初石駅

千葉県流山市西初石にある東武鉄道の駅

初石駅(はついしえき)は、千葉県流山市西初石三丁目にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)のである。駅番号TD 21

初石駅
駅舎 駅前広場(2014年8月2日
はついし
Hatsuishi
TD 20 江戸川台 (1.7 km)
(1.6 km) 流山おおたかの森 TD 22
地図
所在地 千葉県流山市西初石三丁目100番地
北緯35度53分2.7秒 東経139度55分3.3秒 / 北緯35.884083度 東経139.917583度 / 35.884083; 139.917583座標: 北緯35度53分2.7秒 東経139度55分3.3秒 / 北緯35.884083度 東経139.917583度 / 35.884083; 139.917583
駅番号 TD21
所属事業者 東武鉄道
所属路線 野田線
(東武アーバンパークライン)
キロ程 36.8 km(大宮起点)
電報略号 ハツ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
17,628人/日
-2022年-
開業年月日 1911年明治44年)5月9日
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駅正面(2016年5月1日)

歴史 編集

駅名の由来 編集

江戸時代に新しく開墾された農村地帯(新田)であったために、この辺一帯は「青田新田」「初石新田」と呼ばれていた。そこから「新田」をとって「初石」と命名された[7]

駅構造 編集

相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。駅舎は大宮方面ホーム側にあり、柏方面ホームとは跨線橋により連絡している。跨線橋にはエレベーターが併設されており、のりばのドアの色は1番線が赤、2番線が青である。かつては柏方面ホームに3番線があったが、後に撤去され、架線復旧用資材置場として使われていた。

駅出入口柏寄りにスロープが設置されている。

トイレは大宮方面ホーム側にあり、オストメイト対応器具を備えた多機能トイレを併設する。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先[8]
1   東武アーバンパークライン 上り 大宮方面
2 下り 方面

利用状況 編集

2022年度の1日平均乗降人員17,628人である[9]。2005年8月24日に、当駅 - 豊四季駅間において流山おおたかの森駅が開業し、その後流山市が運営するコミュニティバスである流山ぐりーんバスが流山おおたかの森駅に乗り入れた影響で[10]、近年は減少傾向が続いている。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[11]
1日平均
乗車人員[12]
1999年(平成11年) 11,533
2000年(平成12年) 11,448
2001年(平成13年) 22,840 11,312
2002年(平成14年) 22,413 11,103
2003年(平成15年) 22,094 10,936
2004年(平成16年) 21,766 10,776
2005年(平成17年) 20,681 10,221
2006年(平成18年) 19,816 9,641
2007年(平成19年) 19,268 9,319
2008年(平成20年) 18,924 9,188
2009年(平成21年) 18,580 9,054
2010年(平成22年) 18,425 8,999
2011年(平成23年) 17,507 8,696
2012年(平成24年) 17,507 8,693
2013年(平成25年) 17,673 8,782
2014年(平成26年) 17,440 8,668
2015年(平成27年) 18,019 8,952
2016年(平成28年) 18,527 9,229
2017年(平成29年) 18,741 9,333
2018年(平成30年) 18,653 9,302
2019年(令和元年) 18,609
2020年(令和 2年) 15,250
2021年(令和 3年) 16,438
2022年(令和 4年) 17,628

駅周辺 編集

駅北側を千葉県道47号守谷流山線、西側に常磐自動車道流山インターチェンジ)が走る。

西側 編集

 
千葉県立流山おおたかの森高等学校
 
流山郵便局
流山市西初石・若葉台方面

東側 編集

 
千葉県立流山高等学校
流山市東初石美田柏市西柏台西原方面

バス路線 編集

路線バス京成バスの路線があり、「初石駅入口」と「西初石三丁目」が最寄り停留所だが、徒歩5分程度離れた場所にある。かつては駅前に東武バスの停留所があり、柏駅西口行が僅かの本数ながら運行されていた。2021年10月1日からは東京駅への高速バスが運行していて、「西初石三丁目」を一部便が経由していたが、僅か1年後の2022年9月30日で廃止された。

乗場 系統番号 主要経由地 行先 運行会社
初石駅 企業バス 楽天フルフィルメントセンター流山 東武バス(西柏
西初石三丁目 流02 流山郵便局 流山おおたかの森駅西口 京成バス(松戸
江戸川台西四丁目 江戸川台駅西口
初石駅入口 流01 東初石三丁目 流山おおたかの森駅東口
わんぱく公園 江戸川台駅東口

隣の駅 編集

東武鉄道
  東武アーバンパークライン
急行
通過
区間急行・普通
江戸川台駅 (TD 20) - 初石駅 (TD 21) - 流山おおたかの森駅 (TD 22)

脚注 編集

  1. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1911年5月17日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 1953年昭和28年)3月5日通商産業省告示第70号に「東葛飾郡八木村100番地」の記述あり。
  3. ^ 「流山市史近世資料編I」の市域内村別小字地図による当地は元の初石新田中ノ割であり、「角川日本地名大辞典 12 千葉県」によると、初石新田は八木村大字初石新田、江戸川町大字初石新田、流山町大字初石新田を経て、流山市大字初石新田となっている。また、「ゼンリン住宅地図 流山市 1969」でも当地が流山市大字初石新田字中ノ割であることが確認されるため、千葉県東葛飾郡八木村大字初石新田中ノ割100番地と記載。
  4. ^ 「地方鉄道運輸営業継承」『官報』1923年8月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ 7月26日譲渡許可「鉄道譲渡」『官報』1923年7月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ a b 東武鉄道 野田線”. 船橋市都市計画部都市計画課 交通政策室. 2011年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月10日閲覧。
  7. ^ 初石駅|東武鉄道公式サイト 初石駅のプロフィール
  8. ^ 初石駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
  9. ^ 駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2023年6月16日閲覧。
  10. ^ 生活行動圏からみたコミュニティ政策の方向性 - 流山美田自治会調査を事例に -” (pdf). 江戸川大学. p. 5. 2013年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月17日閲覧。
  11. ^ レポート”. 関東交通広告協議会. 2023年6月16日閲覧。
  12. ^ 千葉県統計年鑑”. 千葉県. 2023年6月16日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集