子駅伝競走大会
| 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 | |
|---|---|
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| 開始年 | 1981 |
| 主催 | 日本実業団陸上競技連合 |
| 参加チーム数 | 23 |
| 加盟国 |
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| 前回優勝 | 第一生命 |
| 最多優勝 | 三井住友海上(7回) |
| サイト | 第30回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会要項 (日本語) |
全日本実業団対抗女子駅伝大会(ぜんにっぽんじつぎょうだんたいこうじょしえきでんたいかい)は、例年12月に日本実業団陸上競技連合が主催し、毎日新聞社とTBSが共催する、「実業団・女子日本一決定戦」という位置づけの駅伝大会である。
2010年までは三重県もしくは岐阜県岐阜市周辺で開催され、2011年(平成23年)からは宮城県の日本三景・松島をスタートして仙台市にゴールする、仙塩地区縦貫42.195kmのコースで開催されている[1]。
概要
1981年(昭和56年)12月に第1回大会が開催された。当時は男子の大会と同時開催で、地域対抗(東日本、中部、北陸、関西で選抜チームを編成)で争われていた。コースは、三重県伊勢市の伊勢神宮外宮(豊受大神宮)前をスタートし、鳥羽市がゴールだった。
1983年(昭和58年)の第3回大会から女子単独となり、岐阜県岐阜市周辺(岐阜都市圏)で開催されるようになった。通称は「ぎふ女子駅伝」。コースは岐阜市の長良川陸上競技場をスタートし、瑞穂市および安八町を経て大垣市内を巡り、ほぼ同じ道を戻って長良川陸上競技場にゴールする6区間42.195kmだった。
2011年(平成23年)の第31回大会からは、宮城県の松島町をスタートして利府町・塩竈市・多賀城市を経て仙台市に入り、仙台市都心部と長町副都心を周回して仙台市陸上競技場にゴールする、仙塩地区縦貫42.195kmのコースで開催されることが発表されている(開催日は12月18日)[1][2]。仙台市では10月に全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)も開催されており、実業団と大学の各々の女子駅伝日本一を決める大会が宮城県に集約されることになった。
コース及びその区間の特徴
宮城コース(2011年~)
2011年(平成23年)7月時点で発表されているスタート、中継所、ゴールは以下の通り[1]。
- スタート:松島町中央公民館前(宮城郡松島町、地図)
- 第1中継所:塩竈市地域活動支援センター前(塩竈市、地図)
- 第2中継所:塩竈市水道部前(塩竈市、地図)
- 第3中継所:三和シヤッター工業・富士化学工業前(仙台市宮城野区、地図)
- 第4中継所:聖和学園高前(仙台市若林区、地図)
- 第5中継所:仙台二高前(仙台市青葉区、地図)
- ゴール:仙台市陸上競技場(仙台市宮城野区、地図)
岐阜コース(1983年~2010年)
第1回は4区間 (16.3km)。第2回は5区間 (24.5km)。第3回から第11回までは5区間 (30km) であり、第6回までは岐阜県営陸上競技場をスタートし、毎日新聞岐阜支局前をゴールとしていたが、第7回以降は岐阜県庁をスタートおよびゴールとした。第12回から第30回まではフルマラソン距離の6区間 (42.195km) で実施された。スタート、中継所、ゴールは以下の通り。なお、先頭が中継所を通過してから10分経過すると繰り上げスタートした。
- スタート:長良川競技場(岐阜市、地図)
- 第1中継所:加納新本町バス停(岐阜市、地図)
- 第2中継所:岐阜県庁(岐阜市、地図)
- 第3中継所:大垣市林町(大垣市、地図)
- 第4中継所:大垣市総合体育館(大垣市、地図)
- 第5中継所:陽南中学校(岐阜市、地図)
- ゴール:長良川競技場(岐阜市、地図)
1区(6.6km)
長良川陸上競技場 → (金華橋) → (JR岐阜駅) → 加納新本町バス停前
- スタートしてトラックを1周して競技場を離れる。
- 例年、ダンゴ状態から徐々に縦長にバラけていく。
- 金華橋の前後以外は平坦である。
2区(3.3km)
加納新本町バス停 → 岐阜県庁前
- 超ハイスピード区間らしくアップダウンは全く無しの区間。第29回からは外国人選手についてはこの区間のみの登録となっている。
- 岐阜県庁前で折り返す。
3区(10.0km)
岐阜県庁 → (穂積大橋) → (五六川橋) → (新揖斐川橋) → (和合IC) → (東海道本線・樽見鉄道立体交差) → 大垣市林町
- 前半のエース区間である。第28回までは外国人選手が多く走っていた。
- 上記の通りたくさんのアップダウンがあり、脚への負担は大きい。
- 岐阜県庁ではあまり差がついておらず、実力のある選手が多く走るのでごぼう抜きがよく見られる。
4区(4.1km)
大垣市林町 → (東海道本線・樽見鉄道立体交差) → 大垣市総合体育館前
- 二大エース区間の間にあるつなぎの区間である。
- 立体交差以外は平坦である。
- 大垣市総合体育館の敷地内に入り、1回折り返して5区へタスキを渡す。
5区(11.6km)
大垣市総合体育館前 → (和合IC) → (新揖斐川橋) → (五六川橋) → (穂積大橋) → 陽南中学校
- ほとんど3区の裏返し区間である。
- 全区間を通じ最長で後半のエース区間である。3区より選手間の実力差が大きく、ここでの走りが最終成績に大きく影響する。
- 第28回大会以前から日本人長距離ランナー育成の観点から外国人選手の登録は禁止されていた。
6区(6.595km)
陽南中学校 → (JR岐阜駅) → (金華橋) → 長良川陸上競技場
- 1区の裏返し区間である。
- 金華橋前後以外は平坦である。
- 競技場に入るとトラックを1周してゴールとなる。
- たびたびこの区間で順位が変わることがあり、逆転優勝も十分にありうることから準エース級の選手がよく走る。
歴代優勝チーム
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| 回 | 年 | 優勝チーム |
|---|---|---|
| 31 | 2011年(平成23年) | 第一生命 |
優勝回数
企業対抗となった第4回以降に複数回優勝したチームは以下の通り。
- 7回…三井住友海上(うち1回は旧三井海上として)
- 5 回…ワコール(うち4回は連続優勝)
- 4 回…京セラ(うち1回は京セラAチームとして)
- 3 回…OKI(いずれも沖電気宮崎として)
- 2 回…リクルート、第一生命
2011年出場チーム一覧
地域割り
以下のように地域割りされている。
- 東日本…北海道、東北6県、関東1都6県と山梨県
- 中部…東海4県と長野県
- 北陸…北陸3県と新潟県
- 関西…近畿2府4県、四国4県
- 中国…中国5県
- 九州…九州7県と沖縄県
変更事項
東日本大震災を受け、宮城県への会場移転を記念して、各連盟への割り当て以外にも2時間半以内にゴールしたチームがこの回限りで出場対象に加えられた。
連盟ごとの出場チーム数は以下の通り。
- 東日本:12
- 関西:7
- 中部・九州:各5
- 中国:3
- 北陸:1
東日本
- 東日本大会に出場したチームが、以下の全チームだけだったため、成績に関わらず皆出場権を得た。ちなみに山梨には実業団の(公式)陸上部自体が存在しない。これは前年と同じ。[3]
- 第一生命(東京都)
- 積水化学(東京都)
- ユニバーサルエンターテインメント(東京都)
- パナソニック(神奈川県)
- スターツ(東京都)
- ホクレン(北海道)
- 三井住友海上(東京都)
- 資生堂(東京都)
- 日本ケミコン(宮城県) - 運営は子会社の「ケミコン宮城」社となっている。
- ヤマダ電機(群馬県)
- しまむら(埼玉県)
- 日立(茨城県)
中日本
かつての全国大会コースで予選実施。全チームがタイム条件をクリアして出場。[4]
-
豊田自動織機(中部・愛知県)
- この回から拠点を本社がある愛知県に移したため、中日本大会に移籍。
- デンソー(中部・三重県)
- ユタカ技研(中部・静岡県)
- 愛知電機(中部・愛知県)
- 新潟アルビレックスランニングクラブ(北陸・新潟県)
- 小島プレス(中部・愛知県)
西日本
唯一落選チームが出たブロックである。[5]
- 天満屋(中国・岡山県)
- シスメックス(関西・兵庫県)
- 十八銀行(九州・長崎県)
- 京セラ(関西・京都府)
- エディオン(中国・広島県)
- 四国電力(関西・香川県)
- 大塚製薬(関西・徳島県)
- ユニクロ(中国・山口県)
- ダイハツ(関西・大阪府)
- ワコール(関西・京都府)
- ノーリツ(関西・大阪府)
- 九電工(九州・福岡県)
- TOTO(九州・福岡県)
- キヤノンアスリートクラブ九州(九州・大分県)
- 鹿児島銀行(九州・鹿児島県)
テレビ放送
- 製作著作:TBSテレビ
- 制作協力:東北放送(TBC・2011年~)、中部日本放送(CBC)、毎日放送(MBS)、静岡放送(SBS)
- 技術協力:中国放送(RCC)、ぎふチャン(GBS・~2010年)
- 中継特別協賛 かつては西濃運輸、2009年(平成21年)までスズキ、2010年(平成22年)からは東京エレクトロン。番組題名は「(特別協賛社名)スポーツスペシャル・全日本実業団女子駅伝」(西濃運輸の場合は「カンガルー」と表記)である。特別協賛社の1社提供ではなく、他の複数スポンサーも協賛しCMを放送する。
- 開催地が宮城県に変更になったことで、大阪・MBSはアナウンサーの派遣を取りやめ、代わりに宮城・TBCのアナウンサー(2011年(平成23年)は松尾武)が実況アナウンサー陣に加わった。
放送時間
実況(2007年)
解説(2007年)
各中継所の担当
- 第1中継所(加納新本町バス停前)…SBS
- 第2中継所(岐阜県庁前)…TBS
- 第3中継所(大垣市林町)…MBS
- 第4中継所(大垣市総合体育館前)…・CBC
- 第5中継所(陽南中学校前)…SBS(第1中継所とは反対の位置になるため)
ラジオ放送
1984年(昭和59年)から2007年(平成19年)までは、当時の開催地の地元であるCBCラジオ中心にラジオ中継も行なわれていた。
ピーク時には全国7局ネット(CBCのほかTBSラジオ・MBSラジオ・RKBラジオ・熊本放送・宮崎放送・南日本放送)で放送されていた。その後ラジオ中継の提供・協賛スポンサーの撤退などの影響で、TBS・MBSとの3局ネットに縮小、そして末期にはCBC単独で放送していた。
ラジオはCBCが制作局となり、岐阜県庁内に放送センターを設置、そこから解説者・ラジオ実況アナウンサーがモニターを見ながらの放送となっていた。発着点の実況・各中継所通過時の音声はテレビと同時音声となっていた。
2008年(平成20年)大会でCBCはラジオ中継は取りやめた。ちなみに2009年(平成21年)大会の開催時、CBCラジオでは創立記念番組「CBCこども未来キャンペーン~おうちへ帰ろう~」の長時間特別番組を放送。
2011年(平成23年)大会は、4年ぶりにラジオ放送が実施され、東北放送ラジオで宮城県内向け[6]中継を行った。
2007年
エピソード
- かつては西濃運輸が冠スポンサーを務めていたが、近年ではSUZUKIが担当していて、TBS系のテレビ番組名は『SUZUKIスポーツスペシャル・全日本実業団女子駅伝○○○○(年号)』となっていた。なお、スポンサーが地元企業の西濃運輸ではなく、静岡県浜松市に本社のあるSUZUKIになったことから岐阜県での開催が無くなってしまうと言う噂が流れ、関係自治体の各地で署名運動が行われた事例がある(ちなみに開催地の岐阜県は、スズキの会長兼社長鈴木修の出身地である)。結局、2010年の大会を最後に岐阜県での開催が無くなった。
- 2007年(平成19年)の本大会当日に日本実業団陸上競技連合会長の五島哲(東急電鉄取締役)が宿泊先のホテルで急死した。スタートを前に会場入りしていないことを知った大会関係者が部屋を訪れ、倒れているのが発見された。死因は不明[7]。
脚注
- ^ a b c 松島 → 仙台5市町疾走 実業団対抗女子駅伝 宮城初開催(河北新報 2011年7月29日)
- ^ 実業団女子駅伝:11年大会から岐阜から宮城にコース変更(毎日新聞 2010年11月19日)
- ^ “第22回東日本実業団対抗女子駅伝 総合順位”. 東日本実業団陸上競技連盟. 2011年11月12日閲覧。
- ^ “2011実業団女子駅伝中日本大会 兼 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会記録表 (PDF)”. 中部・北陸実業団陸上競技連盟. 2011年11月12日閲覧。
- ^ “2011実業団女子駅伝西日本大会(結果) (PDF)”. 関西・中国・九州実業団陸上競技連盟. 2011年11月12日閲覧。
- ^ 2011年(平成23年)についてはradiko復興支援サイト経由で全国での聴取が可能だった。
- ^ 陸上競技マガジン2008年2月号192P、及び月刊陸上競技2008年2月号236P
関連項目
- 東日本実業団対抗女子駅伝 - 東日本地区の予選会を兼ねている。
- 中部・北陸実業団対抗女子駅伝競走 - 中部・北陸地区の予選会を兼ねている。
- 実業団女子駅伝西日本大会 - 関西・中国・九州地区の予選会を兼ねている。
- 仙台国際ハーフマラソン(仙台市で開催されている男女ロードレース)
外部リンク
- 第30回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会要項 (日本語) - (日本実業団陸上競技連合)
- 全日本実業団女子駅伝2011(TBSテレビ)
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