切り落とし
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切り落とし(きりおとし)とは、裁断して製品を整形する際に発生する余分な部分である。
特に、食品などでは安価に販売される場合があり、1972年(昭和47年)に肉匠もりやすが西武池袋本店で販売したのをきっかけに全国へ広まったとされる[1]。
- 精肉の端を切り落としたもの。詳細は「屑肉」を参照
- 魚の粕漬けや塩漬けの端を切り落としたもの。
- 鮮魚店で魚の刺身や切り身を作る際に出た、主にマグロやブリの血合い(ブリの場合は頭や骨の付いた切り身も含めて)の部分または切れ端を集めたもの(刺身にした魚の場合は、個々の魚の切れ端の寄せ集め)。通常は切り出し(きりだし)と称されることが多い。
- 手延べうどん、手延べ素麺などを伸ばして干した際の端を切り落としたもの。詳細は「節麺」を参照
- カステラやバームクーヘンを規格の大きさ、形に切る際、端を切り落としたもの。耳ともいう。長崎県ではカステラのものが切れ端(きれはし)と称してよく売られている。詳細は「耳#派生義」を参照