八宝斎

漫画『らんま1/2』の登場人物

八宝斎(はっぽうさい)は、高橋留美子の漫画作品およびそれを原作とするアニメ『らんま1/2』に登場する架空の人物。アニメでの声優は永井一郎青年期子安武人)、SANKYOパチンコ版では梅津秀行[要出典]

人物 編集

実戦型格闘技「無差別格闘流」の創始者で、早乙女乱馬早乙女玄馬天道早雲の師匠。流派は「元祖無差別格闘流」。118歳[1]。本来は118歳で寿命だが、原作では八宝斎自身が調合した秘薬で、アニメ版ではあかねが調合した秘薬で生き長らえた。辞世の句は「風誘う 花より団子 夏の名残を 如何にとかせん」[2]家紋は八文字紋[3]

悪行にしぶしぶ加担させられて嫌気が差した玄馬と早雲に、酔いつぶれた隙にタルに入れられて南京錠がついたで巻かれ、奥飛騨の洞窟に火のつけたダイナマイトと共に投げ込まれて閉じ込められていたが十数年後、落雷により封印の岩が壊れたため復活し、天道家に居候する。天道家に居候するようになってからは元祖無差別格闘流の後継者候補として早乙女乱馬に目をつけ、彼を弟子にしている。主従丸の一件で乱馬を破門にしているが、その後は再び師弟関係に戻っている。なお、らんまには別な意味で目をつけている。乱馬からは「じいさん」あるいは「クソじじい」と呼ばれている。

体躯は非常に小柄(若い頃も小柄だった)で、子供じみた性格。極度のスケベで、下着泥棒の常習犯[4]。下着に「スイート」と言いながら頬ずりする癖があり、コロンのブラジャーも例外ではない。初登場時はシワが多くやや不気味な雰囲気だったが、その後はコミカルなデザインである。登場してしばらくは天道家の住人と対立することが多かったが徐々に天道家の一員としてなじんでいった。アニメではハレンチな人を嫌う保母・みどり(声 - 高田由美)に恋してしまい、スケベを克服しようと奮闘したこともあったが、禁断症状を起こして倒れてしまい、結局はメッキが剥げて嫌われるオチで終わった。

基本的には意地が悪く、イタズラを働くことも多いが、一般女性には暴力を振るわない。天道家には愛着を持っていて、一度パンスト太郎により天道家から追放されたときには、涙して天道家に帰りたがった。アニメでは天道あかねが家出した(実際あかねはずっと屋根の上にいた)際に徹夜で町中を探し回ったり、恋愛に疎い乱馬や嫉妬のあまり意固地になったあかねを叱咤したりしている。また、原作以上に天道家の一員としての側面が強調されており原作よりも旅行や祭りに同行する回数が多く、乱馬と2人仲良くイタズラにいそしむなどの一面も描かれている[5]

私物を天道道場の側で売って商売に励む一面もあるが、全く売れていない。

下着泥棒の時、乱馬にお仕置きの一環でを投げられて油断した隙に女性達に取り押さえられて袋叩きにされて、天道家で夕食の時に嫌がらせで貧力虚脱灸を乱馬の背中に施したことがある。しかし、これがきっかけで乱馬は飛竜昇天破をコロンから授けられることとなり、のちに大親友の楽京斎とともに女らんまの乳拓を取ろうとした際には、飛竜昇天破で楽京斎ともども飛ばされる。

青年期に中国にいたこともあり、女傑族の総帥コロンとは同年代の知り合いで彼女に「ハッピー」と呼ばれたことがある。中国語は話せるが、読み書きはできない。

人体へ影響を与えるツボの知識や、助産に関する知識があり、薬品の調合にも長けている。様々な薬品の調合方法が書かれた本や、格闘に関する古くて貴重な文献などを数多く所持しており[6]、ときどき自分で秘伝書を書くこともあるが、悪筆すぎて自分でも読めない。

能力 編集

本作最強クラスの一人。本気を出すと乱馬、玄馬、早雲が束になっても敵わない[7]。乱馬、良牙、ムース、シャンプー、あかねがまとめてかかっても、勝負にすらならないほど[8]。その強さから、八宝斎に対する飛竜昇天破の威力は100%となる[9]。特に闘気の扱いに長けており、本気を出すと膨大な闘気を発し、闘わずして相手を戦闘不能に陥らせる。洞察力も高く、自分が受けた技の性質を即座に見抜いたり、100年前に一度喰らった飛竜昇天破を見破ってすぐに闘気を収めるなどもできる。互角の武闘家としてコロンがいる。アニメでは3度対戦し、戦績は1勝1敗1引き分けだった。乱馬にとっては「最強への厚い壁」として立ちはだかる存在[10]だが、本気で闘う事は滅多にない上、美人や色仕掛けには滅法弱く、そこを突かれて幾度となく敗れている[11]。不意打ちなどで戦闘態勢に入る前に倒される事も多かった。

玄馬、早雲、乱馬の師匠であり、乱馬とあかねの担任である二ノ宮ひな子にもかつて無差別格闘流の一部を伝授していた。師匠としての貫禄や人格を見せることはほとんどないが、早雲と玄馬を鍛えたように弟子の育成能力は高く、自身の都合によっては乱馬に適格な指導を行う[12]。アニメでは賞品の下着目的で乱馬を本気で鍛えた事があり、実力の上昇を肌で感じ取った乱馬は、珍しく八宝斎に感謝を示した[13]

元祖無差別格闘流 編集

無差別格闘流のうち、八宝斉が名乗る流派。早乙女家の無差別格闘早乙女流、天道家の無差別格闘天道流とは異なり、純粋に敵を倒すことだけを目的とした「一撃必殺」を追求した流派。超人的な技や術が目白押しで、技の性質から八宝斎にしか使えない技も多い。世界最強の武闘家が元祖無差別格闘流を継承する。現在の後継者候補は早乙女乱馬。

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闘気
八宝斎最大の武器。相手を金縛り状態に陥れる、闘気を凝縮し獅子咆哮弾のように弾として放つ、闘気を高めて巨大化するなど多彩に応用して相手を倒す。武闘家が自然に発している気迫であり、本来は攻撃技ではないが、膨大な闘気を持つ八宝斎はそれを攻撃技にまで昇華させている。また、生来のスケベ熱を闘気のように扱う事も可能で、乱馬の恥ずかしい写真を奪うためにスケベ熱で巨大化した事もある。
本当に本気を出す場合にしか使用しない。
キセルホイップ
相手を挑発し、掴みかかってきた力を利用してキセルで宙へ跳ね飛ばす。これの応用技を乱馬も使用した事がある。
八宝大華輪(はっぽうだいかりん)
元祖無差別格闘流奥義。八宝斎曰く、「揚子江の流れを一撃で逆流させた」「万里の長城を一撃で破壊した」。
花火玉を相手に投げつけ大爆発を起こす技[14][15]。火薬は八宝斎自身が調合している。威力は高いが、投げ返されたり打ち返されて自爆することもある。投げる数や大きさはさまざまで、コンテナほどもある巨大サイズのものもあるが、どこに花火玉をしまっているのかどこから出しているのかは不明。
かつて玄馬や早雲と共に修行(実際はとある村で泥棒の手伝いをさせた)していた際、大岩に乗って村人達から逃げる途中、目の前に落ちていたブラジャーを見つけ、大岩から飛び降りて堪能している隙に、大岩で踏み潰そうとした玄馬や早雲を大岩ごと吹き飛ばすも、その衝撃でブラジャーをも焼け焦がしてしまい、温泉の中央にこの技を記した秘伝書を隠し封印した。
その後、らんま・玄馬・早雲に足蹴にされた恨みから再び封印を解こうとし、八宝斎より先に秘伝書を手に入れようとする乱馬達との争奪戦の末、八宝斎の手に戻ってしまうも、その悪筆さに八宝斎自身も読むことが出来ず、やけを起こして破ってしまい、後悔する最中に玄馬や早雲に「長年の恨み」と称して散々叩きのめされたうえ、らんまに打ち上げられ、コートローラーをぶつけられたが、その衝撃で秘伝を思い出した。
八宝大華輪スペシャル
弟子入りにきた幼い兄妹へ向けた、クリスマス仕様の特別性花火。
八宝大カビン(はっぽうだいカビン)
アニメで使用。形状は通常の八宝大華輪と同じだが、青緑色をしている。
花火玉ならぬカビ玉を相手に投げつけることで、相手を大量のカビで覆い尽くした「カビ人形」にしてしまう。また、雨が降ると威力も増し、天道家を「カビ博物館」と化したうえ、八宝斎の服にもカビが纏うようになった。カビそのものとも言えるため、カビ取り剤が弱点。
梅雨の時期、湿気で火薬が湿り八宝大華輪が使えなくなったために乱馬に敗れ、暫く乱馬に濃き使われた八宝斎が乱馬に復讐するため新たな八宝大華輪を開発していた際[16]、一休みして食べようとした大福にカビが生えていたのをヒントに開発された。一度は乱馬をカビまみれにして勝利し、天道家をカビまみれにした後、下着泥棒の途中で立ち寄った猫飯店の床にカビを生やしたことに激怒したコロンと激突、カビまみれの天道家に来てしまったうえカビが苦手なコロンと交代した乱馬と再び対戦、乱馬はカビ玉を避け続けるしかなく、しかもその最中に雨が降りだしたことで更に八宝斎が有利になったかに見えたが、かすみが持ってきたカビ取り剤の入った噴霧器をらんまが装着したことで形勢が逆転、カビ玉をカビ取り剤で全て除去されてしまい、動揺したところをらんまの一撃で敗北した。
ヤドカリ拳
元祖無差別格闘流丸秘奥義。敵に向かって投げた無数の桶に潜みながら、突きや蹴りを入れまくる。自分の体格を活かした技。蛸壺でも応用可能。
アニメでは桶に隠れる際に空蝉の法を使用し姿を消す。
奥飛騨ハリケーン(おくひだハリケーン)
元祖無差別格闘流奥義。キセルを高速回転させて突風を起こす。
御彼岸御萩重ね(おひがんおはぎかさね)
元祖無差別格闘流奥義。竜巻を作り出して敵に放つ。
技名の由来は、お彼岸の日におはぎを独り占めしながら思いついたから。
空蝉の法(うつせみのほう)
元祖無差別格闘流究極奥義。心を静め気配を消し、透明になる。八宝斎曰く、使用中は空気のようになっている。
八宝斎のみ数秒で完全に透明になることができる。乱馬にもこの技を指導していた。
透明になるため攻撃は無効にされるが、自らの攻撃も無効になる。そもそも空蝉の法自体、女湯を覗く為というしょうもない理由で編み出された技。
八宝五円殺(はっぽうごえんさつ)
無差別格闘流究極奥義。闘気吸引体質の者だけが使用できる、「究極の健康法」。
作中ではこの技を伝授された二ノ宮ひな子が乱用しているが、八宝斎本人はこの技を一度も使用していない。
貧力虚脱灸(ひんりききょだつきゅう)
乱馬に制裁[17]を加えるために使用。ツボへ灸を据えることにより、対象者は体に“貧”の字が残り、赤子にすら手もなく捻られるほど筋力が低下してしまう[18]。筋力を失った乱馬はこれをきっかけに、コロンから飛竜昇天破を取得することになった。コロンに虚脱灸の破灸点に灸を据えられた乱馬は筋力が全回復した。
火炎放射(かえんほうしゃ)
酒を飲むことで炎を吐ける。多用すると酔って戦闘不能に陥る。
夢傀儡(ゆめくぐつ)
アニメで佐助に伝授したオリジナル技。寝ている相手を自在に操ることができる。

関連項目 編集

一晩ぐっすりのツボ
このツボを突かれた相手は、一晩の間、何があっても起きないほど熟睡する。作中ではあかねに添い寝(セクハラ)を行うため、八宝斎があかねのツボを突いたが、寝相の悪いあかねの「パワハラ」を受けてしまう。
女嫌香
乱馬が中国の薬局で買っていたもの(アニメではシャンプーが乱馬に「お守り」として渡した)。乱馬の作戦であかねがアップリケの下に縫いつけることとなる。女性のみにしか効かない嫌う匂いを発し、その威力は痛烈(女性だと涙が止まらなくなり、その場から逃げ出さざるを得ないほど)。結果として八宝斎は女に近寄れず、禁断症状を発して弱体化した。見かねた乱馬は取ろうとするが雨が降って女になってしまい、その影響をもろに受ける事となり、八宝斎は女体に触れて全快し形勢逆転されてしまう。なお、効果は2-3時間有効。
闘気吸引のツボ
このツボを1か月間根気よく押し続けると、押された者は闘気吸引体質となる。作中では八宝斎がひな子に対してこのツボを押し、ひな子を闘気吸引体質に変えてしまった。
闘気吸引体質解消のツボ
このツボを1か月間根気よく押し続けると、闘気吸引体質が解消される。ただし、体格の関係上自分ではひな子のツボを押すことができないため、乱馬に伝授した。
涙腺決壊のツボ
このツボを突かれた相手は、涙腺が決壊し涙が止まらなくなる。乱馬の場合、このツボが背中にある。
剛力ソバ
食べるとどんな者でも剛力無双になれる蕎麦。ただし男性ホルモンが活発になりすぎるので、女性でもヒゲが生えやすくなる副作用がある。専用の解毒剤を飲めば元の力に戻る。劇中では八宝斎はこれを2度食べようとしたが、結局2度とも食べ損ねている(1度目はあかねに食べられ、2度目はシャンプーに横取りされた)。
主従薬
中国に古来より伝わる秘薬。赤丸薬と白丸薬の一対から成る。
師匠が赤丸薬、弟子が白丸薬を飲むと、どんな無礼な弟子でも四六時中師匠につき従う。しかし、赤丸薬と白丸薬は強力な磁力で引きつけ合うため、飲んだ者は離れることができなくなる[19]
主従薬を飲んだ者同士が離れるためには、弟子が師匠に勝ち(1発殴るだけで良い)、主従関係を解消する必要がある。飲んだ日のうちに解消しないと一生離れなくなってしまう。
アニメでは、白丸薬を飲んだ弟子は徐々に順応し、赤丸薬を飲んだ師匠を心から敬い、あらゆる命令にも喜んで従うようになるという真の効用があり、実際に乱馬は八宝斎を「お師匠さま」と呼んで慕う様になり、八宝斎に命じられるまま女子更衣室を覗く手伝いをした。
若返りの妙薬
若返ることができる薬。死期が近づいた為に調合した。作るために必要な材料の一つに「男のような女のような不思議な生き物の涙」(乱馬の涙)がある。乱馬との戦いの末に廊下にぶちまけてしまったが、乱馬たちが雑巾でバケツにかき集めた。八宝斎はそれを飲むなら死を選ぶ覚悟だったが、乱馬に無理矢理飲まされて生き長らえたものの、精神が赤ん坊にまで戻ってしまった。なお、次の話では元に戻っている。
安眠香
この香を嗅いだ者は熟睡し、何をされても起きなくなる。あかねに嗅がせようとするも、乱馬により八宝斎自らが嗅がされてボコボコにされた。
春眠香
乱馬を春の間ずっと眠らせようとして八宝斎が作った香。実際は、夏が来るまで眠りながら戦える香だった。蚊取り線香を嗅がせれば目覚める(『高橋留美子展』のアニメではあかねが嗅いで夢遊状態で大暴れするが、闘気を持っていなかった天道かすみの一声であっさり目覚めた)。
本来は暗殺者に命を狙われて、普段安眠することができない人のための代物。アニメでは、誰にも狙われない状態が続くと鬱憤が募り、無差別に八つ当たりをするという設定が新たに追加された。
肉体分離香
アニメオリジナルの香。呪泉郷仲間のような変身体質を持つ人間が、変身後の姿の存在意義をわずかでも認めた時に嗅ぐと、香を嗅いだ人間の邪悪な心が変身後の姿を借りて出てくる。
八宝斎が「肉体分離の術」としてこの香を乱馬に使用、分離したらんまは乱馬を夜な夜な外に連れ出し、生気を吸い続けて窮地に追い込んだ。騒動の解決後、八宝斎は懲りずにもう一度この香を使うが、誤って玄馬に使い、パンダの悪霊を出現させてしまう。
南蛮ミラー
アニメオリジナルの鏡。鏡に涙を流すと、涙を流した者が心に思い描いた時代へタイムスリップする。
元々はコロンの家宝だが、若き頃の八宝斎がコロンに振られた腹いせに女傑族の村の宝物と共に盗み出した。最終的に落としたところを通りすがりの天道なびきに踏まれて割れ砕け、再登場したときは破損部分にセロハンテープが貼られていた。
悪魔のバテレンカルタ
アニメオリジナルのカルタ。悪魔、悪魔騎士、ケンタウロス、魔女、吸血鬼、堕天使が描かれている。
人間の怨念(または邪悪な心)に反応し、カルタで囲むようにして魔法陣を描き、その人間の姿を借りてカルタに封じられた悪魔を呼び出す。
かつて外国の古代妖術師バテレンが、この世への呪いをこめて作ったもので、九能家の家宝の1つと蔵の中に保存されていたのを、「置いておいても邪魔になる」と帯刀が他の骨董品と共に風林高校大バザーで売り出し、かすみが購入して天道家に持ち帰った後、八宝斎の邪悪な心に反応して魔法陣が発動、封じられた悪魔が八宝斎の姿を借りて復活してしまった。最終的に、乱馬となびきにマッチで燃やされた。
バテレンカルタの悪魔
カルタに封じられていた悪魔。悪魔、悪魔騎士、ケンタウロス、魔女、吸血鬼、堕天使の6体で、悪魔がリーダー格。
姿を借りた人間と同じ性格になり、不死身の肉体に加え、その人間の高い実力をも備わってしまうが、実体であるカルタが何らかの形で消滅すると、この世に留まることが出来なくなる。
八宝斎の姿を借りて復活し、町中で暴れ回れ[20]、八宝斎には劣るものの各々が高い実力で乱馬や良牙、帯刀を次々と下し、さらにかすみを無理矢理花嫁にするなどやりたい放題だったが、悪魔の実体がカルタであることに気づいた乱馬によってカルタを燃やされ、まず悪魔騎士とケンタウロスが消滅し、直ぐ様リーダー格の悪魔が乱馬からカルタを奪い襲いかかるも、火を付けたマッチを手にした乱馬の火中天津甘栗拳で魔女、吸血鬼、堕天使がカルタを燃やされて消滅、残ったリーダー格の悪魔は乱馬に水をかけて火を消し、さらに女になった乱馬から精気を吸い取ろうとした直後、かすみに尻尾を掴まれて転倒したところをなびきにカルタを燃やされて消滅し、全ての悪魔が倒された。
永井は、このとき6人全てを1人で演じ分けた。

その他 編集

  • オリジナルビデオで『らんま1/2』レギュラーキャラのインタビューが行われたが、このとき八宝斎の出演がなかった。
  • 実写ドラマ『らんま1/2』では名前のみの登場だが、永井がナレーション担当である。
  • アニメのクレジットでは若い頃の八宝斎が「ハッピー」表記だった。

脚注 編集

  1. ^ 100年前に18歳(31巻PART.2「秘宝・錦の蝶」)。
  2. ^ 28巻Part.11「乱馬の涙」、熱闘編39話「八宝斉 最期の日?」
  3. ^ 紋付き袴の他、中国時代の忍者服や手紙にも八文字紋が見られる。
  4. ^ 海では水着まで盗んでいる。
  5. ^ 熱闘編60話「九能ボー然! 恋の大予言」
  6. ^ 大半が盗品らしく、八宝斎自身はそれらの価値を理解しておらず、ぞんざいに扱っている。
  7. ^ 23巻Part.1「パンスト太郎の逆襲」
  8. ^ 熱闘編18話「これで女とおさらば?」
  9. ^ 乱馬、玄馬、右京の三人が束になっても20%程度。13巻Part.4「風雲 お灸の里」
  10. ^ らんま1/2メモリアル・ブック
  11. ^ コロンが投げたブラジャーも例外ではない。
  12. ^ 25巻Part.4「謎の八宝五円殺」
  13. ^ 熱闘編120話「乱馬、月夜に吠える」
  14. ^ その威力を目の当たりにした玄馬曰く、「まさにこの世の生き地獄」。
  15. ^ 八宝斎にとっても決め技と言うべきものであり、アニメで梅雨による湿気で火薬が湿り使えなくなった際、かなりのショックを受けた。
  16. ^ 当初は失敗作ばかりで、一度目は虫や蛙や蛇が、二度目は万国旗が、三度目は白鳩が、四度目はリボンが、五度目は生ゴミが飛び出した。
  17. ^ 制裁と言うより単に下着泥棒していた所を乱馬に阻止された逆恨みによる意地悪。
  18. ^ 身体能力は低下しない。
  19. ^ このことは説明書にもしっかり記されているが、八宝斎は「どんな無礼な弟子でも四六時中師匠につき従う」という都合の良い部分しか読んでいなかった。
  20. ^ もっとも、やっていることは下着泥棒や若い女性を追いかけ回すなど普段の八宝斎とあまり変わらなかった。例外として魔女は若い男を追いかけ回している。